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    2026年5月28日 15時32分

    <動意株・28日>(大引け)=豊和工、ナ・デックス、BTCJPNなど

     豊和工業<6203>=物色の矛先向かいストップ高。火器など防衛関連の製品を手掛ける企業だが、小泉進次郎防衛相が20日に訪問したProdrone(プロドローン、名古屋市天白区)の開発製品において、豊和工と共同開発中の投下装置を持つドローンがあることが市場参加者に徐々に認識されるようになった。小泉防衛相の視察からは時間が経過したものの、28日にはイランによるクウェートへのドローン攻撃が伝わっている。防衛力としてのドローンの需要の潜在性が引き続き意識されるなか、豊和工に対しては防衛向けドローンの需要拡大を巡る思惑をもとにした資金流入が急加速する格好となり、株高に弾みがついたようだ。6月3日には国内最大規模のドローン展示会となる「ジャパンドローン2026」が始まる予定で、ドローン関連のニュースが増加することも見込まれている。

     ナ・デックス<7435>=後場人気化しストップ高。同社はきょう、成長が続く半導体及び生成AI関連市場において、製造工程領域への取り組みをより加速させるためのプロジェクトを始動したと発表。これが材料視されているようだ。これまで自動車・FA・工作機械分野で培ってきた技術基盤を生かし、半導体デバイス及び生成AI関連デバイスの製造工程において、高精度化・微細化・生産性向上・省電力化につながる提案を推進する構え。装置提供にとどまらず、事前検証から量産立ち上げまで一貫して対応し、工程全体の最適化につなげるとしている。

     Bitcoin Japan<8105>=ストップ高人気。同社は27日の取引終了後、米スペースX<SPCX>に対し、ファンドを通じて出資することを決めたと発表。これを材料視した買いが入った。投資資金は約20億4200万円を予定。このうち投資元本は約16億8800万円。27年3月期の業績に与える影響は精査中としている。

     ニッカトー<5367>=物色人気集中でストップ高。2018年11月以来約7年半ぶりの高値圏を舞う展開に。ここ波状的な投資資金の攻勢で株価水準を大きく切り上げている。前日はひと押し入れたものの押し目買いが厚く、きょうは一気に切り返す展開で150円高はストップ高となる1149円まで噴き上げた。AIサーバー向け積層セラミックコンデンサー(MLCC)の需要急増を背景に世界トップサプライヤーの村田製作所<6981>などが株価を変貌させたが、ニッカトーは売上高の7割をセラミックスで占めており、しかもその6割以上が電子デバイス関連ということで、AIサーバー関連の穴株として投資マネーの物色ターゲットとなった。PERやPBRなど株価指標面から割高感もなく、モメンタム相場に拍車がかかっている。

     イーディーピー<7794>=一時ストップ高。同社は27日の取引終了後、2インチウエハー製作用モザイク結晶の開発に成功したと発表。更に中期経営計画も公表し、29年3月期に売上高を20億8000万円(27年3月期見通し11億円)、営業損益を1億9500万円の黒字(同2億8300万円の赤字)とする目標を掲げた。これらを材料視した買いが集まっている。EDPは2024年11月にダイヤモンドウエハーの開発に関してロードマップを公表。2インチウエハーの開発を目指してきた。モザイク結晶を完成したことに伴い、今後はイオン注入を用いた複製技術を活用し、2インチウエハーを作製するための子結晶を製作する予定。順調に進めば27年3月期の下期には量産体制を整える計画としている。なお、EDPは第三者割当による新株及び行使価額修正条項付第18回新株予約権の発行を決議したとも発表。竹内工業(名古屋市中川区)と槌屋(同中区)を割当予定先として、合計で新たに48万3000株を発行するほか、岡三証券グループ<8609>の岡三証券を割当予定先として新株予約権を発行する。新株予約権の潜在株式数は300万株。発行済み株式総数を分母とした希薄化率は最大22.51%。条件決定日は6月1~3日のいずれかの日とする。調達した資金は開発投資や、ラボグローンダイヤモンド原石増産及び宝石販売体制の確立などに充てる。

    ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

    出所:MINKABU PRESS