（NY時間09:54）（日本時間23:54）
サウンドハウンドＡＩ<SOUN>　6.13（-1.29　-17.40%）

　音声ＡＩを手掛けるサウンドハウンドＡＩ<SOUN>が大幅安。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、売上高が予想を下回ったほか、ＥＢＩＴＤＡも予想外の赤字となった。通期の売上高も予想を下回る見通しを示している。

　同社はまた、２５年度の見通しも公表し、売上高が通期で１億ドルを超え、ＥＢＩＴＤＡも黒字を達成することで成長加速を見込んでいると述べていた。

　同社株は２月に３４７％も急上昇しており、今回の決算は利益確定売りのきっかけとなっているようだ。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株損益（調整後）：-0.07ドル（予想：-0.06ドル）
・売上高：1715万ドル（予想：1775万ドル）
・EBITDA（調整後）：-368万ドル（予想：+25万ドル）

（通期見通し）
・売上高：6300～7700万ドル（予想：6970万ドル）

【企業概要】
　米国内外の企業向けに、スマートな音声AIとエンジニアリングの専門知識を組み合わせたプラットフォームを提供する。独自のSpeech-to-Meaning技術により自動音声認識(ASR)と自然言語理解(NLU)のプロセスをワンステップで行い、より速く精度の高い会話型音声アシストの構築を実現する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美