2026年4月24日 5時49分
インテル、決算受け時間外で14%高 AIインフラの大規模投資の恩恵を受け始める=米国株個別
(NY時間16:48)(日本時間05:48)時間外
インテル<INTC> 76.40(+9.62 +14.41%)
インテル<INTC>が時間外で大幅高。引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る1株利益および売上高の見通しを示している。同社が、IT企業によるAIインフラの大規模投資の恩恵を受け始めていることを示した。
今回の強気見通しは、タンCEOが進める再建計画が進展していることを示唆している。昨年の大規模投資によりバランスシートを強化した後、今回の決算はオペレーション改善の実現を裏付ける内容となった。
決算では、AI拡大を支えるデータセンター向け半導体需要の高まりにより、主力のXeonサーバープロセッサーの需要が押し上げられていることが示された。CPUは、AIソフト収益化するためのサービス化を進める企業にとって再び重要な存在となっている。
タンCEOはインタビューで、AI向けプロセッサーの需要拡大が続くとの見方を示した。需要は依然として供給を上回っており「非常に大きな需要がある。顧客の需要は増え続けており、供給が追いついていない」と語った。
同社はまた、PC業界が直面するメモリ不足という課題にも対応。サーバー向け製品の旺盛な需要により、メモリメーカーが高性能製品へ生産をシフトし、PCやスマートフォン向けの一般製品の供給が減少、価格上昇に繋がっている。
生産面では進展が見られるほか、外部投資により財務基盤も強化。資金確保のため売却していたアイルランドの工場の一部を買い戻した。この動きは投資家の信頼感を高める材料となった。さらに、マスク氏が、社内チップ製造工場構築においてインテルの技術を活用すると述べたことも、楽観的な見方を後押ししている。
一方、同社はエヌビディア<NVDA>のようなAIアクセラレーター分野では出遅れている。現在各社はAIデータセンター向けのマイクロプロセッサーに注力しており、かつてXeonが99%超のシェアを持っていた分野で競争が再び激化している。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.29ドル(予想:0.01ドル)
・売上高:135.8億ドル 7.2%増(予想:123.6億ドル)
インテル製品:127.8億ドル 8.7%増(予想:115.3億ドル)
クライアント:77.3億ドル 1.3%増(予想:71.0億ドル)
データセンター・AI:50.5億ドル 22%増(予想:44.1億ドル)
ファウンドリー:54.2億ドル 16%増(予想:48.1億ドル)
その他:6.28億ドル 33%減(予想:6.05億ドル)
内部消去:52.5億ドルの減少
・粗利益率(調整後):41%(予想:34.5%)
・営業利益(調整後):16.7億ドル(予想:3.86億ドル)
・営業利益率(調整後):12.3%(予想:3.08%)
・研究開発費:33.8億ドル 7.3%減(予想:31.8億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:138~148億ドル(予想:130.4億ドル)
・1株利益(調整後):0.20ドル(予想:0.09ドル)
・粗利益率(調整後):39%(予想:36.5%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
インテル<INTC> 76.40(+9.62 +14.41%)
インテル<INTC>が時間外で大幅高。引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る1株利益および売上高の見通しを示している。同社が、IT企業によるAIインフラの大規模投資の恩恵を受け始めていることを示した。
今回の強気見通しは、タンCEOが進める再建計画が進展していることを示唆している。昨年の大規模投資によりバランスシートを強化した後、今回の決算はオペレーション改善の実現を裏付ける内容となった。
決算では、AI拡大を支えるデータセンター向け半導体需要の高まりにより、主力のXeonサーバープロセッサーの需要が押し上げられていることが示された。CPUは、AIソフト収益化するためのサービス化を進める企業にとって再び重要な存在となっている。
タンCEOはインタビューで、AI向けプロセッサーの需要拡大が続くとの見方を示した。需要は依然として供給を上回っており「非常に大きな需要がある。顧客の需要は増え続けており、供給が追いついていない」と語った。
同社はまた、PC業界が直面するメモリ不足という課題にも対応。サーバー向け製品の旺盛な需要により、メモリメーカーが高性能製品へ生産をシフトし、PCやスマートフォン向けの一般製品の供給が減少、価格上昇に繋がっている。
生産面では進展が見られるほか、外部投資により財務基盤も強化。資金確保のため売却していたアイルランドの工場の一部を買い戻した。この動きは投資家の信頼感を高める材料となった。さらに、マスク氏が、社内チップ製造工場構築においてインテルの技術を活用すると述べたことも、楽観的な見方を後押ししている。
一方、同社はエヌビディア<NVDA>のようなAIアクセラレーター分野では出遅れている。現在各社はAIデータセンター向けのマイクロプロセッサーに注力しており、かつてXeonが99%超のシェアを持っていた分野で競争が再び激化している。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.29ドル(予想:0.01ドル)
・売上高:135.8億ドル 7.2%増(予想:123.6億ドル)
インテル製品:127.8億ドル 8.7%増(予想:115.3億ドル)
クライアント:77.3億ドル 1.3%増(予想:71.0億ドル)
データセンター・AI:50.5億ドル 22%増(予想:44.1億ドル)
ファウンドリー:54.2億ドル 16%増(予想:48.1億ドル)
その他:6.28億ドル 33%減(予想:6.05億ドル)
内部消去:52.5億ドルの減少
・粗利益率(調整後):41%(予想:34.5%)
・営業利益(調整後):16.7億ドル(予想:3.86億ドル)
・営業利益率(調整後):12.3%(予想:3.08%)
・研究開発費:33.8億ドル 7.3%減(予想:31.8億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:138~148億ドル(予想:130.4億ドル)
・1株利益(調整後):0.20ドル(予想:0.09ドル)
・粗利益率(調整後):39%(予想:36.5%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース