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    時価総額 946億4,057万ドル
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    2026年5月22日 17時49分

    来週の株式相場に向けて=日経平均7万円は射程圏か、PER17倍と一段高余地

     22日の日経平均株価は、前日比1654円高の6万3339円と大幅続伸となり、13日につけた最高値(6万3272円)を7営業日ぶりに更新した。前日のエヌビディア<NVDA>の好決算に後押しされる格好で、AI・半導体関連株を中心に再び上昇基調を強めた。日経平均株価は20日まで5日続落し、一時5万9200円台まで下落したことから調整局面入りかとみられたが、即座に切り返し相場の基調の強さをみせつけた格好だ。

     市場では、今月上旬に20倍前後だった日経平均株価の予想PERが、足もとでは17倍台に低下したことが注目されている。日経平均株価構成銘柄の予想1株当たり利益(EPS)は3470円近辺に上昇しているが、この背景として「4月から日経平均株価に採用されたキオクシアホールディングス<285A>の影響が大きいのだろう」(アナリスト)という見方が出ている。キオクシアの今期予想純利益は3兆円超ともみられており、同社の今期連結PERは7倍前後とも試算されている。

     かねてから、日経平均株価には「PER20倍の壁」が指摘されていたが、あらためて今期予想EPSをPER20倍で計算し直すと6万9400円前後となり一段高余地がある。大手証券などからは、12月末にかけ日経平均7万円を掲げる見方も増えている。キオクシアなどAI・半導体関連に左右されるものの、足もとの状況は自然体での7万円が視野に入ってきたところともいえる。

     ただ、当面の相場はイラン情勢などに左右されそうだ。米国とイランの戦闘終結がみえてくれば、原油価格下落とともに相場は一段の上昇もあり得るが、「もし戦闘再開があれば相場は荒れる展開も」(市場関係者)という。また、長期金利の上昇が注視されるなか来週は物価関連指標やイベントがあり、その内容が関心を集めている。具体的には、28日に米個人消費支出(PCE)物価指数、29日には5月東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表される。また、27日の植田和男日銀総裁による国際コンファランスでのあいさつも注目されている。

     上記以外の来週のイベントでは、海外では25日は米国がメモリアルデーで休場。28日に米1~3月期GDP改定値、米4月新築住宅販売件数が発表される。27日にセールスフォース・ドット・コム<CRM>、シノプシス<SNPS>、28日にコストコ・ホールセール<COST>、ダラー・ツリー<DLTR>、デル・テクノロジーズ<DELL>が決算を発表する。

     国内では、25日に4月全国百貨店売上高、27日に4月企業向けサービス価格指数、29日に4月失業率・有効求人倍率が発表される。25日に芝浦機械<6104>、26日にダイドーグループホールディングス<2590>、29日にトリケミカル研究所<4369>が決算発表を行う。来週の日経平均株価の予想レンジは6万1800~6万4100円前後。(岡里英幸)

    出所:MINKABU PRESS