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2025年7月14日 21時53分
ダウ先物は続落 トランプ関税の行方を見守る中、今週から決算スタート インフレ指標も＝米国株
米株価指数先物（9月限）（NY時間08:42）（日本時間21:42）
ダウ先物 44481（-118.00 -0.26％）
S＆P500 6284.25（-15.75 -0.25％）
ナスダック100先物 22901.25（-57.75 -0.25％）
きょうの米株価指数先物市場で、ダウ先物、Ｓ＆Ｐ５００、ナスダック１００とも下落しており、本日は続落して始まりそうだ。週末にトランプ大統領がさらなる国々への高関税を警告したことが重しとなっている。特にＥＵへの８月１日からの３０％は敏感に反応している模様。
ただ、投資家の間では最終的にこれらの関税率は引き下げられるとの見方もあり、様子を見ている状況。米国とＥＵは本日担当者が協議する予定だという。
今週から４－６月期決算が本格化するほか、明日の消費者物価指数（ＣＰＩ）を始め、６月のインフレ指標も発表される予定。既に発動されている関税が経済全体に与える影響について、より明確な見通しが得られると市場は見ているようだ。
決算については、「今後数週間の市場の最大の焦点は、堅調が見込まれる企業業績が、依然として燻る関税問題を上回る材料になるかどうかだ」との指摘も出ている。「これまで市場は関税のニュースにある程度耐えきている中、企業業績と経済の底堅さにより関心が向いている」という。
注視すべきもう１つの要因は、トランプ政権とＦＲＢとの対立。ハセット米国家経済会議（ＮＥＣ）委員長はインタビューで「正当な理由があれば、トランプ大統領はパウエル議長を解任できる」と発言していた。
また、トランプ政権は現在、ワシントンＤＣにあるＦＲＢ本部ビルの改修費用について調査を行っており、ＦＲＢは改修プロジェクトに対する一部の批判に反論している。パウエル議長はＦＲＢの監察官に本部改修のコスト調査を要請したとの報道も流れていた。
半導体設計ソフトウエアのシノプシス<SNPS>が時間外で上昇。同社による３５０億ドル規模のアンシス買収計画を、中国当局が承認した。中国国家市場監督管理総局は声明で、この買収を一定の条件付きで認可したと発表した。
金融向けソフトウェア開発のインタップ<INTA>が時間外で下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を４４ドルとした。同アナリストが２０２６年の売上高見通しを下方修正したことが背景。
アパレルのスタイリング・プラットフォームを手掛けるスティッチ・フィックス<SFIX>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。
サイバーセキュリティのクラウドストライク<CRWD>が時間外で下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。目標株価は従来の４９０ドルから４９５ドルに引き上げ。バリュエーションがすでに十分織り込まれており、成長期待も高まっているとしている。
（NY時間08:52）（日本時間21:52）時間外
シノプシス<SNPS> 577.00（+17.72 +3.17%）
アンシス<ANSS> 393.47（+18.95 +5.06%）
インタップ<INTA> 42.35（-1.92 -4.34%）
スティッチ・フィックス<SFIX> 4.29（+0.35 +8.88%）
クラウドストライク<CRWD> 466.50（-11.95 -2.50%）
アップル<AAPL> 209.50(-1.66 -0.79％)
マイクロソフト<MSFT> 501.53(-1.79 -0.36％)
アマゾン<AMZN> 225.17(+0.15 +0.07％)
アルファベットC<GOOG> 181.17(-0.14 -0.08％)
アルファベットA<GOOGL> 180.00(-0.19 -0.11％)
テスラ<TSLA><TSLA> 317.30(+3.79 +1.21％)
メタ<META><META> 716.50(-1.01 -0.14％)
エヌビディア<NVDA> 165.42(+0.50 +0.30％)
ＡＭＤ<AMD> 145.69(-0.73 -0.50％)
イーライリリー<LLY> 789.70(-3.31 -0.42％)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 44481（-118.00 -0.26％）
S＆P500 6284.25（-15.75 -0.25％）
ナスダック100先物 22901.25（-57.75 -0.25％）
きょうの米株価指数先物市場で、ダウ先物、Ｓ＆Ｐ５００、ナスダック１００とも下落しており、本日は続落して始まりそうだ。週末にトランプ大統領がさらなる国々への高関税を警告したことが重しとなっている。特にＥＵへの８月１日からの３０％は敏感に反応している模様。
ただ、投資家の間では最終的にこれらの関税率は引き下げられるとの見方もあり、様子を見ている状況。米国とＥＵは本日担当者が協議する予定だという。
今週から４－６月期決算が本格化するほか、明日の消費者物価指数（ＣＰＩ）を始め、６月のインフレ指標も発表される予定。既に発動されている関税が経済全体に与える影響について、より明確な見通しが得られると市場は見ているようだ。
決算については、「今後数週間の市場の最大の焦点は、堅調が見込まれる企業業績が、依然として燻る関税問題を上回る材料になるかどうかだ」との指摘も出ている。「これまで市場は関税のニュースにある程度耐えきている中、企業業績と経済の底堅さにより関心が向いている」という。
注視すべきもう１つの要因は、トランプ政権とＦＲＢとの対立。ハセット米国家経済会議（ＮＥＣ）委員長はインタビューで「正当な理由があれば、トランプ大統領はパウエル議長を解任できる」と発言していた。
また、トランプ政権は現在、ワシントンＤＣにあるＦＲＢ本部ビルの改修費用について調査を行っており、ＦＲＢは改修プロジェクトに対する一部の批判に反論している。パウエル議長はＦＲＢの監察官に本部改修のコスト調査を要請したとの報道も流れていた。
半導体設計ソフトウエアのシノプシス<SNPS>が時間外で上昇。同社による３５０億ドル規模のアンシス買収計画を、中国当局が承認した。中国国家市場監督管理総局は声明で、この買収を一定の条件付きで認可したと発表した。
金融向けソフトウェア開発のインタップ<INTA>が時間外で下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を４４ドルとした。同アナリストが２０２６年の売上高見通しを下方修正したことが背景。
アパレルのスタイリング・プラットフォームを手掛けるスティッチ・フィックス<SFIX>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。
サイバーセキュリティのクラウドストライク<CRWD>が時間外で下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。目標株価は従来の４９０ドルから４９５ドルに引き上げ。バリュエーションがすでに十分織り込まれており、成長期待も高まっているとしている。
（NY時間08:52）（日本時間21:52）時間外
シノプシス<SNPS> 577.00（+17.72 +3.17%）
アンシス<ANSS> 393.47（+18.95 +5.06%）
インタップ<INTA> 42.35（-1.92 -4.34%）
スティッチ・フィックス<SFIX> 4.29（+0.35 +8.88%）
クラウドストライク<CRWD> 466.50（-11.95 -2.50%）
アップル<AAPL> 209.50(-1.66 -0.79％)
マイクロソフト<MSFT> 501.53(-1.79 -0.36％)
アマゾン<AMZN> 225.17(+0.15 +0.07％)
アルファベットC<GOOG> 181.17(-0.14 -0.08％)
アルファベットA<GOOGL> 180.00(-0.19 -0.11％)
テスラ<TSLA><TSLA> 317.30(+3.79 +1.21％)
メタ<META><META> 716.50(-1.01 -0.14％)
エヌビディア<NVDA> 165.42(+0.50 +0.30％)
ＡＭＤ<AMD> 145.69(-0.73 -0.50％)
イーライリリー<LLY> 789.70(-3.31 -0.42％)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース