2023年11月2日 2時47分
アポロ・グローバルが決算受け上昇 手数料関連収益が過去最高を記録=米国株個別
(NY時間13:36)
アポロ・グローバル<APO> 83.46(+6.02 +7.77%)
資産運用のアポロ・グローバル<APO>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を公表し、投資家がプライベート・エクイティ(PE)案件の減速を過去のものとし、巨大なクレジット事業の勢いをはやした。
手数料関連収益が過去最高を記録し、保険部門アテネの主要な利益指標であるスプレッド関連収益も過去最高を更新した。同事業の成長と金利上昇が投資収益を押し上げ、36%増の8億7300万ドルとなった。
同社は声明で「手数料関連収益の伸びはアテネの好調な業績、10本目の旗艦PEファンドのクローズ、キャピタル・ソリューション事業の成長によってもたらされた」と述べた。
ローワンCEOは会見で「全般的に全ての事業がうまくいっている。金利が上がれば、大半の事業がうまくいく」と述べた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.71ドル(予想:1.77ドル)
・経常収益:26億ドル(予想:22.3億ドル)
・総資金流入額:330億ドル
・運用資産残高:6310億ドル(予想:6401億ドル)
・手数料を生み出す運用資産:4680億ドル(予想:4819億ドル)
・手数料関連収益:4.72億ドル(予想:4.53億ドル)
・未払込資金総額:590億ドル(予想:463.1億ドル)
【企業概要】
北米・欧州・アジアやその他の地域で、オルタナティブ資産運用事業に取り組む。年金基金、政府系ファンド、その他の機関投資家および個人投資家向けに、クレジット・プライベートエクイティ・不動産などの分野において調達・投資・運用を行う。退職貯蓄商品を提供するリタイアメントサービス事業も手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
アポロ・グローバル<APO> 83.46(+6.02 +7.77%)
資産運用のアポロ・グローバル<APO>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を公表し、投資家がプライベート・エクイティ(PE)案件の減速を過去のものとし、巨大なクレジット事業の勢いをはやした。
手数料関連収益が過去最高を記録し、保険部門アテネの主要な利益指標であるスプレッド関連収益も過去最高を更新した。同事業の成長と金利上昇が投資収益を押し上げ、36%増の8億7300万ドルとなった。
同社は声明で「手数料関連収益の伸びはアテネの好調な業績、10本目の旗艦PEファンドのクローズ、キャピタル・ソリューション事業の成長によってもたらされた」と述べた。
ローワンCEOは会見で「全般的に全ての事業がうまくいっている。金利が上がれば、大半の事業がうまくいく」と述べた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.71ドル(予想:1.77ドル)
・経常収益:26億ドル(予想:22.3億ドル)
・総資金流入額:330億ドル
・運用資産残高:6310億ドル(予想:6401億ドル)
・手数料を生み出す運用資産:4680億ドル(予想:4819億ドル)
・手数料関連収益:4.72億ドル(予想:4.53億ドル)
・未払込資金総額:590億ドル(予想:463.1億ドル)
【企業概要】
北米・欧州・アジアやその他の地域で、オルタナティブ資産運用事業に取り組む。年金基金、政府系ファンド、その他の機関投資家および個人投資家向けに、クレジット・プライベートエクイティ・不動産などの分野において調達・投資・運用を行う。退職貯蓄商品を提供するリタイアメントサービス事業も手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美