（NY時間10:41）（日本時間00:41）
スケッチャーズＵＳＡ<SKX>　59.05（-4.55　-7.15%）

　靴メーカーのスケッチャーズＵＳＡ<SKX>が下落。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益は予想を若干上回ったものの、売上高は予想を下回った。販管費の減少が奏功した。ガイダンスも公表し、第１四半期は予想を上回る見通しを示しているものの、通期については予想を下回る見通しを示したことが嫌気されている。

　アナリストは「第４四半期は一貫した売上高主導の上昇に慣れている投資家にとっては失望的であっただろう。しかし、見通しは十分達成可能であり、バリュエーションも納得できる」と述べている。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株利益（調整後）：0.56ドル（予想：0.55ドル）
・売上高：19.6億ドル（予想：20.4億ドル）
　　直販：9.98億ドル（予想：9.56億ドル））
・粗利益率（調整後）：53.1％（予想：51.5％）
・営業利益率（調整後）：6.6％（予想：6.7％）
・在庫：15.3億ドル（予想：15.9億ドル）
・EBIT：1.41億ドル（予想：1.39億ドル）

（１－３月・第１四半期見通し）
・1株利益（調整後）：1.50～1.10ドル（予想：1.23ドル）
・売上高：21.8～22.3億ドル（予想：21.9億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：3.65～3.85ドル（予想：4.10ドル）
・売上高：86～88億ドル（予想：89.3億ドル）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美