2025年2月4日 4時21分
クリフスが暫定決算を受け下落 北米の自動車業界からの需要低迷が打撃=米国株個別
(NY時間14:16)(日本時間04:16)
クリーブランド・クリフス<CLF> 9.80(-0.45 -4.35%)
鉄鋼のクリーブランド・クリフス<CLF>が下落。取引開始前に10-12月期(第4四半期)の暫定決算を公表し、EBITDAが8500万ドルの赤字になったと発表した。北米の自動車業界からの需要低迷が業績に打撃を与えたと述べている。
ゴンカルベスCEOは「パンデミックの2020年を除けば、2024年は2010年以来、国内の鉄鋼需要にとって最悪の年だった」と述べた。同CEOはまた、新年に入ってから現在までは、自動車および非自動車の両部門において受注状況の改善が見られるとも述べている。トランプ大統領の政策における製造業に有利な項目はわれわれに多大な利益をもたらすだろうとも自信を示した。
これには、最近発表されたメキシコ、カナダ、中国に対する関税、および特に鉄鋼に関してさらなる措置が講じられるという期待が含まれている。
(10-12月期・第4四半期の暫定決算)
・売上高は約43億ドル
・EBITDA(調整後):約8500万ドルの赤字
・鉄鋼出荷量:380万トン
【企業概要】
北米の自動車をはじめとする様々な産業向けに、フラットロールスチール製品と鉄鉱石ペレットを製造・提供する。採掘段階から、スタンピング・工具・チューブなどの鉄鋼製品の製造に至るまで、包括的に手がける。溶融亜鉛メッキ、電気亜鉛メッキ、ガルバニール、HRC、冷延コイルやその他多様な製品を取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
クリーブランド・クリフス<CLF> 9.80(-0.45 -4.35%)
鉄鋼のクリーブランド・クリフス<CLF>が下落。取引開始前に10-12月期(第4四半期)の暫定決算を公表し、EBITDAが8500万ドルの赤字になったと発表した。北米の自動車業界からの需要低迷が業績に打撃を与えたと述べている。
ゴンカルベスCEOは「パンデミックの2020年を除けば、2024年は2010年以来、国内の鉄鋼需要にとって最悪の年だった」と述べた。同CEOはまた、新年に入ってから現在までは、自動車および非自動車の両部門において受注状況の改善が見られるとも述べている。トランプ大統領の政策における製造業に有利な項目はわれわれに多大な利益をもたらすだろうとも自信を示した。
これには、最近発表されたメキシコ、カナダ、中国に対する関税、および特に鉄鋼に関してさらなる措置が講じられるという期待が含まれている。
(10-12月期・第4四半期の暫定決算)
・売上高は約43億ドル
・EBITDA(調整後):約8500万ドルの赤字
・鉄鋼出荷量:380万トン
【企業概要】
北米の自動車をはじめとする様々な産業向けに、フラットロールスチール製品と鉄鉱石ペレットを製造・提供する。採掘段階から、スタンピング・工具・チューブなどの鉄鋼製品の製造に至るまで、包括的に手がける。溶融亜鉛メッキ、電気亜鉛メッキ、ガルバニール、HRC、冷延コイルやその他多様な製品を取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース