（NY時間09:35）（日本時間22:35）
エクソンモービル<XOM>　103.03（+0.73　+0.71%）
シェブロン<CVX>　137.84（+1.14　+0.83%）
シュルンベルジェ<SLB>　33.33（+0.28　+0.85%）
オキシデンタル<OXY>　41.44（+0.66　+1.62%）
ハリバートン<HAL>　19.83（+0.24　+1.23%）

NY原油先物7 月限（WTI）
1バレル＝63.04（+2.25　+3.70%）

　エネルギー株が上昇。ＯＰＥＣプラスは３１日、７月も日量４１．１万バレルの原油増産を実施することで合意した。３カ月連続となる。ただ、原油相場は上昇。先週、増産枠が４１．１万バレルを超えるとの観測報道が流れていた。ただ、米大手証券からは８月も４カ月連続で増産に動くのではとの観測も示されており、原油相場の上値は依然として重そうだ。

　中には４０ドルが現実味を帯びているとの指摘も出ている。ＯＰＥＣプラスの７月増産が価格戦争を激化させ、原油市場は供給過剰と需要減退により均衡を失う可能性があると指摘。

　加えて、トランプ関税がインフレを悪化させ、需要を圧迫することも要因として挙げている。中国経済の回復が鈍化する中、これらの要因が重なり、ＷＴＩは下半期に４０ドルまで下落する可能性があるという。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース