2026年1月14日 23時50分
バンカメ、好決算も株価下落 第1四半期の費用が想定よりも悪化を示唆との指摘=米国株個別
(NY時間09:49)(日本時間23:49)
バンカメ<BAC> 52.60(-1.95 -3.57%)
バンカメ<BAC>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、経常収益が予想を上回った。市場の変動性の高まりを追い風に、純受取利息(NII)、トレーディング収益とも予想を上回っている。投資銀行部門は予想範囲内となった。
トランプ大統領が昨年に貿易相手国に対する関税を発表して以降、市場は変動性の高い展開が続いている。こうした環境は、投資家がポジションの見直しを進める中で取引が活発化し、大手銀の市場部門にとって追い風となっている。
一方、投資銀行部門は、M&Aの助言手数料が6.1%増、債券発行関連が5.9%増となった一方、株式発行関連は18%減少した。
モイニハンCEOは、消費者と企業はいずれも底堅さを維持しており、来年もさらなる経済成長を見込んでいる。通商政策がより明確な焦点になりつつあるともコメントしている。
ただ、株価は冴えない反応。アナリストからは「今回のガイダンスは、第1四半期の費用が想定よりも悪化することを示唆している」とのコメントが出ている。「予想を上回るNII見通しは好材料だが、コストに関するガイダンスがそれを相殺し、業績見通しはより慎重な水準に留まる可能性がある」と指摘。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.99ドル(予想:0.95ドル)
・経常収益:283.7億ドル(予想:277.8億ドル)
純受取利息(NII):157.5億ドル(予想:154.8億ドル)
純受取利息(FTEベース):159.2億ドル
トレーディング収入(DVA除く):45.3億ドル(予想:43.3億ドル)
FICC:25.2億ドル(予想:26.2億ドル)
株式:20.2億ドル(予想:18.9億ドル)
ウェルス・投資管理:66.2億ドル(予想:64.5億ドル)
投資銀行:16.7億ドル(予想:16.6億ドル)
アドバイザリー:5.90億ドル(予想:4.95億ドル)
債券引受:8.10億ドル(予想:8.64億ドル)
株式引受:2.97億ドル(予想:3.01億ドル)
・貸倒引当金:13.1億ドル(予想:14.8億ドル)
・貸倒損失:12.9億ドル(予想:14.4億ドル)
・貸付金残高:1.19兆ドル(予想:1.18兆ドル)
・預金残高:2.02兆ドル(予想:2.03兆ドル)
・株主資本利益率(ROE):10.5%(予想:10.2%)
・有形普通株主資本利益率(ROTCE):14%(予想:13.8%)
・総資産利益率(ROA):0.89%(予想:0.85%)
・純金利利回り:2.08%(予想:2.04%)
・バーゼルⅢ完全適用CET1比率:12.8%(予想:13%)
・標準方式CET1比率:11.4%(予想:11.5%)
(1-3月・第1四半期見通し)
純受取利息(NII)FTEベース):7%増
(26年通期見通し)
純受取利息(NII)FTEベース):5~7%増
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
バンカメ<BAC> 52.60(-1.95 -3.57%)
バンカメ<BAC>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、経常収益が予想を上回った。市場の変動性の高まりを追い風に、純受取利息(NII)、トレーディング収益とも予想を上回っている。投資銀行部門は予想範囲内となった。
トランプ大統領が昨年に貿易相手国に対する関税を発表して以降、市場は変動性の高い展開が続いている。こうした環境は、投資家がポジションの見直しを進める中で取引が活発化し、大手銀の市場部門にとって追い風となっている。
一方、投資銀行部門は、M&Aの助言手数料が6.1%増、債券発行関連が5.9%増となった一方、株式発行関連は18%減少した。
モイニハンCEOは、消費者と企業はいずれも底堅さを維持しており、来年もさらなる経済成長を見込んでいる。通商政策がより明確な焦点になりつつあるともコメントしている。
ただ、株価は冴えない反応。アナリストからは「今回のガイダンスは、第1四半期の費用が想定よりも悪化することを示唆している」とのコメントが出ている。「予想を上回るNII見通しは好材料だが、コストに関するガイダンスがそれを相殺し、業績見通しはより慎重な水準に留まる可能性がある」と指摘。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.99ドル(予想:0.95ドル)
・経常収益:283.7億ドル(予想:277.8億ドル)
純受取利息(NII):157.5億ドル(予想:154.8億ドル)
純受取利息(FTEベース):159.2億ドル
トレーディング収入(DVA除く):45.3億ドル(予想:43.3億ドル)
FICC:25.2億ドル(予想:26.2億ドル)
株式:20.2億ドル(予想:18.9億ドル)
ウェルス・投資管理:66.2億ドル(予想:64.5億ドル)
投資銀行:16.7億ドル(予想:16.6億ドル)
アドバイザリー:5.90億ドル(予想:4.95億ドル)
債券引受:8.10億ドル(予想:8.64億ドル)
株式引受:2.97億ドル(予想:3.01億ドル)
・貸倒引当金:13.1億ドル(予想:14.8億ドル)
・貸倒損失:12.9億ドル(予想:14.4億ドル)
・貸付金残高:1.19兆ドル(予想:1.18兆ドル)
・預金残高:2.02兆ドル(予想:2.03兆ドル)
・株主資本利益率(ROE):10.5%(予想:10.2%)
・有形普通株主資本利益率(ROTCE):14%(予想:13.8%)
・総資産利益率(ROA):0.89%(予想:0.85%)
・純金利利回り:2.08%(予想:2.04%)
・バーゼルⅢ完全適用CET1比率:12.8%(予想:13%)
・標準方式CET1比率:11.4%(予想:11.5%)
(1-3月・第1四半期見通し)
純受取利息(NII)FTEベース):7%増
(26年通期見通し)
純受取利息(NII)FTEベース):5~7%増
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース