（NY時間09:51）（日本時間22:51）
スコラスティック<SCHL>　32.47（+2.29　+7.59%）

　教材や児童書を手掛けるスコラスティック<SCHL>が上昇。前日引け後に６－８月期決算（第１四半期）を発表し、売上高が予想を上回ったほか、ＥＢＩＴＤＡの赤字も予想ほど膨らまなかった。また、通期のガイダンスについては前回の決算発表時に示した予想を据え置いている。

　同社は声明で「今年度のブックフェアへの参加は引き続き堅調に推移すると予想しており、フェアカウント（参加者や訪問者の数）は２０２５年度の目標である９万達成に向けて順調に推移している」と述べた。

（６－８月・第１四半期）
・1株損益（調整後）：-2.21ドル（予想：-2.48ドル）
・売上高：2.37億ドル（予想：2.33億ドル）
・EBITDA（調整後）：-6050万ドル（予想：-7340万ドル）

（通期見通し）
・売上高：4～6％増を据え置き
・EBITDA（調整後）：1.4～1.5億ドルの黒字を据え置き

【企業概要】
　米国を中心に、世界中の児童教育機関や家庭向けに、教材や児童書を提供する。学校や家庭での子どもたちの学習サポートをするための、児童書・雑誌・デジタル教材やプログラムなどを取り扱う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース