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    2023年9月14日 5時20分

    前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

    ■三井ハイテク <6966>  7,720円 (-1,500円、-16.3%) ストップ安

     東証プライムの下落率トップ。三井ハイテック <6966> [東証P]がストップ安。12日の取引終了後、24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正したことが嫌気されたようだ。最終利益の見通しはこれまでの166億円から117億円(前期比33.5%減)に引き下げた。半導体の在庫調整の長期化の影響で、電子部品事業が想定を下回る見通しとなった。今期の売上高の見通しは2050億円から1920億円(同10.0%増)に下方修正した。電動車向け駆動・発電用モーターコアの需要は引き続き堅調に推移する見込みとしている。2-7月期の売上高は前年同期比9.5%増の936億1400万円、最終利益は同30.2%減の77億700万円だった。

    ■ジャフコG <8595>  1,780円 (-123.5円、-6.5%)

     東証プライムの下落率5位。ジャフコ グループ <8595> [東証P]が3日ぶり急反落。12日の取引終了後、ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を発表した。CBの株式転換に伴う潜在的な希薄化を懸念した売りが出たようだ。今回のCBを巡っては、同日にSpica Limitedが買い付けを行うことも明らかにした。発行額は150億円で、償還期限を2028年9月28日とする5年物。調達資金は同社が運用する基幹ファンドのジャフコSV7シリーズに対する未払込出資約束金額や、26年3月期に設立予定の次期基幹ファンドに対する出資の一部に充当する予定。転換制限条項や現金決済条項を付与し、普通株式への転換可能性の抑制を図る負債性の高い設計とした。

    ■日本オラクル <4716>  9,817円 (-498円、-4.8%)

     日本オラクル <4716> [東証S]が大幅続落。米オラクル <ORCL> が11日発表した23年6-8月期決算は、売上高が前年同期比9%増の124億5300万ドル、純利益は同56%増の24億2000万ドルとなった。クラウドサービスの成長鈍化が嫌気され、11日の時間外取引で同社株は急落。12日の欧州市場では同業のドイツのソフトウェア大手SAPが売られ、更に同日の米国市場ではアマゾン・ドット・コム <AMZN> やマイクロソフト <MSFT> の下げ要因となった。オラクルの決算内容は、日本オラクルに対しては前日12日に織り込みが進んだものの、クラウド需要に対する慎重な見方が一段と強まるなかにあって、買い持ち高を圧縮する目的の売りが継続したようだ。

    ■巴工業 <6309>  3,010円 (-135円、-4.3%)

     巴工業 <6309> [東証P]が3日ぶり大幅反落。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年11月~23年7月)連結決算は、売上高358億2300万円(前年同期比9.4%増)、営業利益28億8800万円(同29.5%増)、純利益19億8600万円(同3.8%増)と大幅営業増益となり、これを受けて朝方は高く始まったものの、その後は材料出尽くし感から利益確定売りに押される展開となった。機械製造販売事業で国内官需向けの販売が全般的に伸び悩んだものの、海外向け機械、装置工事、部品修理の販売や、国内民需向け機械の販売が堅調だった。また、化学工業製品販売事業で機能材料関連の半導体製造用途向け材料が大きく伸びたほか、鉱産関連の建材・自動車用途向けを主とした材料、化成品関連の塗料・インキ用途向けを主とした材料などが伸長した。なお、23年10月期通期業績予想は、売上高484億6000万円(前期比6.3%増)、営業利益35億9000万円(同8.8%増)、純利益24億3000万円(同8.6%減)の従来見通しを据え置いている。

    ■IHI <7013>  3,088円 (-97円、-3.1%)

     IHI <7013> [東証P]が大幅安で4日続落。12日の取引終了後、米航空防衛大手のRTX <RTX> が公表した同社傘下のプラット・アンド・ホイットニー(P&W)の航空機エンジンに関する追加の検査プログラムに関し、「当年度の売上高と営業利益に影響があることが想定される」とのコメントを開示した。RTXは11日、欧州エアバスの小型航空機に搭載されるエンジン「PW1100G─JM」について、今後数年間で整備台数が600~700台増加し、2026年までの3年間で年平均350機の地上駐機が見込まれると発表していた。RTX側の発表を受けIHI株は前日12日に急落していたが、業績の下振れを警戒した売りが続いたようだ。IHIはPW1100G─JMエンジンプログラムに参画しているとしたうえで、現時点では業績への影響を正確に評価することは難しく、今後の見通しが明らかになった段階で改めて公表するとした。

    ※13日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

    株探ニュース