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    2023年7月27日 5時20分

    前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

    ■富士通ゼ <6755>  2,937.5円 (-367.5円、-11.1%)

     東証プライムの下落率トップ。富士通ゼネラル <6755> [東証P]が3日ぶり急反落。フシ目の3000円を割り込み、年初来安値を更新した。25日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高が前年同期比18.0%減の680億400万円、営業損益は6億6600万円の赤字(前年同期は16億600万円の黒字)となった。営業赤字となったことに加えて、米州とアジアでの通期の空調機売上高予想を下方修正しており、失望売りを促す要因となったようだ。第1四半期は海外向けの空調機事業において、中東や北米向けの前年同期の出荷が高a水準となった反動が出たほか、販売代理店の保有在庫が潤沢となったことなどもあって、追加発注が一時的に鈍化した。北米やアジアの販売計画を見直し、上期(4-9月)と通期の売上高予想を下方修正した。為替差益の発生などを踏まえ、上期の経常利益予想は上方修正した。通期の経常利益予想は据え置き、前期比20.5%増の210億円を計画するものの、230億円強とする市場のコンセンサスを下回る水準となっている。

    ■サイボウズ <4776>  2,046円 (-250円、-10.9%)

     東証プライムの下落率2位。サイボウズ <4776> [東証P]が3日ぶり急反落。25日の取引終了後に6月度の月次業績を発表。売上高は前年同月比14.7%増の21億1100万円と増収基調を維持した半面、営業損益は1億1400万円の赤字(前年同月は4億3100万円の赤字)となった。今年に入り5月までは営業黒字の確保を続けていたが、一転して赤字となったことを嫌気した売りが膨らんだようだ。昨年は3、6、9、12月と四半期末に営業赤字を計上していたが、今年の3月は営業黒字を計上していた。6月のクラウド関連事業の売上高は前年同月比18.6%増の18億4400万円と増収を続けた。

    ■KOA <6999>  1,704円 (-161円、-8.6%)

     東証プライムの下落率3位。KOA <6999> [東証P]が4日ぶり急反落。同社は25日取引終了後、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比67.7%減の8億6500万円となり、通期計画67億円に対する進捗率が13%弱にとどまっていることがネガティブ視されたようだ。売上高は同9.0%減の169億7200万円となった。北米のディストリビューター向けや中国の自動車・電源向けが減少したことなどが影響。利益面では固定費の増加などが重荷となった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

    ■IHI <7013>  3,468円 (-262円、-7.0%)

     東証プライムの下落率4位。IHI <7013> [東証P]が3日ぶり急反落。航空防衛大手のレイセオン・テクノロジーズ <RTX> が現地時間25日、傘下のプラット&ホイットニーの航空機エンジンを取り外して点検する必要があると発表した。エアバスのA320neoに搭載する「PW1100G-JM」エンジンが対象で、同エンジンにはIHIや川崎重工業 <7012> [東証P]などが共同開発に参加し、部品を供給していることから、ネガティブ材料視されたようだ。

    ■日エスコン <8892>  806円 (-49円、-5.7%)

     東証プライムの下落率6位。日本エスコン <8892> [東証P]が3日ぶり急反落。25日の取引終了後に発表した23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算は、売上高は前年同期比17.3%増の479億3900万円、経常利益は同23.0%増の63億1700万円だった。増収増益となったが、通期計画に対する進捗率は経常利益で44%台にとどまった。更に、直近3ヵ月間の4-6月期では大幅な減収減益となったとあって、業績の下振れを警戒した投資家の売りが出たようだ。第2四半期累計では、分譲マンションの販売は順調に進捗した。あわせて同社は、四条大宮ビル(京都市下京区)の株式取得に伴う資金調達と既存借入の借り換えを目的に、三井住友銀行から総額373億円の借り入れを行うと発表した。

    ■四国化HD <4099>  1,413円 (-56円、-3.8%)

     四国化成ホールディングス <4099> [東証P]が4日ぶり大幅反落。26日正午ごろ、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を65億円から75億円へ、純利益を49億円から68億円へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られたようだ。前期が決算期変更に伴う9ヵ月決算のため前期との比較はできないものの、電子材料分野や建材分野の市況低迷により、売上高は640億円から630億円へ下方修正した。ただ、為替相場の円安基調により想定為替レートを見直したことや、輸出に係る販売運送費の正常化などが利益を押し上げる。同時に発表した第2四半期累計(1-6月)決算は、売上高308億8000万円、営業利益37億8600万円、純利益32億1200万円だった。

    ■コメリ <8218>  2,920円 (-52円、-1.8%)

     コメリ <8218> [東証P]が4日ぶり反落。25日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高1040億7400万円(前年同期比3.3%減)、営業利益84億4000万円(同20.3%減)、純利益56億5400万円(同18.2%減)と2ケタ減益となったことが嫌気された。農薬、刈払機など農業事業者向け商品やネジ・釘・基礎資材などのプロ向け消耗品が堅調に推移したほか、ペット用品・カー用品部門のPB新商品も好調に推移した。ただ、第1四半期が最大の販売ピークである植物、園芸用品が4~5月の天候不順の影響で苦戦したことや、前年に肥料の駆け込み需要があった反動が大きく響いた。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高3860億円(前期比1.7%増)、営業利益270億円(同3.6%増)、純利益173億円(同1.2%増)の従来見通しを据え置いている。

    ■シマノ <7309>  23,305円 (-325円、-1.4%)

     シマノ <7309> [東証P]が続落。25日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想の下方修正を発表した。営業利益は830億円から700億円(前期比58.6%減)に見通しを引き下げており、嫌気された。今期の売上高予想は4600億円から4500億円(同28.4%減)に見直した。市場在庫が高水準で推移するなか、欧州市場で春先の天候不順が響き、需要回復にも遅れが生じる見込みとなった。第2四半期累計の売上高は前年同期比13.3%減の2632億5000万円、営業利益は同33.4%減の539億800万円だった。自転車部門は減収減益となった一方、釣具部門は増収増益となった。ドル高によるアジア通貨安の影響で営業外収益も発生。売上高と各利益は会社計画を上振れて着地した。

    ■トヨタ <7203>  2,322円 (-22.5円、-1.0%)

     トヨタ自動車 <7203> [東証P]が4日ぶりに反落。そのほか、日産自動車 <7201> [東証P]、ホンダ <7267> [東証P]、SUBARU <7270> [東証P]など自動車株が総じて軟調となった。足もと外国為替市場で円が買い戻されドル安・円高に振れている。1ドル=141円台を下回る水準でもみ合っており、円安一服を受けて為替感応度の高い自動車セクターには向かい風が意識されやすくなっている。また、中国の景気減速が取り沙汰されるなか、同国での自動車販売が伸び悩むことへの警戒感も根強い。そうしたなか、26日は日産自の4-6月期決算発表が予定されており、この内容を見極めたいとの思惑から買いが手控えられたようだ。

    ※26日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

    株探ニュース