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    2025年10月28日 23時06分

    UPS、決算受け上昇 再構築計画が成果を上げ始めていることを示唆=米国株個別

    (NY時間10:05)(日本時間23:05)
    UPS<UPS> 96.28(+7.06 +7.91%)

     貨物輸送のUPS<UPS>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。米国内、海外とも小包が好調だった。第4四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示している。同社は、コストを大幅に削減し、配送ネットワークを再構築する計画が成果を上げ始めていることが示された。

     同社は、今年これまでに約3万4000人の従業員を削減したことを明らかにした。対象はドライバーや荷物取扱担当者などのオペレーション部門で、これは以前示していた2万人の削減計画を大きく上回る。

     今回の決算は、関税を巡る不確実性などで、需要減速に苦しんできた同社にとって、トメCEOによる再建策が軌道に乗り始めたことを示している。同社は、アマゾン<AMZN>などのオンライン小売大手からの低付加価値のEC荷物のような低採算事業をネットワークから切り離し、自動化を進めるために施設の閉鎖統合も進めている。

     ただし、トランプ大統領の貿易政策による影響の不透明感は依然として残るとも指摘。宅配業界は今年、トランプ関税による国際取引の混乱に苦悩している。競合のフェデックス<FDX>は9月に、貿易の変動により、今年は10億ドルの逆風が生じるとの見通しを示していた。これらの政策変更は両社にとって最も収益性の高い米中間の輸送ルートに打撃を与えている。

    (7-9月・第3四半期)
    ・1株利益(調整後):1.74ドル(予想:1.32ドル)
    ・売上高:214.0億ドル(予想:208.7億ドル)
      米国小包:142.2億ドル(予想:137.1億ドル)
      国際小包:46.7億ドル(予想:44.3億ドル)
      サプライチェーン:25.2億ドル(予想:27.1億ドル)
    ・営業利益率(調整後):10.0%(予想:7.9%)
    ・米国内平均日次取扱量:1615万個

    (10-12月・第4四半期見通し)
    ・売上高:約240億ドル(予想:238.7億ドル)
    ・営業利益率(調整後):11.0~11.5%(予想:10.4%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース