ホテル、航空キャリアなど旅行関連株が全般的に堅調。先週の米独立記念日の連休の旅行者数が記録的水準となり、消費者の休暇旅行に対する需要はなお続く公算が大きいことがうかがえる。バロンズ誌が伝えた。海外旅行が注目される中、クルーズ株やホテル株が上昇する可能性があるという。

　バロンズ誌によると、アナリストが選好するホテル株はハイアット・ホテルズ<H>で、同社の利益の約３０％をカリブ海観光に注力する旅行会社アップル・レジャー社が占める。

　また、オンライン旅行のホッパーによると、米国から欧州への航空運賃が往復で平均１２００ドルと、この５年で最も高くなっているという。米消費者物価指数（ＣＰＩ）のデータでは、航空運賃は４月と５月に僅かに下落したが、これは燃料費の低下を反映している可能性があると分析している。

（NY時間10:13）
デルタ航空<DAL>　48.09（+0.21　+0.43%）
ユナイテッド航空<UAL>　55.70（+0.31　+0.56%）
アメリカン航空<AAL>　18.52（+0.17　+0.93%）

ハイアット<H>　118.59（+2.98　+2.57%）
マリオット<MAR>　189.50（+3.84　+2.07%）
ヒルトン<HLT>　150.27（+1.95　+1.31%）

ブッキング<BKNG>　2723.05（+86.14　+3.27%）
エクスペディア<EXPE>　114.26（+2.38　+2.13%）
トリップアドバイザー<TRIP>　16.80（+0.14　+0.84%）

カーニバル<CCL>　19.07（+0.03　+0.16%）
ロイヤル・カリビアン<RCL>　101.71（-0.30　-0.29%）
ノルウェージャン<NCLH>　22.09（+0.20　+0.91%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美