2025年12月8日 22時51分
ダウ先物は小動き 米利下げ期待で底堅い推移は継続=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:39)(日本時間22:39)
ダウ先物 47999(-2.00 0.00%)
S&P500 6886.00(+7.75 +0.11%)
ナスダック100先物 25793.00(+61.00 +0.24%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動き。先週の流れを引き継ぎ、IT・ハイテク株に買われているほか、他のセクターも底堅い値動きをしている。ただ、今週のFOMCを前に様子見の雰囲気も強い。
市場では追加利下げが確実視されており、市場は来年以降の見方に注目している。エコノミストからは「FRBは今週利下げを実施すると予想しているが、その後についてはデータ次第との姿勢を示すだろう」と述べている。短期金融市場では来年にかけて、今回を含めてあと3回か4回の利下げを見込んでいるが、今回のFOMCでは委員の金利見通し(ドット・プロット)も公表され、何らかのヒントが出るか注目される。
ただ、上記エコノミストは、パウエル議長が来年の利下げペース鈍化を示唆する可能性があるとも指摘している。労働市場の指標はまちまちで、最近のデータだけではFRBが積極利下げの継続を示すには説得力に欠けるという。もっとも、来年5月で議長が交代することから、その辺は未知数な部分も大きい。
IT・ハイテク株についてはオラクル<ORCL>が今週の決算を前に楽観的な見方が出ており時間外で上昇し、ブロードコム<AVGO>はマイクロソフト<MSFT>が同社とカスタムチップ設計を協議しているとの報道を受けて上昇。
本日は目立った経済指標の発表もなく、午前中にNY連銀が消費者調査を発表する予定だ。
なお、今週はルルレモン<LULU>、コストコ<COST>、ブロードコム<AVGO>、オラクル<ORCL>、アドビ<ADBE>などの決算が控えており、市場の関心が集まっている。
中古車販売のカーバナ<CVNA>が時間外で上昇。先週末引け後にS&P500の算出銘柄に採用されると発表された。12月22日の取引開始前に組み入れられる。
データインフラのコンフルエント<CFLT>が時間外で大幅高。IBM<IBM>が同社を約110億ドルで買収する方向で交渉が最終段階に入っていると伝わった。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。本日中にも合意が正式に発表される可能性があるという。
バイオ医薬品のキメラ・セラピューティクス<KYMR>が大幅高。取引開始前にアトピー性皮膚炎向け経口STAT6分解薬「KT-621」の臨床試験(第1フェーズb)結果を公表。良好な結果が得られたと発表。
(NY時間08:49)(日本時間22:49)時間外
ブロードコム<AVGO> 404.77(+14.53 +3.72%)
オラクル<ORCL> 222.00(+4.42 +2.03%)
カーバナ<CVNA> 433.00(+33.23 +8.31%)
コンフルエント<CFLT> 29.93(+6.79 +29.34%)
IBM<IBM> 306.46(-1.48 -0.48%)
キメラ<KYMR> 90.25(+23.63 +35.47%)
アップル<AAPL> 277.94(-0.84 -0.30%)
マイクロソフト<MSFT> 483.20(+0.04 +0.01%)
アマゾン<AMZN> 229.70(+0.17 +0.07%)
アルファベットC<GOOG> 321.74(-0.35 -0.11%)
アルファベットA<GOOGL> 320.89(-0.38 -0.12%)
テスラ<TSLA> 448.35(-6.65 -1.46%)
メタ<META> 670.39(-3.03 -0.45%)
エヌビディア<NVDA> 182.51(+0.10 +0.05%)
AMD<AMD> 219.12(+1.15 +0.53%)
イーライリリー<LLY> 1012.00(+1.69 +0.17%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 47999(-2.00 0.00%)
S&P500 6886.00(+7.75 +0.11%)
ナスダック100先物 25793.00(+61.00 +0.24%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動き。先週の流れを引き継ぎ、IT・ハイテク株に買われているほか、他のセクターも底堅い値動きをしている。ただ、今週のFOMCを前に様子見の雰囲気も強い。
市場では追加利下げが確実視されており、市場は来年以降の見方に注目している。エコノミストからは「FRBは今週利下げを実施すると予想しているが、その後についてはデータ次第との姿勢を示すだろう」と述べている。短期金融市場では来年にかけて、今回を含めてあと3回か4回の利下げを見込んでいるが、今回のFOMCでは委員の金利見通し(ドット・プロット)も公表され、何らかのヒントが出るか注目される。
ただ、上記エコノミストは、パウエル議長が来年の利下げペース鈍化を示唆する可能性があるとも指摘している。労働市場の指標はまちまちで、最近のデータだけではFRBが積極利下げの継続を示すには説得力に欠けるという。もっとも、来年5月で議長が交代することから、その辺は未知数な部分も大きい。
IT・ハイテク株についてはオラクル<ORCL>が今週の決算を前に楽観的な見方が出ており時間外で上昇し、ブロードコム<AVGO>はマイクロソフト<MSFT>が同社とカスタムチップ設計を協議しているとの報道を受けて上昇。
本日は目立った経済指標の発表もなく、午前中にNY連銀が消費者調査を発表する予定だ。
なお、今週はルルレモン<LULU>、コストコ<COST>、ブロードコム<AVGO>、オラクル<ORCL>、アドビ<ADBE>などの決算が控えており、市場の関心が集まっている。
中古車販売のカーバナ<CVNA>が時間外で上昇。先週末引け後にS&P500の算出銘柄に採用されると発表された。12月22日の取引開始前に組み入れられる。
データインフラのコンフルエント<CFLT>が時間外で大幅高。IBM<IBM>が同社を約110億ドルで買収する方向で交渉が最終段階に入っていると伝わった。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。本日中にも合意が正式に発表される可能性があるという。
バイオ医薬品のキメラ・セラピューティクス<KYMR>が大幅高。取引開始前にアトピー性皮膚炎向け経口STAT6分解薬「KT-621」の臨床試験(第1フェーズb)結果を公表。良好な結果が得られたと発表。
(NY時間08:49)(日本時間22:49)時間外
ブロードコム<AVGO> 404.77(+14.53 +3.72%)
オラクル<ORCL> 222.00(+4.42 +2.03%)
カーバナ<CVNA> 433.00(+33.23 +8.31%)
コンフルエント<CFLT> 29.93(+6.79 +29.34%)
IBM<IBM> 306.46(-1.48 -0.48%)
キメラ<KYMR> 90.25(+23.63 +35.47%)
アップル<AAPL> 277.94(-0.84 -0.30%)
マイクロソフト<MSFT> 483.20(+0.04 +0.01%)
アマゾン<AMZN> 229.70(+0.17 +0.07%)
アルファベットC<GOOG> 321.74(-0.35 -0.11%)
アルファベットA<GOOGL> 320.89(-0.38 -0.12%)
テスラ<TSLA> 448.35(-6.65 -1.46%)
メタ<META> 670.39(-3.03 -0.45%)
エヌビディア<NVDA> 182.51(+0.10 +0.05%)
AMD<AMD> 219.12(+1.15 +0.53%)
イーライリリー<LLY> 1012.00(+1.69 +0.17%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース