2024年5月14日 22時08分
ダウ先物は小動き 米PPIは予想上回るも反応限定的=米国株
米株価指数先物(6月限)(NY時間08:58)(日本時間21:58)
ダウ先物 39598(+39.00 +0.10%)
S&P500 5245.25(-0.25 0.00%)
ナスダック100先物 18267.00(-28.50 -0.16%)
米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動き。先ほど発表の米生産者物価指数(PPI)を受けて売りが優勢となっている。PPIは前月比0.5%の上昇と予想を上回る内容で、株式市場にとってはネガティブな内容ではある。しかし、数字ほど下げはきつくはない印象。前月分がマイナスに下方修正されており、甲乙つけ難い内容となっている。
本日は日本時間23時にパウエルFRB議長の講演が控えており、その発言を待ちたい雰囲気のほうが強い模様。また、明日は本命の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えている。パウエル議長は今月初めに次の動きが利上げになる可能性は低いと発言していた。その意向に変化はないのか市場は注目している。いずれにしろ、市場は方向性を見出すのに苦労している模様。
一部からは「ウォール街とメインストリートで経済の見方が異なるのは珍しいことではない。株式市場の動きは、必ずしも足元の状況ではなく、将来への期待に基づいて動いているからだ。ただ、景気が失速する前に利下げが行われることに賭けている投資家にとっては、潜在的なリスクがあることは浮き彫りにしている」といった声も聞かれた。
*米生産者物価指数(PPI)(4月)21:30
結果 0.5%
予想 0.4% 前回 -0.1%(0.2%から修正)(前月比)
結果 2.2%
予想 2.1% 前回 1.8%(2.1%から修正)(前年比)
結果 0.5%
予想 0.3% 前回 -0.1%(0.2%から修正)(食品・エネルギー除くコア・前月比)
結果 2.4%
予想 2.3% 前回 2.1%(2.4%から修正)(食品・エネルギー除くコア・前年比)
ゲームストップ<GME>やAMC<AMC>といったミーム株がきょうも時間外で賑わっている。両銘柄とも100%超の急騰。5月に入って突如動意づいている。両銘柄は2021年のミーム株の代表銘柄だが、米株式市場が底堅い動きを見せる中で、個人投資家の間で再び思惑を呼び込んでいる模様。
ホーム・デポ<HD>が決算受け時間外で軟調。住宅市場の低迷と高額商品の需要減の中で、売上高は6四半期連続の減収となった。ただ、アナリストからは、今回の決算は問題なく、既定路線を変えるものではないとの指摘も出ていた。
決済ソリューションを手掛ける欧州のペイセーフ<PSFE>が時間外で大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、経常収益が予想を上回った。EBITDAも予想を上回っている。ガイダンスも公表し、予想を上回る通期のEBITDA見通しを示した。
(NY時間09:08)(日本時間22:08)時間外
ホーム・デポ<HD> 338.00(-2.96 -0.87%)
ゲームストップ<GME> 67.35(+36.90 +121.18%)
AMC<AMC> 11.14(+5.95 +114.65%)
ペイセーフ<PSFE> 18.20(+2.53 +16.15%)
アップル<AAPL> 186.20(-0.08 -0.04%)
マイクロソフト<MSFT> 411.63(-2.09 -0.51%)
アマゾン<AMZN> 184.91(-1.66 -0.89%)
アルファベット<GOOG> 170.40(-0.50 -0.29%)
テスラ<TSLA> 173.40(+1.51 +0.88%)
メタ<META> 464.05(-3.96 -0.85%)
エヌビディア<NVDA> 898.00(-5.99 -0.66%)
AMD<AMD> 150.10(-0.46 -0.31%)
イーライリリー<LLY> 753.01(-4.69 -0.62%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 39598(+39.00 +0.10%)
S&P500 5245.25(-0.25 0.00%)
ナスダック100先物 18267.00(-28.50 -0.16%)
米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動き。先ほど発表の米生産者物価指数(PPI)を受けて売りが優勢となっている。PPIは前月比0.5%の上昇と予想を上回る内容で、株式市場にとってはネガティブな内容ではある。しかし、数字ほど下げはきつくはない印象。前月分がマイナスに下方修正されており、甲乙つけ難い内容となっている。
本日は日本時間23時にパウエルFRB議長の講演が控えており、その発言を待ちたい雰囲気のほうが強い模様。また、明日は本命の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えている。パウエル議長は今月初めに次の動きが利上げになる可能性は低いと発言していた。その意向に変化はないのか市場は注目している。いずれにしろ、市場は方向性を見出すのに苦労している模様。
一部からは「ウォール街とメインストリートで経済の見方が異なるのは珍しいことではない。株式市場の動きは、必ずしも足元の状況ではなく、将来への期待に基づいて動いているからだ。ただ、景気が失速する前に利下げが行われることに賭けている投資家にとっては、潜在的なリスクがあることは浮き彫りにしている」といった声も聞かれた。
*米生産者物価指数(PPI)(4月)21:30
結果 0.5%
予想 0.4% 前回 -0.1%(0.2%から修正)(前月比)
結果 2.2%
予想 2.1% 前回 1.8%(2.1%から修正)(前年比)
結果 0.5%
予想 0.3% 前回 -0.1%(0.2%から修正)(食品・エネルギー除くコア・前月比)
結果 2.4%
予想 2.3% 前回 2.1%(2.4%から修正)(食品・エネルギー除くコア・前年比)
ゲームストップ<GME>やAMC<AMC>といったミーム株がきょうも時間外で賑わっている。両銘柄とも100%超の急騰。5月に入って突如動意づいている。両銘柄は2021年のミーム株の代表銘柄だが、米株式市場が底堅い動きを見せる中で、個人投資家の間で再び思惑を呼び込んでいる模様。
ホーム・デポ<HD>が決算受け時間外で軟調。住宅市場の低迷と高額商品の需要減の中で、売上高は6四半期連続の減収となった。ただ、アナリストからは、今回の決算は問題なく、既定路線を変えるものではないとの指摘も出ていた。
決済ソリューションを手掛ける欧州のペイセーフ<PSFE>が時間外で大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、経常収益が予想を上回った。EBITDAも予想を上回っている。ガイダンスも公表し、予想を上回る通期のEBITDA見通しを示した。
(NY時間09:08)(日本時間22:08)時間外
ホーム・デポ<HD> 338.00(-2.96 -0.87%)
ゲームストップ<GME> 67.35(+36.90 +121.18%)
AMC<AMC> 11.14(+5.95 +114.65%)
ペイセーフ<PSFE> 18.20(+2.53 +16.15%)
アップル<AAPL> 186.20(-0.08 -0.04%)
マイクロソフト<MSFT> 411.63(-2.09 -0.51%)
アマゾン<AMZN> 184.91(-1.66 -0.89%)
アルファベット<GOOG> 170.40(-0.50 -0.29%)
テスラ<TSLA> 173.40(+1.51 +0.88%)
メタ<META> 464.05(-3.96 -0.85%)
エヌビディア<NVDA> 898.00(-5.99 -0.66%)
AMD<AMD> 150.10(-0.46 -0.31%)
イーライリリー<LLY> 753.01(-4.69 -0.62%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース