2025年5月19日 23時44分
ボイジャー・テクノロジーズがIPOを正式に申請=米国株個別
防衛・宇宙事業を手がけるボイジャー・テクノロジーズ社が先週末に、IPOを正式に申請した。先端防衛技術と宇宙探査への政府支出増加が追い風になるとみている。米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、同社の1-3月期の売上高は3450万ドル、純損益は2690万ドルの赤字となっている。前年同期の売上高は3020万ドル、純損益は1480万ドルの赤字だった。
2019年に設立された同社は今年1月、非公開の形で上場を申請したと発表。同月、防衛と国家安全保障に重点を置く姿勢を反映させるため、社名を「ボイジャー・スペース」から変更したことを明らかにした。
同社は30年に退役予定の国際宇宙ステーション(ISS)の後継に向け計画している民間宇宙ステーション「スターラボ」の設計で、米航空宇宙局(NASA)から2億1750万ドルの支援を獲得。エアバスと三菱商事、MDAスペース、パランティア<PLTR>など出資パートナーとの合弁を通じてスターラボを運営する計画。
届け出によると、昨年の売上高の84%近くを米政府と関連機関との契約が占めた。上場先はNY証券取引所でティッカーは「VOYG」。主幹事はモルガン・スタンレーとJPモルガンが務める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
2019年に設立された同社は今年1月、非公開の形で上場を申請したと発表。同月、防衛と国家安全保障に重点を置く姿勢を反映させるため、社名を「ボイジャー・スペース」から変更したことを明らかにした。
同社は30年に退役予定の国際宇宙ステーション(ISS)の後継に向け計画している民間宇宙ステーション「スターラボ」の設計で、米航空宇宙局(NASA)から2億1750万ドルの支援を獲得。エアバスと三菱商事、MDAスペース、パランティア<PLTR>など出資パートナーとの合弁を通じてスターラボを運営する計画。
届け出によると、昨年の売上高の84%近くを米政府と関連機関との契約が占めた。上場先はNY証券取引所でティッカーは「VOYG」。主幹事はモルガン・スタンレーとJPモルガンが務める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース