NYダウ (31日終値)
38,686.32
+574.84
1.50%
S&P500 (31日終値)
5,277.51
+42.03
0.80%
ナスダック (31日終値)
16,735.01
-2.06
-0.02%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  プログレッシブ【PGR】
  •  >  ニュース
  •  >  ダウ平均は4日続伸 米国債利回り低下でIT・ハイテク株への買いが目立つ=米国株概況
  • プログレッシブ【PGR】最新ニュース

    NYSE
    株価 15分ディレイ
    PGR
    プログレッシブ
    $211.18
    前日比
    +4.25 (+2.05%)
    NY時間
    31日 16:00
    日本時間
    01日 05:00
    $211.95
    +0.77 (+0.36%)
    31日 19:35
    01日 08:35
    PER
    32.1
    PBR
    6.10
    利回り
    0.54%
    比較される銘柄
    SONY ITIC CINF ESGR L
    時価総額 1,218億2,526万ドル

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2023年7月14日 5時32分

    ダウ平均は4日続伸 米国債利回り低下でIT・ハイテク株への買いが目立つ=米国株概況

    NY株式13日(NY時間16:20)
    ダウ平均   34395.14(+47.71 +0.14%)
    S&P500    4510.04(+37.88 +0.85%)
    ナスダック   14138.57(+219.61 +1.58%)
    CME日経平均先物 32750(大証終比:+210 +0.64%)

     きょうのNY株式市場でダウ平均は4日続伸。前日の米消費者物価指数(CPI)を受けて、市場ではFRBの利上げ期待が後退している。米国債利回りが低下し、ドルも下落する中、米株式市場にはリスク選好の雰囲気が広がっているようだ。この日は米生産者物価指数(PPI)が発表になっていたが、前日のCPI同様にインフレの緩和を示した。

     本日は特にIT・ハイテク株への買いが目立った。米国債利回りの急低下で、成長株に買いが強まっている模様。米大手銀のストラテジストは巨大IT・ハイテク銘柄を保有するよう推奨している。

     確かにS&P500の時価総額上位7社を除くIT・ハイテク企業のバリュエーションは、上位7社の株価収益率(PER)が40倍であるのに比べて、約15倍で取引されており、魅力的ではあるが、上位7社の業績予想はS&P500企業の平均を遥かに上回っているという。飽和状態で割高な市場シェアを失っているIT・ハイテク株の保有は避けたいところだが、市場シェアのリーダーである巨大IT・ハイテク株は中心に据えて保有すべきだと述べている。

     金利上昇や景気後退に対する懸念が和らいでおり、株式市場は再び資金を呼び込んでいる模様。一方、投資家は上値に完全に楽観的になってはいない印象もある。明日の米大手銀を皮切りに、来週以降4-6月期の決算発表が本格化するが、その反応が気掛かりなところもあるようだ。

     上半期の米株式市場は好調に終えたが、企業収益の環境悪化を市場は過小評価している可能性が高いとの声も聞かれる。いまのところS&P500企業の第2四半期の業績見通しはネガティブな見方が優勢で、1株利益は第1四半期に続き減益が見込まれており、これは第3四半期まで続くと予想されている。

     第2四半期はパンデミック以降で最も落ち込むとも見られているが、コンセンサス予想自体が、かなり下方修正されている面もあり、予想を上回る決算が多い可能性はありそうだ。

     きょうはIT・ハイテク株の買い戻しが優勢となる中で、特にアルファベット<GOOG>への買いが強まった。グーグルがEUとブラジルのユーザーに生成AI「バード」をリリースした。AIツールは現在、中国語、ヒンズー語、スペイン語を含む40以上の言語で応答を生成することができる。

     コインベース<COIN>やマラソン・デジタル<MARA>など仮想通貨関連株の上げが目立った。リップル・ラボ社が創設したトークン「XRP」について米証券取引委員会(SEC)が、同社は13億ドルの未登録証券募集を行ったとして訴訟になっていた件で、ニューヨークの米連邦地裁判事がきょう、機関投資家に販売される場合は有価証券に該当するが、一般投資家に販売される場合は有価証券に該当しないと判断したことが買い手掛かりとなった。

     自動車保険のプログレッシブ<PGR>が決算を受け大幅安。合算比率が100%を超えており、保険料の支払いが収入よりも多かったことが示された。

     ペプシコ<PEP>が決算を受け上昇。高インフレの中で消費者が買い控えをする中でも、飲料からチップスまで、全般的に回復力を示した。

     広告・マーケティングのザ・トレードデスク<TTD>が上昇。ナスダックが、同社株がアクティビジョン・ブリザード<ATVI>に代わってナスダック100の算出銘柄に採用されると発表した。

    コインベース<COIN> 107.00(+21.05 +24.49%)
    マラソン・デジタル<MARA> 19.30(+2.44 +14.47%)
    ライオット<RIOT> 20.29(+2.64 +14.96%)
    マイクロストラテジー<MSTR> 461.83(+48.34 +11.69%)
    ビット・デジタル<BTBT> 4.41(+0.53 +13.66%)

    ザ・トレードデスク<TTD> 87.01(+2.50 +2.96%)
    プログレッシブ<PGR> 114.78(-17.33 -13.12%)
    ペプシコ<PEP> 187.53(+4.36 +2.38%)

    アップル<AAPL> 190.54(+0.77 +0.41%)
    マイクロソフト<MSFT> 342.66(+5.46 +1.62%)
    アマゾン<AMZN> 134.30(+3.50 +2.68%)
    アルファベットC<GOOG> 124.83(+5.21 +4.36%)
    テスラ<TSLA> 277.90(+5.91 +2.17%)
    メタ・プラットフォームズ<META> 313.41(+4.07 +1.32%)
    AMD<AMD> 115.92(+1.34 +1.17%)
    エヌビディア<NVDA> 459.77(+20.75 +4.73%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美