2025年10月30日 2時29分
ストライド、決算受け急落 新学習システム導入の技術的トラブルで学生の退学増加=米国株個別
(NY時間13:28)(日本時間02:28)
ストライド<LRN> 74.55(-78.98 -51.44%)
オンライン学習のストライド<LRN>が急落。前日引け後に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は失望的な反応を見せている。ガイダンスで売上高や営業利益の見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。
これによりアナリストによる格下げが相次いでいる。同社は新学習管理システム(LMS)の導入過程で発生した技術的トラブルが原因で、学生の退学増加を招いたと説明した。
「今後のトラブルを防ぐために年度内の新規入学数の増加を抑制する方針を取ることが、短期的な成長の重荷になると」分析している。さらに、「秋の入学シーズンが同社の通期業績の主要なドライバーであるため、新たな成長要因が現れるのは来年の秋以降になる可能性が高い」とも述べた。
(7-9月・第1四半期)
・1株利益:1.40ドル(予想:1.15ドル)
・売上高:6.21億ドル(予想:6.13億ドル)
一般教育:3.63億ドル 10%増(予想:3.61億ドル)
キャリア学習:2.58億ドル 16%増(予想:2.53億ドル)
・営業利益(調整後):0.81億ドル(予想:0.75億ドル)
・EBITDA(調整後):1.08億ドル(予想:1.02億ドル)
(10-12月・第2四半期見通し)
・売上高:6.20~6.40億ドル(予想:6.49億ドル)
・営業利益(調整後):1.35~1.45億ドル(予想:1.59億ドル)
(26年度通期見通し)
・売上高:24.8~25.6億ドル(予想:26.7億ドル)
・営業利益(調整後):4.75~5.00億ドル(予想:5.54億ドル)
【企業概要】
米国の学生にオンライン学習のための教育プラットフォームを提供するテクノロジー企業。学生の誘致、登録、教育、進捗状況の追跡などを行うためのカリキュラム・システム・指導・サポートサービスに及ぶ製品とサービスを提供する。K-12分野の一般教育とキャリア学習の市場に対応する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ストライド<LRN> 74.55(-78.98 -51.44%)
オンライン学習のストライド<LRN>が急落。前日引け後に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は失望的な反応を見せている。ガイダンスで売上高や営業利益の見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。
これによりアナリストによる格下げが相次いでいる。同社は新学習管理システム(LMS)の導入過程で発生した技術的トラブルが原因で、学生の退学増加を招いたと説明した。
「今後のトラブルを防ぐために年度内の新規入学数の増加を抑制する方針を取ることが、短期的な成長の重荷になると」分析している。さらに、「秋の入学シーズンが同社の通期業績の主要なドライバーであるため、新たな成長要因が現れるのは来年の秋以降になる可能性が高い」とも述べた。
(7-9月・第1四半期)
・1株利益:1.40ドル(予想:1.15ドル)
・売上高:6.21億ドル(予想:6.13億ドル)
一般教育:3.63億ドル 10%増(予想:3.61億ドル)
キャリア学習:2.58億ドル 16%増(予想:2.53億ドル)
・営業利益(調整後):0.81億ドル(予想:0.75億ドル)
・EBITDA(調整後):1.08億ドル(予想:1.02億ドル)
(10-12月・第2四半期見通し)
・売上高:6.20~6.40億ドル(予想:6.49億ドル)
・営業利益(調整後):1.35~1.45億ドル(予想:1.59億ドル)
(26年度通期見通し)
・売上高:24.8~25.6億ドル(予想:26.7億ドル)
・営業利益(調整後):4.75~5.00億ドル(予想:5.54億ドル)
【企業概要】
米国の学生にオンライン学習のための教育プラットフォームを提供するテクノロジー企業。学生の誘致、登録、教育、進捗状況の追跡などを行うためのカリキュラム・システム・指導・サポートサービスに及ぶ製品とサービスを提供する。K-12分野の一般教育とキャリア学習の市場に対応する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース