2025年4月1日 1時32分
コアウィーブ、2日目の本日も冴えない動き=米国株個別
(NY時間12:31)(日本時間01:31)
コアウィーブ<CRWV> 36.14(-3.86 -9.65%)
先週末にナスダックに上場したコアウィーブ<CRWV>が、2日目の本日も冴えない動きをしている。先週はIPO価格40ドルに対して40ドルで終えていたが、本日は9%超の下落。
同社はエヌビディア<NVDA>が支援しているAIクラウドプロバイダーだが、今回の同社のデビューは2021年以来最大のIT銘柄のデビューでもあり、長期に渡るIPOの低迷以来初の主要デビューとして期待されていた。2022年初頭以降、ほぼ枯渇状態にあるIPO市場にとって、大きな試金石となっていたが、現在の動きからは残念な結果となっている。
トランプ大統領の勝利により、今年のIPO環境に復活を期待する声も多かったが、関税が先行き不透明感を引き起こし、これまでのIT・ハイテク株への関心も失われている。ナスダックは年初来で10%超下落。
同社は当初、IPO価格の目標を47-55ドルに設定し、約25億ドルの資金調達を見込んでいた。ただ、期待ほどの需要はなく、公開株数を当初の4900万株から3750万株に減らした。
同社は数十万台のエヌビディアのGPUへのアクセスをメタ<META>やIBM<IBM>などの大手IT企業に提供。同社の最大の顧客はマイクロソフト<MSFT>で、昨年の売上高の62%を占めている。アマゾン<AMZN>、アルファベット<GOOG>傘下のグーグル、オラクル<ORCL>なども重要な取引先となっている
今月初めに提出された目論見書からは、昨年の売上高は737%超増加し、19億2000万ドルに達っした一方、純損失を8億6300万ドルの計上していた。
【企業概要】
独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
コアウィーブ<CRWV> 36.14(-3.86 -9.65%)
先週末にナスダックに上場したコアウィーブ<CRWV>が、2日目の本日も冴えない動きをしている。先週はIPO価格40ドルに対して40ドルで終えていたが、本日は9%超の下落。
同社はエヌビディア<NVDA>が支援しているAIクラウドプロバイダーだが、今回の同社のデビューは2021年以来最大のIT銘柄のデビューでもあり、長期に渡るIPOの低迷以来初の主要デビューとして期待されていた。2022年初頭以降、ほぼ枯渇状態にあるIPO市場にとって、大きな試金石となっていたが、現在の動きからは残念な結果となっている。
トランプ大統領の勝利により、今年のIPO環境に復活を期待する声も多かったが、関税が先行き不透明感を引き起こし、これまでのIT・ハイテク株への関心も失われている。ナスダックは年初来で10%超下落。
同社は当初、IPO価格の目標を47-55ドルに設定し、約25億ドルの資金調達を見込んでいた。ただ、期待ほどの需要はなく、公開株数を当初の4900万株から3750万株に減らした。
同社は数十万台のエヌビディアのGPUへのアクセスをメタ<META>やIBM<IBM>などの大手IT企業に提供。同社の最大の顧客はマイクロソフト<MSFT>で、昨年の売上高の62%を占めている。アマゾン<AMZN>、アルファベット<GOOG>傘下のグーグル、オラクル<ORCL>なども重要な取引先となっている
今月初めに提出された目論見書からは、昨年の売上高は737%超増加し、19億2000万ドルに達っした一方、純損失を8億6300万ドルの計上していた。
【企業概要】
独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース