（NY時間10:05）（日本時間00:05）
アラマーク<ARMK>　37.01（-1.02　-2.68%）

　食品・施設管理サービスのアラマーク<ARMK>が下落。　取引開始前に７－９月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。２６年度の通期ガイダンスも公表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益は予想を下回る見通しを示している。

　同社は声明で「前例のない規模で新規ビジネスの受け入れを開始したため、第４四半期終盤にかけて、一部の案件で新規アカウント開設時期が後ろ倒しになるケースが生じた」と述べている。ただ、現在は多くの拠点が稼働を開始しており、今後数四半期での堅調な業績拡大に向け良好なポジションにあるとも語った。

（７－９月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：0.57ドル（予想：0.65ドル）
・売上高：50.5億ドル　14％増（予想：51.7億ドル）
　　FSS米国：36.1億ドル　14％増（予想：37.0億ドル）
　　FSS海外：14.4億ドル　16％増
・既存事業売上高
　　FSS米国：13.6％増（予想：13.4％増）
　　FSS海外：14.4％増（予想：16.4％増）

（２６年度通期見通し）
・売上高：195.5～199.5億ドル（予想：196.9億ドル）
・１株利益（調整後）：2.18～2.28ドル（予想：2.27ドル）
・営業利益（調整後）：12～17％増

【企業概要】
　米国内外の教育機関・企業・スポーツチーム・ヘルスケアプロバイダー・観光地・自治体等に対し、食事と施設の管理サービスを提供する。料理専門家によるフードサービス、清掃・運用・保守・施設管理サービス、コーヒーやその他飲料と軽食を扱うソリューション、応急処置キット等、様々なサービスを提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース