2026年5月21日 6時15分
修正:エヌビディア、好決算も売買交錯 予想上回るも高過ぎる期待までは届かず=米国株個別
(NY時間17:06)(日本時間06:06)時間外
エヌビディア<NVDA> 221.86(-1.61 -0.72%)
エヌビディア<NVDA>が時間外で売買交錯となっている。引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。主力のデータセンター部門も予想を上回っている。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示した。
ただ、株価は時間外で売買交錯。第2四半期の売上高見通しは予想こそ上回ったものの、市場の高過ぎる期待までは届かなかった。第2四半期の見通しの中央値は910億ドルと発表したが、一部予想は960億ドルまで達していた。投資家はこれまで、同社の決算は常に予想を大幅に上回る数字を示してきたことに慣れていた。
同社はまた、株主還元も強化。四半期配当を従来の0.01ドルから0.25ドルに増配したほか、800億ドル規模の追加の自社株買い枠も発表。
同社は現在、AI計算市場における支配力に対し、初めて本格的な挑戦を受けており、複数の半導体メーカーがAI市場でのシェア獲得を狙っている。AMD<AMD>は競合プロセッサを投入しているほか、ブロードコム<AVGO>やアルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルも独自技術で市場参入を進めている。
それでも現時点で、エヌビディアは極めて有利な立場を維持。市場では、今年の半導体業界の売上高全体の3分の1超を同社が占めると予測されている。
ファンCEOは「需要は今後も強く、前例のない成長を継続できる」との見方を維持している。主力収益源であるデータセンター投資にも減速の兆候は見られていない。ハイパースケーラーと呼ばれる大手IT顧客は、今年AI関連へ計約7250億ドルを投資する計画。
このAI投資拡大は、アクセラレーターへの需要だけではなく、CPU需要も押し上げている。結果、インテル<INTC>やAMDの業績改善に繋がっているほか、新興の半導体企業にも追い風となっている。
同社は、アクセラレーターのみならず、ネットワーク機器、ソフトウェア、AIモデル、さらには完成型コンピューターシステムまで幅広く提供。経営陣は、こうした総合力によって同社の競争優位性は揺るがないと主張している。
「受注が供給能力を上回っている」とも説明。旺盛な需要へ対応するため供給能力増強のための投資を進めている。
同社はまた、新たな報告フレームワークへの移行を発表。データセンターとエッジコンピューティングの2つの市場プラットフォームで事業を区分する。データセンターの売上高が745.5億ドル、エッジコンピューティングが64億ドルとなった。(訂正)
そのほか、第1四半期は中国向けのホッパー製品の出荷がなかったほか、ハイパースケール向けの売上高はデータセンター売上高の約50%を占めたことも明らかにしている。
(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.87ドル(予想:1.77ドル)
・売上高:816.2億ドル(予想:791.9億ドル)
旧データセンター:752.5億ドル 92%増(予想:734.8億ドル)
コンピュート:604億ドル
ネットワーキング:148億ドル
新データセンター:745.5億ドル
新エッジコンピューティング:64億ドル
・粗利益率(調整後):75%
・営業利益(調整後):537.8億ドル(予想:520.7億ドル)
・FCF:485.5億ドル
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:891.8~928.2億ドル(予想:873.6億ドル)
・粗利益率(調整後):74.5~75.5%(予想:75%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
エヌビディア<NVDA> 221.86(-1.61 -0.72%)
エヌビディア<NVDA>が時間外で売買交錯となっている。引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。主力のデータセンター部門も予想を上回っている。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示した。
ただ、株価は時間外で売買交錯。第2四半期の売上高見通しは予想こそ上回ったものの、市場の高過ぎる期待までは届かなかった。第2四半期の見通しの中央値は910億ドルと発表したが、一部予想は960億ドルまで達していた。投資家はこれまで、同社の決算は常に予想を大幅に上回る数字を示してきたことに慣れていた。
同社はまた、株主還元も強化。四半期配当を従来の0.01ドルから0.25ドルに増配したほか、800億ドル規模の追加の自社株買い枠も発表。
同社は現在、AI計算市場における支配力に対し、初めて本格的な挑戦を受けており、複数の半導体メーカーがAI市場でのシェア獲得を狙っている。AMD<AMD>は競合プロセッサを投入しているほか、ブロードコム<AVGO>やアルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルも独自技術で市場参入を進めている。
それでも現時点で、エヌビディアは極めて有利な立場を維持。市場では、今年の半導体業界の売上高全体の3分の1超を同社が占めると予測されている。
ファンCEOは「需要は今後も強く、前例のない成長を継続できる」との見方を維持している。主力収益源であるデータセンター投資にも減速の兆候は見られていない。ハイパースケーラーと呼ばれる大手IT顧客は、今年AI関連へ計約7250億ドルを投資する計画。
このAI投資拡大は、アクセラレーターへの需要だけではなく、CPU需要も押し上げている。結果、インテル<INTC>やAMDの業績改善に繋がっているほか、新興の半導体企業にも追い風となっている。
同社は、アクセラレーターのみならず、ネットワーク機器、ソフトウェア、AIモデル、さらには完成型コンピューターシステムまで幅広く提供。経営陣は、こうした総合力によって同社の競争優位性は揺るがないと主張している。
「受注が供給能力を上回っている」とも説明。旺盛な需要へ対応するため供給能力増強のための投資を進めている。
同社はまた、新たな報告フレームワークへの移行を発表。データセンターとエッジコンピューティングの2つの市場プラットフォームで事業を区分する。データセンターの売上高が745.5億ドル、エッジコンピューティングが64億ドルとなった。(訂正)
そのほか、第1四半期は中国向けのホッパー製品の出荷がなかったほか、ハイパースケール向けの売上高はデータセンター売上高の約50%を占めたことも明らかにしている。
(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.87ドル(予想:1.77ドル)
・売上高:816.2億ドル(予想:791.9億ドル)
旧データセンター:752.5億ドル 92%増(予想:734.8億ドル)
コンピュート:604億ドル
ネットワーキング:148億ドル
新データセンター:745.5億ドル
新エッジコンピューティング:64億ドル
・粗利益率(調整後):75%
・営業利益(調整後):537.8億ドル(予想:520.7億ドル)
・FCF:485.5億ドル
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:891.8~928.2億ドル(予想:873.6億ドル)
・粗利益率(調整後):74.5~75.5%(予想:75%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース