2026年2月27日 0時59分
バリー氏、エヌビディアへの弱気見通しをさらに強める 過剰な供給確保に着目
映画「ビッグ・ショート」で知られる著名投資家のバリー氏が、エヌビディア<NVDA>に対する弱気見通しをさらに強めている。最新の決算報告書にある一部項目について警鐘を鳴らしており、それは1990年代後半のITバブル最盛期に見られたパターンを想起させるという。
バリー氏は本日発行のニュースレターで、エヌビディアの購入義務が前年の161億ドルから952億ドルへ急増している点を指摘している。また、棚卸資産や購入契約を含む供給関連の総義務は約1170億ドルに達し、同社の年間営業キャッシュフローにほぼ匹敵する規模となっているという。
前日の決算説明会でクレスCFO氏は、在庫が前四半期比8%増加したと説明。通常よりもさらに先の期間を見据えて、今後数四半期を超える需要に対応するため、戦略的に在庫と生産能力を確保したと述べていた。
バリー氏は、この発言は同社が将来需要の強さを正確に把握する前に大量の供給を確保していることを示唆していると見ている。結果として、より多くの資金がより長期間在庫に拘束されることになるという。
バリー氏は「いま起きていることは一時的ではない。輸出ショックでもない。外部要因ですらない。これは事業計画の内部から生じている」と記した。「今回の新たな現実は、エヌビディアがこれまでにない水準までサプライチェーン能力を確保するという意図的な決定を反映している」とも述べた。
同氏は現在の状況を1990年代後半から2000年代初頭のITバブル期のシスコシステムズ<CSCO>と比較。2000ー2001年、シスコは急成長期待を背景に大規模な供給契約を確保。しかし、企業のIT支出が急減すると、使い切れない過剰在庫や契約上の義務を抱えることになった。最終的に数十億ドル規模の評価損を計上し、株価は急落したと述べている。
「これは通常のビジネスではない。リスクだ」とバリー氏はエヌビディアについて述べた。「2000ー2001年当時、シスコは年率50%の成長を見込んで供給能力を確保するため、サプライヤーとの購入契約を拡大した」。
もっとも、現在70%を超えるエヌビディアの利益率は、当時のシスコより高く、一定の下支えになる可能性がある点は認めている。ただし、その高い利益率は異例に強い需要と価格引き上げ能力によって押し上げられていると見ている。「需要が変化すれば、その種の利益率は急速に正常化する可能性が高い」とも記した。
株探ニュース
バリー氏は本日発行のニュースレターで、エヌビディアの購入義務が前年の161億ドルから952億ドルへ急増している点を指摘している。また、棚卸資産や購入契約を含む供給関連の総義務は約1170億ドルに達し、同社の年間営業キャッシュフローにほぼ匹敵する規模となっているという。
前日の決算説明会でクレスCFO氏は、在庫が前四半期比8%増加したと説明。通常よりもさらに先の期間を見据えて、今後数四半期を超える需要に対応するため、戦略的に在庫と生産能力を確保したと述べていた。
バリー氏は、この発言は同社が将来需要の強さを正確に把握する前に大量の供給を確保していることを示唆していると見ている。結果として、より多くの資金がより長期間在庫に拘束されることになるという。
バリー氏は「いま起きていることは一時的ではない。輸出ショックでもない。外部要因ですらない。これは事業計画の内部から生じている」と記した。「今回の新たな現実は、エヌビディアがこれまでにない水準までサプライチェーン能力を確保するという意図的な決定を反映している」とも述べた。
同氏は現在の状況を1990年代後半から2000年代初頭のITバブル期のシスコシステムズ<CSCO>と比較。2000ー2001年、シスコは急成長期待を背景に大規模な供給契約を確保。しかし、企業のIT支出が急減すると、使い切れない過剰在庫や契約上の義務を抱えることになった。最終的に数十億ドル規模の評価損を計上し、株価は急落したと述べている。
「これは通常のビジネスではない。リスクだ」とバリー氏はエヌビディアについて述べた。「2000ー2001年当時、シスコは年率50%の成長を見込んで供給能力を確保するため、サプライヤーとの購入契約を拡大した」。
もっとも、現在70%を超えるエヌビディアの利益率は、当時のシスコより高く、一定の下支えになる可能性がある点は認めている。ただし、その高い利益率は異例に強い需要と価格引き上げ能力によって押し上げられていると見ている。「需要が変化すれば、その種の利益率は急速に正常化する可能性が高い」とも記した。
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