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    NASDAQ
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    時価総額 4兆4,312億2,650万ドル
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    銘柄ニュース
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    2025年11月25日 21時52分

    米株は反発も、まだ完全に安心できる状況ではなさそう

     ここ数日で米株式市場は反発しているものの、まだ完全に安心できる状況ではなさそうだ。ブルームバーグが伝えた。

     エヌビディア<NVDA>は、AIチップでの“覇権”がこれまで考えられていたほど盤石でないとの報道を受けて時間外で下落しており、マイクロソフト<MSFT>もダブルトップのネックラインを奪回する気配がない。

     チャートを見る限りではAI関連に強気になるのは難しい。これまではAIトレードがすべての船を押し上げる上昇トレンドだったが、今後は様相が変わるかもしれないという。

     筆者は1990年代半ば、インターネット株をいくつか保有していたが、1996年末まで好調だった銘柄が97年に崩れ始め、カスケード・コミュニケーションズ社は最終的に75%も下落し、その後アセンド社に買収され、アセンド社も数年後にルーセント社に買収されたことを思い出す。

     ルーセント社は、現在のAIエコシステムで流行しているベンダー融資モデルの熱心な支持者だったが、それがITバブル崩壊の初期の引き金となり、1999年の第4四半期決算で失望を誘って株価が急落した。

     懐かしい話だが、いまはまだAIサイクルはその段階にはない。それでも、AI関連ならどんな企業でも資金を投げ込むという局面から、勝者と敗者が分かれる“ゼロサムに近い”見方へ移行しつつあるのかもしれない。

    株探ニュース