2025年11月18日 4時27分
ダウ平均、470ドル安 次第に下げ幅を広げる展開=米国株
NY株式17日(NY時間14:25)(日本時間04:25)
ダウ平均 46677.52(-469.96 -1.00%)
ナスダック 22665.19(-235.40 -1.03%)
CME日経平均先物 49900(大証終比:-370 -0.74%)
NY時間の終盤に入って米株式市場は次第に下げ幅を広げる展開が見られており、ダウ平均は470ドル下落。本日は堅調なスタートを切ったナスダックも下げが強まっている。
本日は材料が出ていたアルファベット<GOOG><GOOGL>とテスラ<TSLA>に買いが強まっているものの、その他の銘柄は引き続き上値の重い展開。アルファベットについてはバフェット氏率いるバークシャー<BRK.B>が第3四半期に同社株を保有したことが明らかとなった。
先週のリスク回避は一服しているものの、慎重な雰囲気が続いている。米政府機関は再開したものの、これまでの閉鎖に伴う経済的影響や、FRBの利下げ期待の後退、そしてAI関連株の高バリュエーションへの懸念などは続いている状況。
今週は19日の引け後にエヌビディア<NVDA>の決算が予定されており、その内容を確認したい雰囲気も強い。また、延期されていた9月分の米雇用統計が20日(木)に発表される。すでに発表になっている9月分のADP雇用統計は、雇用者数が予想外の減少となり、米労働市場の冷え込みを示していた。
弱い内容も警戒されるが、米雇用統計とADP雇用統計は必ずしも傾向が一致するわけではない。もっとも、米政府機関閉鎖前のデータでもあり、予想を上回っても、どの程度の反応を示すかは未知数。
エヌビディアについては、「まず重要なのは需要が依然強いこと、減速していないことを同社が示すことだが、それが確認されるだけでは不十分。より本質的な疑問は、計算上需要があるのはわかったが、企業がこれだけ大量にチップを購入して得られる投資収益率(ROI)はどの程度なのかだ」との指摘も出ている。「需要見通しやガイダンスが少しでもトーンダウンすれば、市場は非常に敏感に反応するだろう」とも付け加えた。
また、エヌビディアに引き続き、ウォルマート<WMT>が20日(木)の取引開始前に決算を発表するが、「消費者がどれほど財布の紐が閉まっているのか、支出が二極化しているのかを示す手掛かりになる。労働市場のデータが乏しい現状では、消費関連株がホリデーシーズンに向けた市場心理を左右する極めて重要な存在になる」との指摘も出ている。
アップル<AAPL> 267.02(-5.39 -1.98%)
マイクロソフト<MSFT> 506.82(-3.37 -0.66%)
アマゾン<AMZN> 230.95(-3.74 -1.59%)
アルファベットC<GOOG> 285.40(+8.42 +3.04%)
アルファベットA<GOOGL> 284.76(+8.35 +3.02%)
テスラ<TSLA> 407.11(+2.76 +0.68%)
エヌビディア<NVDA> 185.07(-5.10 -2.68%)
メタ<META> 600.07(-9.39 -1.54%)
AMD<AMD> 238.93(-7.88 -3.19%)
イーライリリー<LLY> 1026.57(+1.29 +0.13%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ平均 46677.52(-469.96 -1.00%)
ナスダック 22665.19(-235.40 -1.03%)
CME日経平均先物 49900(大証終比:-370 -0.74%)
NY時間の終盤に入って米株式市場は次第に下げ幅を広げる展開が見られており、ダウ平均は470ドル下落。本日は堅調なスタートを切ったナスダックも下げが強まっている。
本日は材料が出ていたアルファベット<GOOG><GOOGL>とテスラ<TSLA>に買いが強まっているものの、その他の銘柄は引き続き上値の重い展開。アルファベットについてはバフェット氏率いるバークシャー<BRK.B>が第3四半期に同社株を保有したことが明らかとなった。
先週のリスク回避は一服しているものの、慎重な雰囲気が続いている。米政府機関は再開したものの、これまでの閉鎖に伴う経済的影響や、FRBの利下げ期待の後退、そしてAI関連株の高バリュエーションへの懸念などは続いている状況。
今週は19日の引け後にエヌビディア<NVDA>の決算が予定されており、その内容を確認したい雰囲気も強い。また、延期されていた9月分の米雇用統計が20日(木)に発表される。すでに発表になっている9月分のADP雇用統計は、雇用者数が予想外の減少となり、米労働市場の冷え込みを示していた。
弱い内容も警戒されるが、米雇用統計とADP雇用統計は必ずしも傾向が一致するわけではない。もっとも、米政府機関閉鎖前のデータでもあり、予想を上回っても、どの程度の反応を示すかは未知数。
エヌビディアについては、「まず重要なのは需要が依然強いこと、減速していないことを同社が示すことだが、それが確認されるだけでは不十分。より本質的な疑問は、計算上需要があるのはわかったが、企業がこれだけ大量にチップを購入して得られる投資収益率(ROI)はどの程度なのかだ」との指摘も出ている。「需要見通しやガイダンスが少しでもトーンダウンすれば、市場は非常に敏感に反応するだろう」とも付け加えた。
また、エヌビディアに引き続き、ウォルマート<WMT>が20日(木)の取引開始前に決算を発表するが、「消費者がどれほど財布の紐が閉まっているのか、支出が二極化しているのかを示す手掛かりになる。労働市場のデータが乏しい現状では、消費関連株がホリデーシーズンに向けた市場心理を左右する極めて重要な存在になる」との指摘も出ている。
アップル<AAPL> 267.02(-5.39 -1.98%)
マイクロソフト<MSFT> 506.82(-3.37 -0.66%)
アマゾン<AMZN> 230.95(-3.74 -1.59%)
アルファベットC<GOOG> 285.40(+8.42 +3.04%)
アルファベットA<GOOGL> 284.76(+8.35 +3.02%)
テスラ<TSLA> 407.11(+2.76 +0.68%)
エヌビディア<NVDA> 185.07(-5.10 -2.68%)
メタ<META> 600.07(-9.39 -1.54%)
AMD<AMD> 238.93(-7.88 -3.19%)
イーライリリー<LLY> 1026.57(+1.29 +0.13%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース