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    2025年11月4日 8時07分

    株価指数先物【寄り前】 5万2500円処での底固め

    大阪12月限ナイトセッション
    日経225先物 52580 +110 (+0.20%)
    TOPIX先物 3329.5 -4.5 (-0.13%)
    シカゴ日経平均先物 52565 +95
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     3日の米国市場は、NYダウが下落した一方で、 S&P500ナスダックは上昇。10月のISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことが重荷になり、主力株の一角に利益確定の売りが出た。半面、前週末に好決算を発表したアマゾン・ドット・コム<AMZN>は、オープンAIにクラウドサービスを提供すると伝えられ、連日で最高値を更新した。また、米商務省が人工知能(AI)半導体をアラブ首長国連邦(UAE)に輸出することを許可したと報じられたエヌビディア<NVDA>が買われるなど、ハイテク株の強い値動きが目立った。

     S&P500業種別指数は小売、自動車・同部品、半導体・同製造装置が上昇した一方で、耐久消費財・アパレル、家庭用品・パーソナル用品、電気通信サービスの弱さが目立った。NYダウ構成銘柄では、アマゾン・ドット・コムやエヌビディアのほか、シスコシステムズ<CSCO>、ボーイング<BA>、ウォルマート<WMT>が買われた。半面、メルク<MRK>、ナイキ<NKE>、スリーエム<MMM>、シェブロン<CVX>が軟調。

     シカゴ日経平均先物(12月限)の清算値は、大阪比95円高の5万2565円だった。日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比130円高の5万2600円で始まった。5万2670円まで買われた後はロング解消の動きとなり、31日の米国市場の取引開始後には5万2090円まで下げた。売り一巡後は5万2200円~5万2500円辺りで保ち合いを継続。祝日取引では3日の米国市場の取引開始後に5万2640円まで買われた後に軟化し5万2230円まで下げたが、終盤にかけてロング優勢となり、5万2580円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まりそうだ。米国市場ではNYダウは下落したものの、ハイテク株主導の展開によりナスダック指数は上昇しているため、東京市場でも半導体やAI関連への資金流入は継続するとみられ、日経平均型優位の相場展開が続きそうである。

     ただし日経225先物は、前週1週間で3150円高と大幅に上昇した反動も意識されやすい。上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σによるレンジ内でのトレンドを継続しており、先週は+2σに沿って上昇基調が強まった。+2σは5万2890円まで切り上がってきているが、まずは5万2500円辺りでの底固めを入れておきたいところだろう。

     前週に日米欧の金融政策決定会合や日米・日中首脳会談などの重要イベントを消化したことで、投資家の関心は本格化する決算に向かいやすい。31日の取引終了後に決算を発表した東京エレクトロン <8035> [東証P]は通期予想を上方修正したが、コンセンサスの範囲内である。レーザーテック <6920> [東証P]の第1四半期(7-9月)業績は予想を上回る進捗だったが、通期計画を据え置いているため、市場の反応は限られる可能性もある。

     指数インパクトの大きい値がさハイテク株が落ち着きをみせてくると、先物市場にでは利益確定に伴うロング解消が入りやすくなる可能性がある。半導体やAI関連株を物色する流れが一気に反転する可能性は考えにくいが、積極的な上値追いのロングを手控えさせよう。

     そのため、オプション権利行使価格の5万2500円を中心とした上下の権利行使価格である、5万2000円から5万3000円辺りのレンジを想定する。もっとも、調整が強まったとしても、現在の上昇トレンドは変わらず、ショートに傾けるポジションは控えておきたい。

     3日の米VIX指数は、17.17(31日は17.44)と小幅に低下した。一時18.83に上昇する場面もみられ、25日移動平均線(17.97)を突破し、200日線(19.38)に接近する場面もみられた。ただ、その後は下げに転じて、25日線を下回って終えている。やや慎重姿勢に向かわせる可能性はあるが、リスク選好の状況は継続している。

     31日のNT倍率は、先物中心限月で15.73倍に上昇した。+2σ(15.70倍)を捉えてきており、NTロングに振れている。同バンドが抵抗となる可能性も考えられ、短期的にはNTロングの巻き戻しきが入る展開を意識させよう。

    株探ニュース