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    2025年7月31日 22時37分

    マイクロソフト、決算受け上昇 アジュールの成長が巨額投資の正当性裏付け 時価総額4兆ドル=米国株個別

    (NY時間09:35)(日本時間22:35)
    マイクロソフト<MSFT> 542.93(+29.69 +5.78%)

     マイクロソフト<MSFT>が上昇し、本日のIT・ハイテク株の上げを先導している。前日引け後に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。クラウド事業が好調で、アジュール部門の売上高も39%増と予想の34%を上回った。同社はまた、クラウド事業が25年度の1年間で750億ドル超の売上を上げたとも発表した。

     アジュールの売上を具体的に開示したのは今回が初めてで、アジュールは企業向けにコンピューティング能力などのサービスを提供しており、投資家の最注目となっている。

     同社はここ数年、チャットGPTを手がけるオープンAIの技術を含む、AIツールを自社製品に組み込んでおり、会話型チャットボットや高機能な自動化ツールによって、生産性ソフトやクラウドサービスの販売拡大を狙っている。

     ただ、投資家からはAI向けの巨額投資が正当化されるのか疑念の声も出ている。これについてアナリストは、「アジュールの成長はデータセンターの容量増強によるところが大きく、巨額の資本支出に対する投資家の懸念を和らげる可能性がある。同社がサーバーやGPUなどの短期資産に重点を置いた支出を増やすことで、AI事業へのさらなる投資を正当化する根拠を強めるとも考えられている」と評していた。

     なお同社はエヌビディア<NVDA>に続き、時価総額4兆ドルに到達している。

    (4-6月・第4四半期)
    ・1株利益:3.65ドル(予想:3.12ドル)
    ・売上高:764.4億ドル 18%増(予想:738.9億ドル)
      マイクロソフト・クラウド:467億ドル(予想:459.6億ドル)
      インテリジェント・クラウド:298.8億ドル(予想:291.0億ドル)
       アジュール・その他のクラウド:39%増(予想:34.2%増)
      生産性・ビジネスプロセス:331.1億ドル(予想:321.4億ドル)
      パーソナルコンピューティング:134.5億ドル(予想:126.7億ドル)
    ・営業利益:343.2億ドル(予想:321.4億ドル)
    ・設備投資:170.8億ドル(予想:178.9億ドル)
    ・資本支出:242億ドル(予想:231.7億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース