2024年5月22日 11時38分
話題株ピックアップ【昼刊】:ゼビオHD、クスリアオキ、TDK
■ゼビオホールディングス <8281> 1,052円 +102 円 (+10.7%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
ゼビオホールディングス<8281>は急騰。21日取引終了後、取得上限300万株(自己株式を除く発行済み株数の6.79%)、または40億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は5月22日から来年5月9日まで。これを好感した買いが集まっている。あわせて「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を開示した。2024~26年度に既存店活性化や新規出店、低効率事業の縮小や撤退、保有資産の再評価と流動化の推進などに取り組む。株主還元については機動的な自己株式取得の実行、長期安定配当の継続を掲げた。
■クスリアオキ <3549> 3,186円 +87 円 (+2.8%) 11:30現在
クスリのアオキホールディングス<3549>は反発している。21日の取引終了後、香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが、クスリアオキの株式を買い増していたことが判明し、これを手掛かり視した買いが入ったようだ。同日付で関東財務局に提出された変更報告書によると、保有比率は6.83%から9.67%に上昇した。保有目的は「ポートフォリオ投資及び重要提案行為」。報告義務発生日は14日となっている。
■TDK <6762> 7,622円 +105 円 (+1.4%) 11:30現在
TDK<6762>が3日続伸している。この日の寄り前に27年3月期に売上高2兆5000億円(24年3月期2兆1039億円)、営業利益率11%以上(2750億円以上、24年3月期8.2%)を目指す中期経営計画を策定したと発表しており、好材料視されている。受動部品、センサ、磁気応用、エナジーの各セグメントで収益性・資本効率の高い事業を強化し、営業利益率・事業ROA(ROIC)の向上を目指すとしている。
■雪印メグミルク <2270> 2,568円 +33 円 (+1.3%) 11:30現在
雪印メグミルク<2270>が3日続伸している。21日の取引終了後、買収防衛策の廃止を決議したと発表した。買収防衛策は株主価値を損なうケースもあることから、株主重視の経営判断を好意的に受け止めた投資家の買いが入ったようだ。6月26日に開催を予定する定時株主総会の終結時をもって、買収防衛策を廃止する。国内外の機関投資家など、株主の意見を踏まえて判断したという。
■積水樹脂 <4212> 2,357円 +18 円 (+0.8%) 11:30現在
積水樹脂<4212>が続伸している。21日の取引終了後、英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが積水樹脂の株式について、新たに5%を超えて保有していることが判明し、これを思惑視した買いが入ったようだ。同日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると、共同保有者をあわせた保有比率は5.05%となった。報告義務発生日は14日。保有目的の項目には「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」などと記載している。
■三櫻工業 <6584> 1,005円 +4 円 (+0.4%) 11:30現在
三櫻工業<6584>が4日続伸している。21日の取引終了後、未定としていた25年3月期の配当予想を中間・期末各14円の年28円にすると発表。前期実績の26円50銭に対して1円50銭の増配となることが好感されている。
■千代田化工建設 <6366> 295円 -53 円 (-15.2%) 11:30現在
千代田化工建設<6366>は大幅安で年初来安値を更新。この日朝方、米テキサス州のLNGプロジェクトを共同遂行している米Zachry Industrialが米連邦破産法11条を申し立て法的再建手続きに入ることになったと発表した。Zachry社はプロジェクトから今後離脱する可能性があるという。これを受け、先行き不透明感から売られている。同プロジェクトはテキサス州にあるLNG基地に、年産1560万トンのLNG液化設備の設計・調達・建設工事と試運転を行うもの。千代建の米国子会社、Zachry社、米CB&I社が2019年にジョイントベンチャーを組成し、業務を遂行してきた。プロジェクト全体の進捗率はきょう現在で約75%としている。
■アドバンテスト <6857> 5,570円 -30 円 (-0.5%) 11:30現在
アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>が軟調推移。21日の米株式市場でナスダック総合株価指数は連日で最高値を更新し、エヌビディア<NVDA>も上昇したが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は下落した。日本時間23日未明にエヌビディアの決算発表を控えていることから、日本の半導体関連株に対しては全般にポジション調整目的の売り圧力が加わっているようだ。ソシオネクスト<6526>やKOKUSAI ELECTRIC<6525>なども冴えない展開となっている。
■マツモト <7901> 1,920円 +308 円 (+19.1%) 11:30現在
マツモト<7901>が急伸している。午前9時45分ごろ、公式X(旧ツイッター)で同人誌印刷への再参入の検討を進めていると発表しており、好材料視されているようだ。同社は18年まで約10年間にわたり同人誌印刷を手掛けていたが、市況の変化などにより撤退していた。公式Xによると、デジタル印刷・ホログラム技術などを活用した24年現在の新しい形での再参入を検討しているという。
■ランシステム <3326> 483円 +66 円 (+15.8%) 一時ストップ高 11:30現在
ランシステム<3326>が続急伸し一時ストップ高の497円に買われている。同社は21日、いつでもどこでも安定的なモバイルデータ通信を実現するRun-マルチキャリアコネクト「RMC100」の販売を開始したと発表しており、好材料視されているようだ。「RMC100」は、データ通信プラットフォーム技術「Cloud SIMテクノロジー」を採用したモバイルデータ通信機器ソリューションで、クラウド上に構築されたSIMバンク(複数の通信キャリアのSIMカードを搭載したサーバー)から、利用場所に応じて最適なSIM情報を取得することで、国や地域、通信キャリアに縛られないデータ通信を実現するという。既にアクティオ(東京都中央区)のオフグリッドオフィスカーソリューションに採用されており、5月22~24日に開催される「CSPI-EXPO」アクティオブースに展示される予定としている。
■YE DIGITAL <2354> 756円 +100 円 (+15.2%) ストップ高 11:30現在
YE DIGITAL<2354>がストップ高。21日取引終了後に豊田自動織機<6201>との業務提携を発表しており、これを好感した買いが膨らんでいる。倉庫自動化システムを提供するYEデジタルとマテリアルハンドリング(マテハン)機器を提供する豊田織が強固な関係を構築し、物流業界の更なるデジタルトランスフォーメーション(DX)化を目指す。会社側では今後も新会社設立など、より一層の関係強化に向けた方策を進める可能性について豊田織と協議していくという。
■ヘッドウォータース <4011> 13,810円 +830 円 (+6.4%) 11:30現在
ヘッドウォータース<4011>が高い。21日の取引終了後、米エヌビディア<NVDA>と独シーメンスの先端技術を活用し、産業用エッジ生成AIソリューション「LLaVA Edge Vision」を開発したと発表。これが材料視されている。同ソリューションは半導体や自動車などの製造工場向けのもの。生成AIが製造ラインのカメラ画像に対してキャプションを生成し、作業員のタブレットやスマートフォンに作業指示や危険予知を通知するという。
■アイデミー <5577> 1,790円 +97 円 (+5.7%) 11:30現在
アイデミー<5577>が急反発している。21日、米エヌビディア<NVDA>のAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定されたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。アイデミーは今後、同プログラムを活用することで、生成AI関連コンテンツの制作や、生成AIを活用した新規プロダクトの開発など、生成AI領域に更に注力していくとしている。
■ERIホールディングス <6083> 2,364円 +115 円 (+5.1%) 11:30現在
ERIホールディングス<6083>が大幅高で5日ぶりに反発している。21日の取引終了後、北海道・東北を地盤とする水文・水資源の総合コンサルタント会社である福田水文センター(札幌市北区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。取得価額は22億8800万円で、6月5日に取得する。北海道における5社目の建設コンサルタント会社のM&Aになる。また、大阪を拠点とする建設コンサルタント会社である国土工営コンサルタンツ(大阪市東淀川区)と、全株式を取得し子会社化することで基本合意したとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。
■かっこ <4166> 839円 +37 円 (+4.6%) 11:30現在
かっこ<4166>が反発。21日の取引終了後、提供する不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」について、海外向けネット通販(越境EC)に対応する不正対策機能を強化したと発表した。英語表記における住所情報の表記ゆれの補正機能をリリースしたという。これが買い手掛かりとなったようだ。
●ストップ高銘柄
京極運輸商事 <9073> 902円 +150 円 (+20.0%) ストップ高 11:30現在
リベルタ <4935> 1,010円 +150 円 (+17.4%) ストップ高買い気配 11:30現在
C&Fロジ <9099> 5,590円 +700 円 (+14.3%) ストップ高 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
ゼビオホールディングス<8281>は急騰。21日取引終了後、取得上限300万株(自己株式を除く発行済み株数の6.79%)、または40億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は5月22日から来年5月9日まで。これを好感した買いが集まっている。あわせて「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を開示した。2024~26年度に既存店活性化や新規出店、低効率事業の縮小や撤退、保有資産の再評価と流動化の推進などに取り組む。株主還元については機動的な自己株式取得の実行、長期安定配当の継続を掲げた。
■クスリアオキ <3549> 3,186円 +87 円 (+2.8%) 11:30現在
クスリのアオキホールディングス<3549>は反発している。21日の取引終了後、香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが、クスリアオキの株式を買い増していたことが判明し、これを手掛かり視した買いが入ったようだ。同日付で関東財務局に提出された変更報告書によると、保有比率は6.83%から9.67%に上昇した。保有目的は「ポートフォリオ投資及び重要提案行為」。報告義務発生日は14日となっている。
■TDK <6762> 7,622円 +105 円 (+1.4%) 11:30現在
TDK<6762>が3日続伸している。この日の寄り前に27年3月期に売上高2兆5000億円(24年3月期2兆1039億円)、営業利益率11%以上(2750億円以上、24年3月期8.2%)を目指す中期経営計画を策定したと発表しており、好材料視されている。受動部品、センサ、磁気応用、エナジーの各セグメントで収益性・資本効率の高い事業を強化し、営業利益率・事業ROA(ROIC)の向上を目指すとしている。
■雪印メグミルク <2270> 2,568円 +33 円 (+1.3%) 11:30現在
雪印メグミルク<2270>が3日続伸している。21日の取引終了後、買収防衛策の廃止を決議したと発表した。買収防衛策は株主価値を損なうケースもあることから、株主重視の経営判断を好意的に受け止めた投資家の買いが入ったようだ。6月26日に開催を予定する定時株主総会の終結時をもって、買収防衛策を廃止する。国内外の機関投資家など、株主の意見を踏まえて判断したという。
■積水樹脂 <4212> 2,357円 +18 円 (+0.8%) 11:30現在
積水樹脂<4212>が続伸している。21日の取引終了後、英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが積水樹脂の株式について、新たに5%を超えて保有していることが判明し、これを思惑視した買いが入ったようだ。同日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると、共同保有者をあわせた保有比率は5.05%となった。報告義務発生日は14日。保有目的の項目には「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」などと記載している。
■三櫻工業 <6584> 1,005円 +4 円 (+0.4%) 11:30現在
三櫻工業<6584>が4日続伸している。21日の取引終了後、未定としていた25年3月期の配当予想を中間・期末各14円の年28円にすると発表。前期実績の26円50銭に対して1円50銭の増配となることが好感されている。
■千代田化工建設 <6366> 295円 -53 円 (-15.2%) 11:30現在
千代田化工建設<6366>は大幅安で年初来安値を更新。この日朝方、米テキサス州のLNGプロジェクトを共同遂行している米Zachry Industrialが米連邦破産法11条を申し立て法的再建手続きに入ることになったと発表した。Zachry社はプロジェクトから今後離脱する可能性があるという。これを受け、先行き不透明感から売られている。同プロジェクトはテキサス州にあるLNG基地に、年産1560万トンのLNG液化設備の設計・調達・建設工事と試運転を行うもの。千代建の米国子会社、Zachry社、米CB&I社が2019年にジョイントベンチャーを組成し、業務を遂行してきた。プロジェクト全体の進捗率はきょう現在で約75%としている。
■アドバンテスト <6857> 5,570円 -30 円 (-0.5%) 11:30現在
アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>が軟調推移。21日の米株式市場でナスダック総合株価指数は連日で最高値を更新し、エヌビディア<NVDA>も上昇したが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は下落した。日本時間23日未明にエヌビディアの決算発表を控えていることから、日本の半導体関連株に対しては全般にポジション調整目的の売り圧力が加わっているようだ。ソシオネクスト<6526>やKOKUSAI ELECTRIC<6525>なども冴えない展開となっている。
■マツモト <7901> 1,920円 +308 円 (+19.1%) 11:30現在
マツモト<7901>が急伸している。午前9時45分ごろ、公式X(旧ツイッター)で同人誌印刷への再参入の検討を進めていると発表しており、好材料視されているようだ。同社は18年まで約10年間にわたり同人誌印刷を手掛けていたが、市況の変化などにより撤退していた。公式Xによると、デジタル印刷・ホログラム技術などを活用した24年現在の新しい形での再参入を検討しているという。
■ランシステム <3326> 483円 +66 円 (+15.8%) 一時ストップ高 11:30現在
ランシステム<3326>が続急伸し一時ストップ高の497円に買われている。同社は21日、いつでもどこでも安定的なモバイルデータ通信を実現するRun-マルチキャリアコネクト「RMC100」の販売を開始したと発表しており、好材料視されているようだ。「RMC100」は、データ通信プラットフォーム技術「Cloud SIMテクノロジー」を採用したモバイルデータ通信機器ソリューションで、クラウド上に構築されたSIMバンク(複数の通信キャリアのSIMカードを搭載したサーバー)から、利用場所に応じて最適なSIM情報を取得することで、国や地域、通信キャリアに縛られないデータ通信を実現するという。既にアクティオ(東京都中央区)のオフグリッドオフィスカーソリューションに採用されており、5月22~24日に開催される「CSPI-EXPO」アクティオブースに展示される予定としている。
■YE DIGITAL <2354> 756円 +100 円 (+15.2%) ストップ高 11:30現在
YE DIGITAL<2354>がストップ高。21日取引終了後に豊田自動織機<6201>との業務提携を発表しており、これを好感した買いが膨らんでいる。倉庫自動化システムを提供するYEデジタルとマテリアルハンドリング(マテハン)機器を提供する豊田織が強固な関係を構築し、物流業界の更なるデジタルトランスフォーメーション(DX)化を目指す。会社側では今後も新会社設立など、より一層の関係強化に向けた方策を進める可能性について豊田織と協議していくという。
■ヘッドウォータース <4011> 13,810円 +830 円 (+6.4%) 11:30現在
ヘッドウォータース<4011>が高い。21日の取引終了後、米エヌビディア<NVDA>と独シーメンスの先端技術を活用し、産業用エッジ生成AIソリューション「LLaVA Edge Vision」を開発したと発表。これが材料視されている。同ソリューションは半導体や自動車などの製造工場向けのもの。生成AIが製造ラインのカメラ画像に対してキャプションを生成し、作業員のタブレットやスマートフォンに作業指示や危険予知を通知するという。
■アイデミー <5577> 1,790円 +97 円 (+5.7%) 11:30現在
アイデミー<5577>が急反発している。21日、米エヌビディア<NVDA>のAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定されたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。アイデミーは今後、同プログラムを活用することで、生成AI関連コンテンツの制作や、生成AIを活用した新規プロダクトの開発など、生成AI領域に更に注力していくとしている。
■ERIホールディングス <6083> 2,364円 +115 円 (+5.1%) 11:30現在
ERIホールディングス<6083>が大幅高で5日ぶりに反発している。21日の取引終了後、北海道・東北を地盤とする水文・水資源の総合コンサルタント会社である福田水文センター(札幌市北区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。取得価額は22億8800万円で、6月5日に取得する。北海道における5社目の建設コンサルタント会社のM&Aになる。また、大阪を拠点とする建設コンサルタント会社である国土工営コンサルタンツ(大阪市東淀川区)と、全株式を取得し子会社化することで基本合意したとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。
■かっこ <4166> 839円 +37 円 (+4.6%) 11:30現在
かっこ<4166>が反発。21日の取引終了後、提供する不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」について、海外向けネット通販(越境EC)に対応する不正対策機能を強化したと発表した。英語表記における住所情報の表記ゆれの補正機能をリリースしたという。これが買い手掛かりとなったようだ。
●ストップ高銘柄
京極運輸商事 <9073> 902円 +150 円 (+20.0%) ストップ高 11:30現在
リベルタ <4935> 1,010円 +150 円 (+17.4%) ストップ高買い気配 11:30現在
C&Fロジ <9099> 5,590円 +700 円 (+14.3%) ストップ高 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
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