2024年3月8日 16時30分
【↑】日経平均 大引け| 4日ぶり反発、米株高を受け見直し買いが流入 (3月8日)
日経平均株価
始値 39809.56
高値 39989.33(12:52)
安値 39551.60(09:11)
大引け 39688.94(前日比 +90.23 、 +0.23% )
売買高 22億3578万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆3949億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は90円高と4日ぶり反発、引けにかけ伸び悩む
2.前日の米国はNYダウが130ドル高と続伸したことを好感
3.半導体関連株は買い一巡後は売りに押される動きも目立つ
4.東エレクやディスコが高く、レーザーテクやアドテストは軟調
5.三菱UFJや三井住友FG、みずほFGの大手銀行株はしっかり
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比130ドル高と続伸した。インテル<INTC>などハイテク株が買われ指数を押し上げた。
東京市場では、日経平均株価は4日ぶりに反発。米国市場の上昇を受け、見直し買いが流入した。ただ、買い一巡後は利益確定売りも強まり引けにかけ上昇幅は縮小した。
前日の米株式市場では、NYダウは続伸。エヌビディア<NVDA>など半導体関連株が上昇するなか、買いが先行する展開となった。これを受けた、東京市場も堅調な値動きとなり、午後1時前には日経平均株価は一時400円近く上昇し、4万円回復まであと一歩に迫った。ただ、その後は半導体関連株などへの利益確定売りが優勢となり、上昇幅は縮小。週末要因に加え、今晩は米2月雇用統計が発表されることもあり、いったん手仕舞い売りを出す動きが強まった。本日は先物とオプションが同時に清算を迎えるメジャーSQ(特別清算指数)の算出日で出来高も膨らんでいる。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>が高く、信越化学工業<4063>やソニーグループ<6758>がしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクが連日の買い人気となった。ソフトバンクグループ<9984>や三井E&S<7003>、三菱重工業<7011>も堅調。三菱商事<8058>や三井物産<8031>など商社株、鹿島<1812>や大林組<1802>、大成建設<1801>といった建設株が値を上げた。
半面、レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>が安く、SCREENホールディングス<7735>や野村マイクロ・サイエンス<6254>も値を下げた。トヨタ自動車<7203>やファーストリテイリング<9983>が軟調でダイキン工業<6367>や任天堂<7974>も下落。さくらインターネット<3778>や京成電鉄<9009>は大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、東エレク <8035>、信越化 <4063>、TDK <6762>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約99円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、京成 <9009>、ダイキン <6367>、トヨタ <7203>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約49円。
東証33業種のうち上昇は21業種。上昇率の上位5業種は(1)建設業、(2)銀行業、(3)電気・ガス業、(4)鉄鋼、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)陸運業、(2)空運業、(3)輸送用機器、(4)海運業、(5)ゴム製品。
■個別材料株
△メンバーズ <2130> [東証P]
生成AIを活用した「LCA算定AIシステム」を提供開始。
△テクミラ <3627> [東証S]
ポケトーク上場準備開始で思惑。
△ライトW <4267> [東証G]
需要旺盛で24年1月期業績は計画上振れ。
△ソースネクス <4344> [東証P]
ポケトークの上場準備開始。
△大幸薬品 <4574> [東証P]
受取補償金計上で24年12月期最終利益予想を上方修正。
△坪田ラボ <4890> [東証G]
ロート <4527> と知的財産権実施許諾契約を締結し業績も上方修正。
△POPER <5134> [東証G]
ティエラコムの学習塾経営支援システムを事業承継。
△SBIリーシ <5834> [東証G]
JOL商品の販売想定上回り今期業績・配当予想を上方修正。
△内海造船 <7018> [東証S]
円安影響し24年3月期業績予想を上方修正。
△大ガス <9532> [東証P]
今期配当増額と来期増配見通しを評価。
▼ヘッドウォ <4011> [東証G]
東証が信用規制。
▼京成 <9009> [東証P]
OLC <4661> 株一部売却で純利益・配当を上方修正も材料出尽くし。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ソースネクス <4344>、(2)メンバーズ <2130>、(3)大幸薬品 <4574>、(4)サイボウズ <4776>、(5)日本コークス <3315>、(6)メドピア <6095>、(7)一工薬 <4461>、(8)中部鋼鈑 <5461>、(9)ブレーキ <7238>、(10)朝日工 <1975>。
値下がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)クロスキャト <2307>、(3)アイル <3854>、(4)京成 <9009>、(5)インテージH <4326>、(6)瑞光 <6279>、(7)ツムラ <4540>、(8)コクサイエレ <6525>、(9)力の源HD <3561>、(10)ニーズウェル <3992>。
【大引け】
日経平均は前日比90.23円(0.23%)高の3万9688.94円。TOPIXは前日比8.26(0.30%)高の2726.80。出来高は概算で22億3578万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1118、値下がり銘柄数は489となった。東証グロース250指数は754.96ポイント(10.82ポイント安)。
[2024年3月8日]
株探ニュース
始値 39809.56
高値 39989.33(12:52)
安値 39551.60(09:11)
大引け 39688.94(前日比 +90.23 、 +0.23% )
売買高 22億3578万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆3949億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は90円高と4日ぶり反発、引けにかけ伸び悩む
2.前日の米国はNYダウが130ドル高と続伸したことを好感
3.半導体関連株は買い一巡後は売りに押される動きも目立つ
4.東エレクやディスコが高く、レーザーテクやアドテストは軟調
5.三菱UFJや三井住友FG、みずほFGの大手銀行株はしっかり
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比130ドル高と続伸した。インテル<INTC>などハイテク株が買われ指数を押し上げた。
東京市場では、日経平均株価は4日ぶりに反発。米国市場の上昇を受け、見直し買いが流入した。ただ、買い一巡後は利益確定売りも強まり引けにかけ上昇幅は縮小した。
前日の米株式市場では、NYダウは続伸。エヌビディア<NVDA>など半導体関連株が上昇するなか、買いが先行する展開となった。これを受けた、東京市場も堅調な値動きとなり、午後1時前には日経平均株価は一時400円近く上昇し、4万円回復まであと一歩に迫った。ただ、その後は半導体関連株などへの利益確定売りが優勢となり、上昇幅は縮小。週末要因に加え、今晩は米2月雇用統計が発表されることもあり、いったん手仕舞い売りを出す動きが強まった。本日は先物とオプションが同時に清算を迎えるメジャーSQ(特別清算指数)の算出日で出来高も膨らんでいる。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>が高く、信越化学工業<4063>やソニーグループ<6758>がしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクが連日の買い人気となった。ソフトバンクグループ<9984>や三井E&S<7003>、三菱重工業<7011>も堅調。三菱商事<8058>や三井物産<8031>など商社株、鹿島<1812>や大林組<1802>、大成建設<1801>といった建設株が値を上げた。
半面、レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>が安く、SCREENホールディングス<7735>や野村マイクロ・サイエンス<6254>も値を下げた。トヨタ自動車<7203>やファーストリテイリング<9983>が軟調でダイキン工業<6367>や任天堂<7974>も下落。さくらインターネット<3778>や京成電鉄<9009>は大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、東エレク <8035>、信越化 <4063>、TDK <6762>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約99円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、京成 <9009>、ダイキン <6367>、トヨタ <7203>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約49円。
東証33業種のうち上昇は21業種。上昇率の上位5業種は(1)建設業、(2)銀行業、(3)電気・ガス業、(4)鉄鋼、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)陸運業、(2)空運業、(3)輸送用機器、(4)海運業、(5)ゴム製品。
■個別材料株
△メンバーズ <2130> [東証P]
生成AIを活用した「LCA算定AIシステム」を提供開始。
△テクミラ <3627> [東証S]
ポケトーク上場準備開始で思惑。
△ライトW <4267> [東証G]
需要旺盛で24年1月期業績は計画上振れ。
△ソースネクス <4344> [東証P]
ポケトークの上場準備開始。
△大幸薬品 <4574> [東証P]
受取補償金計上で24年12月期最終利益予想を上方修正。
△坪田ラボ <4890> [東証G]
ロート <4527> と知的財産権実施許諾契約を締結し業績も上方修正。
△POPER <5134> [東証G]
ティエラコムの学習塾経営支援システムを事業承継。
△SBIリーシ <5834> [東証G]
JOL商品の販売想定上回り今期業績・配当予想を上方修正。
△内海造船 <7018> [東証S]
円安影響し24年3月期業績予想を上方修正。
△大ガス <9532> [東証P]
今期配当増額と来期増配見通しを評価。
▼ヘッドウォ <4011> [東証G]
東証が信用規制。
▼京成 <9009> [東証P]
OLC <4661> 株一部売却で純利益・配当を上方修正も材料出尽くし。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ソースネクス <4344>、(2)メンバーズ <2130>、(3)大幸薬品 <4574>、(4)サイボウズ <4776>、(5)日本コークス <3315>、(6)メドピア <6095>、(7)一工薬 <4461>、(8)中部鋼鈑 <5461>、(9)ブレーキ <7238>、(10)朝日工 <1975>。
値下がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)クロスキャト <2307>、(3)アイル <3854>、(4)京成 <9009>、(5)インテージH <4326>、(6)瑞光 <6279>、(7)ツムラ <4540>、(8)コクサイエレ <6525>、(9)力の源HD <3561>、(10)ニーズウェル <3992>。
【大引け】
日経平均は前日比90.23円(0.23%)高の3万9688.94円。TOPIXは前日比8.26(0.30%)高の2726.80。出来高は概算で22億3578万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1118、値下がり銘柄数は489となった。東証グロース250指数は754.96ポイント(10.82ポイント安)。
[2024年3月8日]
株探ニュース