2023年11月20日 11時38分
話題株ピックアップ【昼刊】:東京海上、パナHD、SOMPO
■東京海上 <8766> 3,718円 +218 円 (+6.2%) 11:30現在
東京海上ホールディングス<8766>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。前週末17日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、純利益予想を5300億円から5750億円(前期比53.5%増)に引き上げた。過去最高益の予想を上乗せして上方修正したほか、取得総数4000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.0%)、取得総額700億円を上限とする自社株買いの実施も発表。これらをポジティブ視した買いが入ったようだ。海外主要拠点の事業が好調に推移するなか、政策株式売却益の増加も寄与する見込み。自社株の取得期間は11月20日から24年5月15日とする。4~9月期の純利益は前年同期比2.1倍の2050億500万円だった。
■パナHD <6752> 1,576.5円 +79.5 円 (+5.3%) 11:30現在
パナソニック ホールディングス<6752>が大幅続伸している。同社は前週末17日、自動車向けデバイスを手掛ける子会社パナソニック オートモーティブシステムズの株式の一部を米投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントのグループ会社に譲渡することで基本合意したと発表しており、引き続きこれを好感した買いが入っている。売却額などの詳細は今後協議される見通しで、24年3月末までの正式契約締結を目指すという。売却後、パナソニックオートモーティブはパナHDの持ち分法適用会社となる。パナHDは事業ポートフォリオの見直しを進めていくなかで今回の株式売却を判断したもようで、今後はアポロ・グローバル・マネジメントとのパートナーシップのもと、車載コックピットシステム領域を中心に成長を図る見込みだ。
■SOMPO <8630> 6,559円 +120 円 (+1.9%) 11:30現在
SOMPOホールディングス<8630>が続伸。前週末17日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、純利益の見通しを2640億円(従来の予想は2300億円)に上方修正した。これまでの過去最高の予想を上乗せする形で引き上げたほか、発行済み株式総数の5.04%に相当する1753万8000株を11月30日に消却するとも開示し、好感されたようだ。4~9月期は海外保険の資産運用利益が増加したほか、コロナ禍の影響のはく落もあって、最終損益は黒字に転じた。下期は国内損保や海外保険の利益上積みを見込むほか、政策株式の売却益も純利益の押し上げに寄与する。
■モリト <9837> 1,360円 +19 円 (+1.4%) 11:30現在
モリト<9837>が続伸した。前週末17日の取引終了後、23年11月期の配当予想の増額修正を発表したことが株価の支援材料となったようだ。同社は年間配当予想を1円増額して55円(前期比23円増配)とした。
■ウエルシア <3141> 2,543円 +4 円 (+0.2%) 11:30現在
ウエルシアホールディングス<3141>が3日ぶりに反発している。17日の取引終了後、長野県の中信エリアを地盤にドラッグストア併設型調剤薬局の運営を行うとをしや薬局(長野県安曇野市)の全株式を6月3日の予定で取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。とをしや薬局は23年6月末時点でドラッグストア併設型調剤薬局20店舗、調剤薬局1店舗を展開している。ウエルシアでは今回の子会社化により、これまでグループの店舗が少ない中信エリアの強化につながることが期待されている。なお、同件による24年2月期業績への影響は軽微としている。
■吉野家ホールディングス <9861> 3,408円 +3 円 (+0.1%) 11:30現在
吉野家ホールディングス<9861>が続伸している。19日の日本経済新聞朝刊で、「吉野家は2025年2月末までに店舗面積が従来の半分のテイクアウト専門店を現状の5倍の160店に増やす」と報じられており、業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。記事によると、テイクアウト専門店は出店費用が通常の半分で済み、配膳作業がないことから効率よく運営できるという。外食業界はコロナ禍を経てテイクアウト需要が高まっていることから、新規出店の軸に据えるもようだ。
■レーサム <8890> 3,200円 -185 円 (-5.5%) 11:30現在
レーサム<8890>が反落している。前週末17日の取引終了後、国内外で247万1100株の公募増資と、上限を37万600株とするオーバーアロットメントによる売り出しに伴う第三者割当増資を実施すると発表しており、1株当たり利益の希薄化を懸念した売りが出ているようだ。発行価格は11月28日から30日までのいずれかの日に決定し、調達資金約82億7778万円については不動産物件の仕入れや開発資金にあてるとしている。
■トヨタ自動車 <7203> 2,814.5円 -78 円 (-2.7%) 11:30現在
トヨタ自動車<7203>が軟調。前週末17日の外国為替市場で、ドル円相場は一時1ドル=149円20銭まで急速に円高が進行した。足もとでは同149円90銭台まで下げ渋る動きとなっているが、米利上げサイクルの終了観測が広がるなかにあって、米長期金利の低下によるドル安・円高進行シナリオが意識されつつあり、輸出関連株を巡っては、買い向かいにくい地合いとなっているようだ。ホンダ<7267>やSUBARU<7270>、マツダ<7261>も冴えない。
■ミスミグループ本社 <9962> 2,459.5円 -21.5 円 (-0.9%) 11:30現在
ミスミグループ本社<9962>が続落した。前週末17日の取引終了後に発表した10月度の売上高実績は、前年同月比2.8%減の316億1500万円となった。減収で着地したことを嫌気した売りが出たようだ。FA事業、金型部品事業、VONA事業の売上高がともに前年同月を下回った。
■東京エレクトロン <8035> 24,045円 -70 円 (-0.3%) 11:30現在
東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>といった半導体関連株が堅調。東エレクやディスコは上場来高値を更新している。前週末17日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.7%上昇した。米追加利上げ観測が後退するとともに、グロース株の半導体関連株を見直す動きが強まっており、東京市場でも東エレクなどに見直し買いが流入している。市場では21日に発表されるエヌビディア<NVDA>の決算も注目されている。
■グリッド <5582> 2,414円 +345 円 (+16.7%) 11:30現在
グリッド<5582>が急反発している。この日の寄り前、四国電力<9507>と共同開発したAIを活用した電力需給計画立案システム「ReNom Power」の導入効果について検証結果を発表しており、好材料視されている。会社側によると、従来のオペレーションで困難だった複雑な制約も踏まえた膨大な組み合わせの発電計画を立案し、期待収益の高い計画の選択が可能になり、それによりエネルギーコスト削減や電力市場での収益向上が実現し、年間10億円を超える収益効果を得ることができたという。また、従来のオペレーションでは週間計画を作成するために多大な時間を要していたが、「ReNom Power」では、収益検証も含めて2分の1以下の時間で作成可能となり、計画策定時間の削減にも効果があったとしている。
■ロボペイ <4374> 2,680円 +269 円 (+11.2%) 11:30現在
ROBOT PAYMENT<4374>が急反発した。前週末17日の取引終了後、同社とセキュア<4264>、HOUSEI<5035>の3社が、サブスクペイを活用した24時間無人店舗向けパッケージソリューションの開発に向け協業すると発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。AIカメラと連動し、顔認証など多様な認証方式が可能なセキュアの入退室管理システムと、HOUSEIの予約管理システムと連携。24時間無人店舗の稼働に必要な機能を提供するソリューション開発を進める。中小規模の事業者であっても初期コストを抑えて24時間無人店舗を提供できるようにする。
■ミタチ産業 <3321> 1,189円 +111 円 (+10.3%) 11:30現在
17日に業績修正を発表。「上期経常を80%上方修正」が好感された。
ミタチ産業 <3321> [東証S] が11月17日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益を従来予想の5億円→9億円(前年同期は16.7億円)に80.0%上方修正し、減益率が70.2%減→46.3%減に縮小する見通しとなった。
⇒⇒ミタチ産業の詳しい業績推移表を見る
■デジハHD <3676> 901円 +47 円 (+5.5%) 11:30現在
デジタルハーツホールディングス<3676>が高い。前週末17日の取引終了後、モバイルゲーム開発とIT関連事業を展開するインドのJetSynthesysと合弁会社を設立するとともに、同社の子会社であるジェットシンセシス(東京都渋谷区)と資本・業務提携契約を締結することを決めたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。合弁会社ではインドをはじめとするグローバル市場でデバッグ事業を展開する。欧米ゲームメーカーの海外展開支援に向けて、デジハHDグループのソリューションを提供し、グローバル事業の拡大につなげる。
■アスカネット <2438> 712円 +37 円 (+5.5%) 11:30現在
アスカネット<2438>が大幅高で3日ぶりに反発している。前週末17日の取引終了後、バーチャルライバー事務所「Razzプロダクション」を運営するBET(東京都品川区)の全株式を12月4日の予定で取得し、子会社化すると発表したことが好感されている。今回の子会社化は、Vライバー事務所としてこれからの成長が期待できることに加えて、アスカネットのフォトブック事業におけるオンディマンドでのモノづくりのノウハウを生かすことで、キャラクターグッズの企画・制作などのシナジーが発揮できるメリットがあると判断したため。また、ファンとのコミュニケーション企画やメディアミックス展開などにリソースを注ぐことで、新たな成長機会が創出できると見込んでいる。取得価額は4億3700万円。24年4月期業績への影響は、第3四半期決算の開示にあわせて明らかにするとしている。
●ストップ高銘柄
アーキテクツ <6085> 551円 +80 円 (+17.0%) ストップ高買い気配 11:30現在
ベースフード <2936> 560円 +80 円 (+16.7%) ストップ高 11:30現在
ペルセウス <4882> 749円 +100 円 (+15.4%) ストップ高 11:30現在
以上、3銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
東京海上ホールディングス<8766>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。前週末17日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、純利益予想を5300億円から5750億円(前期比53.5%増)に引き上げた。過去最高益の予想を上乗せして上方修正したほか、取得総数4000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.0%)、取得総額700億円を上限とする自社株買いの実施も発表。これらをポジティブ視した買いが入ったようだ。海外主要拠点の事業が好調に推移するなか、政策株式売却益の増加も寄与する見込み。自社株の取得期間は11月20日から24年5月15日とする。4~9月期の純利益は前年同期比2.1倍の2050億500万円だった。
■パナHD <6752> 1,576.5円 +79.5 円 (+5.3%) 11:30現在
パナソニック ホールディングス<6752>が大幅続伸している。同社は前週末17日、自動車向けデバイスを手掛ける子会社パナソニック オートモーティブシステムズの株式の一部を米投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントのグループ会社に譲渡することで基本合意したと発表しており、引き続きこれを好感した買いが入っている。売却額などの詳細は今後協議される見通しで、24年3月末までの正式契約締結を目指すという。売却後、パナソニックオートモーティブはパナHDの持ち分法適用会社となる。パナHDは事業ポートフォリオの見直しを進めていくなかで今回の株式売却を判断したもようで、今後はアポロ・グローバル・マネジメントとのパートナーシップのもと、車載コックピットシステム領域を中心に成長を図る見込みだ。
■SOMPO <8630> 6,559円 +120 円 (+1.9%) 11:30現在
SOMPOホールディングス<8630>が続伸。前週末17日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、純利益の見通しを2640億円(従来の予想は2300億円)に上方修正した。これまでの過去最高の予想を上乗せする形で引き上げたほか、発行済み株式総数の5.04%に相当する1753万8000株を11月30日に消却するとも開示し、好感されたようだ。4~9月期は海外保険の資産運用利益が増加したほか、コロナ禍の影響のはく落もあって、最終損益は黒字に転じた。下期は国内損保や海外保険の利益上積みを見込むほか、政策株式の売却益も純利益の押し上げに寄与する。
■モリト <9837> 1,360円 +19 円 (+1.4%) 11:30現在
モリト<9837>が続伸した。前週末17日の取引終了後、23年11月期の配当予想の増額修正を発表したことが株価の支援材料となったようだ。同社は年間配当予想を1円増額して55円(前期比23円増配)とした。
■ウエルシア <3141> 2,543円 +4 円 (+0.2%) 11:30現在
ウエルシアホールディングス<3141>が3日ぶりに反発している。17日の取引終了後、長野県の中信エリアを地盤にドラッグストア併設型調剤薬局の運営を行うとをしや薬局(長野県安曇野市)の全株式を6月3日の予定で取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。とをしや薬局は23年6月末時点でドラッグストア併設型調剤薬局20店舗、調剤薬局1店舗を展開している。ウエルシアでは今回の子会社化により、これまでグループの店舗が少ない中信エリアの強化につながることが期待されている。なお、同件による24年2月期業績への影響は軽微としている。
■吉野家ホールディングス <9861> 3,408円 +3 円 (+0.1%) 11:30現在
吉野家ホールディングス<9861>が続伸している。19日の日本経済新聞朝刊で、「吉野家は2025年2月末までに店舗面積が従来の半分のテイクアウト専門店を現状の5倍の160店に増やす」と報じられており、業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。記事によると、テイクアウト専門店は出店費用が通常の半分で済み、配膳作業がないことから効率よく運営できるという。外食業界はコロナ禍を経てテイクアウト需要が高まっていることから、新規出店の軸に据えるもようだ。
■レーサム <8890> 3,200円 -185 円 (-5.5%) 11:30現在
レーサム<8890>が反落している。前週末17日の取引終了後、国内外で247万1100株の公募増資と、上限を37万600株とするオーバーアロットメントによる売り出しに伴う第三者割当増資を実施すると発表しており、1株当たり利益の希薄化を懸念した売りが出ているようだ。発行価格は11月28日から30日までのいずれかの日に決定し、調達資金約82億7778万円については不動産物件の仕入れや開発資金にあてるとしている。
■トヨタ自動車 <7203> 2,814.5円 -78 円 (-2.7%) 11:30現在
トヨタ自動車<7203>が軟調。前週末17日の外国為替市場で、ドル円相場は一時1ドル=149円20銭まで急速に円高が進行した。足もとでは同149円90銭台まで下げ渋る動きとなっているが、米利上げサイクルの終了観測が広がるなかにあって、米長期金利の低下によるドル安・円高進行シナリオが意識されつつあり、輸出関連株を巡っては、買い向かいにくい地合いとなっているようだ。ホンダ<7267>やSUBARU<7270>、マツダ<7261>も冴えない。
■ミスミグループ本社 <9962> 2,459.5円 -21.5 円 (-0.9%) 11:30現在
ミスミグループ本社<9962>が続落した。前週末17日の取引終了後に発表した10月度の売上高実績は、前年同月比2.8%減の316億1500万円となった。減収で着地したことを嫌気した売りが出たようだ。FA事業、金型部品事業、VONA事業の売上高がともに前年同月を下回った。
■東京エレクトロン <8035> 24,045円 -70 円 (-0.3%) 11:30現在
東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>といった半導体関連株が堅調。東エレクやディスコは上場来高値を更新している。前週末17日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.7%上昇した。米追加利上げ観測が後退するとともに、グロース株の半導体関連株を見直す動きが強まっており、東京市場でも東エレクなどに見直し買いが流入している。市場では21日に発表されるエヌビディア<NVDA>の決算も注目されている。
■グリッド <5582> 2,414円 +345 円 (+16.7%) 11:30現在
グリッド<5582>が急反発している。この日の寄り前、四国電力<9507>と共同開発したAIを活用した電力需給計画立案システム「ReNom Power」の導入効果について検証結果を発表しており、好材料視されている。会社側によると、従来のオペレーションで困難だった複雑な制約も踏まえた膨大な組み合わせの発電計画を立案し、期待収益の高い計画の選択が可能になり、それによりエネルギーコスト削減や電力市場での収益向上が実現し、年間10億円を超える収益効果を得ることができたという。また、従来のオペレーションでは週間計画を作成するために多大な時間を要していたが、「ReNom Power」では、収益検証も含めて2分の1以下の時間で作成可能となり、計画策定時間の削減にも効果があったとしている。
■ロボペイ <4374> 2,680円 +269 円 (+11.2%) 11:30現在
ROBOT PAYMENT<4374>が急反発した。前週末17日の取引終了後、同社とセキュア<4264>、HOUSEI<5035>の3社が、サブスクペイを活用した24時間無人店舗向けパッケージソリューションの開発に向け協業すると発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。AIカメラと連動し、顔認証など多様な認証方式が可能なセキュアの入退室管理システムと、HOUSEIの予約管理システムと連携。24時間無人店舗の稼働に必要な機能を提供するソリューション開発を進める。中小規模の事業者であっても初期コストを抑えて24時間無人店舗を提供できるようにする。
■ミタチ産業 <3321> 1,189円 +111 円 (+10.3%) 11:30現在
17日に業績修正を発表。「上期経常を80%上方修正」が好感された。
ミタチ産業 <3321> [東証S] が11月17日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益を従来予想の5億円→9億円(前年同期は16.7億円)に80.0%上方修正し、減益率が70.2%減→46.3%減に縮小する見通しとなった。
⇒⇒ミタチ産業の詳しい業績推移表を見る
■デジハHD <3676> 901円 +47 円 (+5.5%) 11:30現在
デジタルハーツホールディングス<3676>が高い。前週末17日の取引終了後、モバイルゲーム開発とIT関連事業を展開するインドのJetSynthesysと合弁会社を設立するとともに、同社の子会社であるジェットシンセシス(東京都渋谷区)と資本・業務提携契約を締結することを決めたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。合弁会社ではインドをはじめとするグローバル市場でデバッグ事業を展開する。欧米ゲームメーカーの海外展開支援に向けて、デジハHDグループのソリューションを提供し、グローバル事業の拡大につなげる。
■アスカネット <2438> 712円 +37 円 (+5.5%) 11:30現在
アスカネット<2438>が大幅高で3日ぶりに反発している。前週末17日の取引終了後、バーチャルライバー事務所「Razzプロダクション」を運営するBET(東京都品川区)の全株式を12月4日の予定で取得し、子会社化すると発表したことが好感されている。今回の子会社化は、Vライバー事務所としてこれからの成長が期待できることに加えて、アスカネットのフォトブック事業におけるオンディマンドでのモノづくりのノウハウを生かすことで、キャラクターグッズの企画・制作などのシナジーが発揮できるメリットがあると判断したため。また、ファンとのコミュニケーション企画やメディアミックス展開などにリソースを注ぐことで、新たな成長機会が創出できると見込んでいる。取得価額は4億3700万円。24年4月期業績への影響は、第3四半期決算の開示にあわせて明らかにするとしている。
●ストップ高銘柄
アーキテクツ <6085> 551円 +80 円 (+17.0%) ストップ高買い気配 11:30現在
ベースフード <2936> 560円 +80 円 (+16.7%) ストップ高 11:30現在
ペルセウス <4882> 749円 +100 円 (+15.4%) ストップ高 11:30現在
以上、3銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース