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    2023年11月19日 17時00分

    株価指数先物 【週間展望】 ―エヌビディア決算を受け日経平均型優位の展開となるか

     今週の日経225先物は、米エヌビディア<NVDA>の決算を受けた相場の動向に関心が集まりそうだ。先週の米国市場は、10月の消費者物価指数(CPI)などが市場予想を下回り、利上げ打ち止めの見方とともに、来年の利下げ観測が高まった。米長期金利が低下基調を見せてきており、大型テック株などハイテク株へ物色の矛先が向かっている。

     先週のナスダックは一時1万4194ポイントまで上昇し、7月19日に付けた年初来高値の1万4446ポイントに迫ってきており、エヌビディアの決算次第ではハイテク株物色の支援材料となる可能性が期待される。ハイテク主導の上昇が勢いづくようだと、国内でも指数インパクトの大きい値がさハイテク株へ波及する形で、日経平均型を押し上げよう。

     先週の日経225先物は、15日に740円高で9月15日の戻り高値3万3450円を上放れ、その後は高値圏で保ち合ったものの、16日には一時3万3620円まで買われた。15日の大幅高によりボリンジャーバンドの+2σを突破したことで、短期過熱が警戒されていたが、高値保ち合いによって過熱を冷ましながら上向きトレンドを継続していた。

     +2σはナイトセッション時点で3万3820円辺りまで切り上がりをみせ、+1σは3万2910円処まで上昇してきている。また、上向きで推移する25日移動平均線は3万3000円まで上昇し、3万3060円辺りで推移する75日線とのゴールデンクロスが接近している。週足の+2σは3万3930円、+1σは3万3100円に切り上がっており、上向きのトレンドのなか、6月19日に付けた年初来高値の3万3710円が射程に入るだろう。高値更新でも+2σを下回っていることから過熱感は高まらず、一段とショートカバーを誘い込む可能性が高そうだ。

     また、米長期金利の低下基調により、為替市場では1ドル=149円台と円高に振れて推移しており、キャリー取引のショートカバーが入っているとみられている。NY原油先物相場は先週末に反発を見せたものの、16日には1バレル=72.90ドル台と7月以来の水準に低下しており、バリューからグロースへのリバランスも強まりやすい。

     先週は東京エレクトロン <8035> [東証P]が上方修正を好感され、上場来高値を更新した。足もとでのハイテク株の強い値動きに対しては利食いも入りやすいが、断続的なショートカバーも入りやすく、日経225先物は押し目狙いのロング対応に向かわせやすい。

     先週末のNT倍率は先物中心限月で14.02倍に低下し、14.05倍に位置する200日線を割り込んできた。アプライド・マテリアルズ<AMAT>が対中輸出規制違反の疑いで捜査を受けていると伝わり時間外取引で急落したことで、ハイテク株の売りにつながったことが影響していた。ただし、17日の米国市場でアプライド・マテリアルズは売られたものの、売り一巡後は下落幅を縮めており、影響は限られていた。

     また、NT倍率は先週の上昇で52週線を突破し、一時26週線を捉えていた。+2σを上放れ+3σに接近してきたこともあり、いったんは跳ね返される水準でもあった。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が、円債で1220億円を調達したと伝わるなか、バリュー株にシフトした面もあったとみられる。ただし、エヌビディアの決算次第ではあるが、週末の低下によって週足の+2σを下回ってきたことで調整一巡が意識されやすく、6月高値14.69倍からの低下に対するリバランスの動きを想定する。

     なお、VIX指数は13.80に低下した。終値での14.00割れは9月15日以来であり、同日に付けた安値12.68をターゲットとしたトレンドを形成している。足もとでは15.00を挟んだ保ち合いレンジを下放れてきており、ショートカバーが強まりやすくなったとみておきたい。

     そのほか、今週は23日が勤労感謝の日で休場となるほか、米国もサンクスギビングデーの祝日で休場となる。年末商戦に対する期待感が高まりやすくなる一方で、先週はウォルマート<WMT>が慎重な見通しを嫌気されて急落したこともあり、消費を巡る不透明感が重荷となる可能性には注意する必要があろう。

     11月第2週(11月6日-110日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続で買い越しており、買い越し額は1兆1266億円(11月第1週は2175億円の買い越し)だった。なお、現物は783億円の買い越し(同576億円の買い越し)と3週連続の買い越しであり、先物は1兆482億円の買い越し(同1599億円の買い越し)と2週連続で買い越している。個人は現物と先物の合算で3855億円の売り越しで、2週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で1779億円の売り越しとなり、3週ぶりの売り越しだった。

     経済スケジュールでは、20日に米国10月コンファレンス・ボード景気先行指数、21日に米国10月中古住宅販売件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(10月31日~11月1日開催分)、22日に米国10月耐久財受注、米国11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、24日に10月全国消費者物価指数、9月景気動向指数確報値、ブラックフライデー、米国11月製造業購買担当者景気指数(PMI)、米国11月サービス業(PMI)などが予定されている。

    ――プレイバック・マーケット――

    ●SQ値
    12月限 日経225 27576.37  TOPIX  1945.27
    01月限 日経225 26325.21  TOPIX  1900.71
    02月限 日経225 27779.75  TOPIX  1986.19
    03月限 日経225 28377.34  TOPIX  2047.32
    04月限 日経225 28519.43  TOPIX  2019.76
    05月限 日経225 29235.08  TOPIX  2090.33
    06月限 日経225 32018.38  TOPIX  2211.13
    07月限 日経225 32484.24  TOPIX  2245.68
    08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68
    09月限 日経225 32921.39  TOPIX  2370.93
    10月限 日経225 32360.91  TOPIX  2326.75
    11月限 日経225 32454.88  TOPIX  2318.99

    ◆日経225先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    23/12 11月17日  33450  33610  33210  33600  +150
    23/12 11月16日  33470  33620  33220  33450  ±0
    23/12 11月15日  32700  33560  32700  33450  +740
    23/12 11月14日  32600  32850  32570  32710  +140
    23/12 11月13日  32610  33000  32420  32570  -10

    ◇TOPIX先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    23/12 11月17日  2372.0  2395.5  2358.5  2395.5  +24.5
    23/12 11月16日  2370.0  2384.5  2359.0  2371.0  +1.0
    23/12 11月15日  2343.0  2381.5  2343.0  2370.0  +26.5
    23/12 11月14日  2341.0  2358.5  2338.0  2343.5  +4.5
    23/12 11月13日  2336.5  2357.5  2328.0  2339.0  +2.0

    ●シカゴ日経平均 円建て
              清算値  前日大阪比
    11月17日(12月限) 33530  -70
    11月16日(12月限) 33405  -45
    11月15日(12月限) 33385  -65
    11月14日(12月限) 33210  +500
    11月13日(12月限) 32780  +210
    ※前日比は大阪取引所終値比

    □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
            売り   前週末比   買い    前週末比
    11月10日     60億円  -349億円  6674億円  +1526億円
    11月02日    409億円  +53億円  5148億円  +1163億円
    10月27日    356億円   +2億円  3984億円  -1836億円
    10月20日    353億円  -123億円  5821億円  -896億円

    □裁定取引に係る現物ポジション(株数)
            売り      前日比  買い       前日比
    11月15日    284万株    +23万株  2億9545万株   +2034万株
    11月14日    260万株      0株  2億7510万株   -149万株
    11月13日    260万株   +116万株  2億7660万株   -267万株
    11月10日    143万株      0株  2億7927万株   -396万株
    11月09日    143万株   -138万株  2億8323万株   +1319万株
    11月08日    282万株   -476万株  2億7004万株   -419万株
    11月07日    759万株   -256万株  2億7423万株   +20万株
    11月06日    1015万株    -57万株  2億7403万株   +4395万株
    11月02日    1073万株    +95万株  2億3008万株   +449万株
    11月01日    977万枚    -30万枚  2億2558万株   +4771万株
    10月31日    1008万株    -35万株  1億7786万株   -1006万株
    10月30日    1043万株    +53万株  1億8793万株   +296万株

    ■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分)
    【2022年】
    1月14日  701億円
    1月25日  701億円
    2月14日  701億円
    3月07日  701億円
    4月07日  701億円
    5月19日  701億円
    6月13日  701億円
    6月17日  701億円
    12月2日  701億円
    【2023年】
    3月13日  701億円
    3月14日  701億円
    10月4日  701億円

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