2024年7月15日 22時08分
ダウ先物は200ポイント超上昇 トランプ・メディアが急騰=米国株
米株価指数先物(9月限)(NY時間08:56)(日本時間21:56)
ダウ先物 40518(+217.00 +0.54%)
S&P500 5687.00(+22.25 +0.39%)
ナスダック100先物 20606.50(+82.50 +0.40%)
米株価指数先物市場でダウ先物が200ポイント超上昇しており、きょうは買い先行で始まりそうな雰囲気となっている。先週のインフレ指標を通過して、市場はFRBの利下げ期待を高めており、そのムードが本日も続きそうだ。
週末にトランプ前大統領が狙撃されたが、耳にけがを負ったものの命に別状はなく、未遂に終わった。市場は11月の選挙に向けてトランプ氏と共和党の世論調査がさらに上昇する可能性もあると推測。今回の事件はトランプ氏に有利に働くと見られているようだ。
ストラテジストは「良いニュースはトランプ氏が耳以外に負傷せず、命に別状がなかったことだ。その結果、市場は勢いそのままに進むと思う」と語ったほか、「トランプ氏はすでに明確な最有力候補であり、今回の銃撃はその地位をより強固なものにするだろう」といった評価も聞かれる。共和党大会が本日ウィスコンシン州ミルウォーキーで始まるが、全米世論調査ではトランプ氏がバイデン大統領をリードしている。
これを受けてトランプ・メディア<DJT>が時間外で53%急騰しているほか、ヒューマナ<HUM>とユナイテッド・ヘルス<UNH>といった医療保険株も時間外で上昇。米民主党のコスト削減圧力が緩和されるとの期待が高まっているようだ。
投資家の関心は第2四半期決算に移っている。事前にハードルが上がっているとの指摘があるものの、今回の決算が今年の上昇記録を伸ばすきっかけになるかもしれないといった楽観的な見方も出ている。今週はS&P500のうち40社以上が発表する予定。
本日はワシントンのエコノミック・クラブでパウエルFRB議長のインタビューが予定されている。先週の議会証言とほぼ変わらないと思われるが、注目される。日本時間の16日午前1時半。
ゴールドマン<GS>が決算を受け時間外で小幅高。トレーディング部門の収益を拡大。債券・為替・商品(FICC)も株式も予想を上回った。キャピタル・マーケット事業が回復したことも寄与した。ただ、業界をリードしてきたM&A部門はJPモルガン<JPM>よりも仲介手数料が少なかった。
アップル<AAPL>が時間外で上昇。市場調査会社IDCによると、同社が出荷したアイフォーンの台数は4-6月期に増加に転じた。IDCによると、世界のスマホ出荷台数は6.5%増加。世界最大のスマホ市場である中国で6月18日のショッピングイベント前後に実施した積極的値引きが奏功した。
サーバーのスーパー・マイクロ<SMCI>が時間外で上昇。先週引け後にナスダックが同社をナスダック100指数の算出銘柄に組み入れると発表した。
(NY時間09:06)(日本時間22:06)時間外
トランプ・メディア<DJT> 47.28(+16.39 +53.06%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 938.99(+29.03 +3.19%)
ゴールドマン<GS> 482.64(+2.76 +0.58%)
ヒューマナ<HUM> 392.00(+9.78 +2.56%)
ユナイテッドヘルス<UNH> 522.73(+11.20 +2.19%)
アップル<AAPL> 235.38(+4.84 +2.10%)
マイクロソフト<MSFT> 453.05(-0.50 -0.11%)
アマゾン<AMZN> 194.10(-0.39 -0.20%)
アルファベット<GOOG> 186.09(-0.69 -0.37%)
テスラ<TSLA> 258.00(+9.77 +3.94%)
メタ<META> 498.72(-0.15 -0.03%)
エヌビディア<NVDA> 131.20(+1.96 +1.52%)
AMD<AMD> 184.55(+2.94 +1.62%)
イーライリリー<LLY> 959.00(+10.60 +1.12%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 40518(+217.00 +0.54%)
S&P500 5687.00(+22.25 +0.39%)
ナスダック100先物 20606.50(+82.50 +0.40%)
米株価指数先物市場でダウ先物が200ポイント超上昇しており、きょうは買い先行で始まりそうな雰囲気となっている。先週のインフレ指標を通過して、市場はFRBの利下げ期待を高めており、そのムードが本日も続きそうだ。
週末にトランプ前大統領が狙撃されたが、耳にけがを負ったものの命に別状はなく、未遂に終わった。市場は11月の選挙に向けてトランプ氏と共和党の世論調査がさらに上昇する可能性もあると推測。今回の事件はトランプ氏に有利に働くと見られているようだ。
ストラテジストは「良いニュースはトランプ氏が耳以外に負傷せず、命に別状がなかったことだ。その結果、市場は勢いそのままに進むと思う」と語ったほか、「トランプ氏はすでに明確な最有力候補であり、今回の銃撃はその地位をより強固なものにするだろう」といった評価も聞かれる。共和党大会が本日ウィスコンシン州ミルウォーキーで始まるが、全米世論調査ではトランプ氏がバイデン大統領をリードしている。
これを受けてトランプ・メディア<DJT>が時間外で53%急騰しているほか、ヒューマナ<HUM>とユナイテッド・ヘルス<UNH>といった医療保険株も時間外で上昇。米民主党のコスト削減圧力が緩和されるとの期待が高まっているようだ。
投資家の関心は第2四半期決算に移っている。事前にハードルが上がっているとの指摘があるものの、今回の決算が今年の上昇記録を伸ばすきっかけになるかもしれないといった楽観的な見方も出ている。今週はS&P500のうち40社以上が発表する予定。
本日はワシントンのエコノミック・クラブでパウエルFRB議長のインタビューが予定されている。先週の議会証言とほぼ変わらないと思われるが、注目される。日本時間の16日午前1時半。
ゴールドマン<GS>が決算を受け時間外で小幅高。トレーディング部門の収益を拡大。債券・為替・商品(FICC)も株式も予想を上回った。キャピタル・マーケット事業が回復したことも寄与した。ただ、業界をリードしてきたM&A部門はJPモルガン<JPM>よりも仲介手数料が少なかった。
アップル<AAPL>が時間外で上昇。市場調査会社IDCによると、同社が出荷したアイフォーンの台数は4-6月期に増加に転じた。IDCによると、世界のスマホ出荷台数は6.5%増加。世界最大のスマホ市場である中国で6月18日のショッピングイベント前後に実施した積極的値引きが奏功した。
サーバーのスーパー・マイクロ<SMCI>が時間外で上昇。先週引け後にナスダックが同社をナスダック100指数の算出銘柄に組み入れると発表した。
(NY時間09:06)(日本時間22:06)時間外
トランプ・メディア<DJT> 47.28(+16.39 +53.06%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 938.99(+29.03 +3.19%)
ゴールドマン<GS> 482.64(+2.76 +0.58%)
ヒューマナ<HUM> 392.00(+9.78 +2.56%)
ユナイテッドヘルス<UNH> 522.73(+11.20 +2.19%)
アップル<AAPL> 235.38(+4.84 +2.10%)
マイクロソフト<MSFT> 453.05(-0.50 -0.11%)
アマゾン<AMZN> 194.10(-0.39 -0.20%)
アルファベット<GOOG> 186.09(-0.69 -0.37%)
テスラ<TSLA> 258.00(+9.77 +3.94%)
メタ<META> 498.72(-0.15 -0.03%)
エヌビディア<NVDA> 131.20(+1.96 +1.52%)
AMD<AMD> 184.55(+2.94 +1.62%)
イーライリリー<LLY> 959.00(+10.60 +1.12%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース