2025年1月18日 2時12分
ダウ平均は400ドル超の大幅反発 今週は週足陽線を達成しそうな情勢 インテルが上昇=米国株序盤
NY株式17日(NY時間12:10)(日本時間02:10)
ダウ平均 43589.55(+436.42 +1.01%)
ナスダック 19642.56(+304.27 +1.56%)
CME日経平均先物 38915(大証終比:+445 +1.15%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は400ドル超の大幅反発となっている。IT・ハイテク株にも買い戻しが膨らみ、ナスダックも大幅高。このままで行けば、今週の株価指数は週足陽線を達成しそうな情勢で、11月の米大統領選挙の週以来の上昇ペースになりそうだ。
先週金曜日の米雇用統計の強さが衝撃を与え、今週も動向が危惧されたが、インフレ指標がそれを相殺した。後退していたFRBの利下げ期待を復活しているほか、気掛かりとなっていた米国債利回りも上げを一服。米大手銀の決算も予想通り好調で、決算シーズンは好調な滑り出しとなっている。
ただ、ストラテジストは「今年は利回り急騰、トランプ次期政権による関税の脅威、FRBの不透明な金利動向など、不安定なスタートとなった。その結果、今年の安値はすでに12月の安値を下回ったが、歴史的に見て、新年の第1四半期に12月安値を下回る安値をつけると上昇する確率は50%程度になってしまう」と述べている。次のきっかけが明確になるまで、株価は当面レンジ取引になると予想しているようだ。
投資家たちはトランプ氏が大統領に就任する来週をすでに見据えている。11月の選挙で勝利した直後、規制緩和と減税への期待で株価は上昇した。その期待が確認できるか注目しているようだ。
インテル<INTC>が上昇。ハイテクの専門サイトで、同社が買収のターゲットになるかもしれないという観測報道が伝わった。
半導体のコルボ<QRVO>が上昇。アクティビスト(物言う株主)として知られるスターボードが同社株を7.7%取得したことが明らかとなった。
アプライド・マテリアルズ<AMAT>、ラムリサーチ<LRCX>といった半導体製造装置株が上昇。アナリストが両銘柄の投資判断を「買い」に引き上げた。
クラウドプラットフォーム開発のクラウドフレア<NET>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は145ドル。
トラック輸送のJBハント・トランスポート・サービシズ<JBHT>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益が予想を下回ったことが嫌気されている。
光学機器のルメンタム<LITE>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は125ドルで前日終値よりも40%高い水準。
手術着など医療用アパレルのフィグス<FIGS>が下落。投資会社ストーリー3社からの買収提案を検討しないことを決定した。
資源サービスのシュルンベルジェ<SLB>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。
インテル<INTC> 21.21(+1.54 +7.83%)
コルボ<QRVO> 82.42(+8.83 +12.00%)
アプライド<AMAT> 190.03(+3.55 +1.90%)
ラムリサーチ<LRCX> 80.50(+1.28 +1.62%)
クラウドフレア<NET> 119.52(+4.70 +4.09%)
JBハント<JBHT> 173.45(-12.75 -6.85%)
フィグス<FIGS> 5.99(-0.14 -2.21%)
ルメンタム<LITE> 93.82(+4.46 +4.99%)
シュルンベルジェ<SLB> 44.13(+3.04 +7.40%)
アップル<AAPL> 229.83(+1.57 +0.69%)
マイクロソフト<MSFT> 429.53(+4.95 +1.17%)
アマゾン<AMZN> 224.55(+3.89 +1.76%)
アルファベットC<GOOG> 197.45(+3.04 +1.56%)
テスラ<TSLA> 433.67(+19.85 +4.80%)
メタ<META> 612.10(+0.80 +0.13%)
AMD<AMD> 121.19(+2.75 +2.32%)
エヌビディア<NVDA> 137.83(+4.26 +3.19%)
イーライリリー<LLY> 742.00(-15.61 -2.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ平均 43589.55(+436.42 +1.01%)
ナスダック 19642.56(+304.27 +1.56%)
CME日経平均先物 38915(大証終比:+445 +1.15%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は400ドル超の大幅反発となっている。IT・ハイテク株にも買い戻しが膨らみ、ナスダックも大幅高。このままで行けば、今週の株価指数は週足陽線を達成しそうな情勢で、11月の米大統領選挙の週以来の上昇ペースになりそうだ。
先週金曜日の米雇用統計の強さが衝撃を与え、今週も動向が危惧されたが、インフレ指標がそれを相殺した。後退していたFRBの利下げ期待を復活しているほか、気掛かりとなっていた米国債利回りも上げを一服。米大手銀の決算も予想通り好調で、決算シーズンは好調な滑り出しとなっている。
ただ、ストラテジストは「今年は利回り急騰、トランプ次期政権による関税の脅威、FRBの不透明な金利動向など、不安定なスタートとなった。その結果、今年の安値はすでに12月の安値を下回ったが、歴史的に見て、新年の第1四半期に12月安値を下回る安値をつけると上昇する確率は50%程度になってしまう」と述べている。次のきっかけが明確になるまで、株価は当面レンジ取引になると予想しているようだ。
投資家たちはトランプ氏が大統領に就任する来週をすでに見据えている。11月の選挙で勝利した直後、規制緩和と減税への期待で株価は上昇した。その期待が確認できるか注目しているようだ。
インテル<INTC>が上昇。ハイテクの専門サイトで、同社が買収のターゲットになるかもしれないという観測報道が伝わった。
半導体のコルボ<QRVO>が上昇。アクティビスト(物言う株主)として知られるスターボードが同社株を7.7%取得したことが明らかとなった。
アプライド・マテリアルズ<AMAT>、ラムリサーチ<LRCX>といった半導体製造装置株が上昇。アナリストが両銘柄の投資判断を「買い」に引き上げた。
クラウドプラットフォーム開発のクラウドフレア<NET>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は145ドル。
トラック輸送のJBハント・トランスポート・サービシズ<JBHT>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益が予想を下回ったことが嫌気されている。
光学機器のルメンタム<LITE>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は125ドルで前日終値よりも40%高い水準。
手術着など医療用アパレルのフィグス<FIGS>が下落。投資会社ストーリー3社からの買収提案を検討しないことを決定した。
資源サービスのシュルンベルジェ<SLB>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。
インテル<INTC> 21.21(+1.54 +7.83%)
コルボ<QRVO> 82.42(+8.83 +12.00%)
アプライド<AMAT> 190.03(+3.55 +1.90%)
ラムリサーチ<LRCX> 80.50(+1.28 +1.62%)
クラウドフレア<NET> 119.52(+4.70 +4.09%)
JBハント<JBHT> 173.45(-12.75 -6.85%)
フィグス<FIGS> 5.99(-0.14 -2.21%)
ルメンタム<LITE> 93.82(+4.46 +4.99%)
シュルンベルジェ<SLB> 44.13(+3.04 +7.40%)
アップル<AAPL> 229.83(+1.57 +0.69%)
マイクロソフト<MSFT> 429.53(+4.95 +1.17%)
アマゾン<AMZN> 224.55(+3.89 +1.76%)
アルファベットC<GOOG> 197.45(+3.04 +1.56%)
テスラ<TSLA> 433.67(+19.85 +4.80%)
メタ<META> 612.10(+0.80 +0.13%)
AMD<AMD> 121.19(+2.75 +2.32%)
エヌビディア<NVDA> 137.83(+4.26 +3.19%)
イーライリリー<LLY> 742.00(-15.61 -2.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース