米株価指数先物（9月限）（NY時間08:52）（日本時間21:52）
ダウ先物　45257（+260.00　+0.58％）
S＆P500　6498.00（+7.50　+0.12％）
ナスダック100先物　23906.00（-24.50　-0.10％）

　きょうの米株価指数先物市場でダウ先物、Ｓ＆Ｐ５００は上昇している一方、ナスダック１００は小幅安。先ほど発表の７月の米小売売上高は予想を若干下回る内容ではあったものの、米個人消費が底堅さが示唆されていた。

　５月分以降の米雇用統計が弱い内容となったことから、個人消費への警戒感も出ていたが、それは示されなかった。本日はアラスカで夕方から米ロ首脳会談が控えており、その内容待ちの状況もあり、全体的に様子見気分が広がりそうだ。

　米ロ首脳会談はアラスカ時間の昼、日本時間では１６日早朝から開始。何らかの結果が出るのは米株式市場の引け後というこもあり、本日の相場に関しては影響は限定的とも見られている。また、ウクライナ紛争の即時停戦への期待は低いと見られおり、トランプ大統領も次の２回目の会談が重要との認識を示していた。トランプ大統領の発言次第のところもあるが、今回は無難な通過となるのかもしれない。

　ダウ先物の上昇については、ダウ採用銘柄のユナイテッドヘルス<UNH>が時間外で大幅高となっていることが要因。バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が、４－６月（第２四半期）に同社株を購入したことが明らかとなったことで動意づいているようだ。

　ナスダック１００については、半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が前日引け後に発表した決算にネガティブな反応を見せており、他の半導体製造装置株も下落していることが重しとなっている模様。

　インテル<INTC>が本日も時間外で上昇。前日引け間際に米政府が同社に出資する可能性について協議しているとの報道が伝わった。株価が上昇していたが、本日のその流れを引き継いでいる。

　ハードディスクのサンディスク<SNDK>が決算を受け時間外で下落。第１四半期の見通しを嫌気しており、売上高は予想を上回る見通しを示したものの、粗利益率が予想を下回り、１株利益も予想を下回る見通しを示した。

（NY時間09:02）（日本時間22:02）時間外
アプライド<AMAT>　162.18（-26.06　-13.84%）
ユナイテッドヘルス<UNH>　300.20（+28.71　+10.57%）
インテル<INTC>　24.78（+0.92　+3.86%）
サンディスク<SNDK>　43.30（-3.38　-7.24%）

アップル<AAPL>　233.14(+0.36　+0.15％)
マイクロソフト<MSFT>　523.25(+0.77　+0.15％)
アマゾン<AMZN>　232.43(+1.45　+0.63％)
アルファベットC<GOOG>　205.20(+1.38　+0.68％)
アルファベットA<GOOGL>　204.54(+1.60　+0.79％)
テスラ<TSLA>　337.69(+2.11　+0.63％)
メタ<META>　784.50(+2.37　+0.30％)
エヌビディア<NVDA>　182.02(0.00　0.00％)
ＡＭＤ<AMD>　180.73(-0.22　-0.12％)
イーライリリー<LLY>　695.67(+11.24　+1.64％)

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース