2025年3月4日 3時01分
ダウ平均が下落 ISM指数を受けて下げに転じる=米国株序盤
NY株式3日(NY時間13:01)(日本時間03:01)
ダウ平均 43669.20(-171.71 -0.39%)
ナスダック 18692.48(-154.80 -0.82%)
CME日経平均先物 38010(大証終比:+150 +0.39%)
きょうのNY株式市場でダウ平均、ナスダックとも下落。この日発表の2月のISM製造業景気指数を受けてダウ平均は下げに転じている。全体指数は50.3と予想は下回ったものの、50の水準を維持した。ただ、新規受注や雇用指数は50の水準を下回っている一方、仕入価格は62.4に急伸している点にネガティブな反応を見せている模様。
本日から3月相場に入ったが、上値に重い展開が見られている。IT・ハイテク株が下落しているが、エヌビディア<NVDA>の下げが圧迫。先週末はトランプ大統領とゼレンスキー大統領が首脳会談で激しい口論となり、協定はまとまらなかったが、それでも米株式市場は終盤に急速な買い戻しが入り大幅高で終えていた。その流れが本日も続くか期待されたが、警戒感は依然として根強い模様。今週は金曜日に2月の米雇用統計などの重要指標が発表される。
2月相場は結局下落で終わっていたが、関税の期限が迫り来る中、慎重な声と楽観的な声が混在している。「株式市場がこの変化に耐えられるかどうかはまだ不明。いずれにせよ、関税は経済に衝撃を与える」といった声の一方、「いくつかのセンチメント指標やポジショニング指標は株価がすでに売られ過ぎていることを示唆している」といったコメントも聞かれた。
本日は2月に下げが顕著だったテスラ<TSLA>やビットコインが買われていたが、結局、テスラは上昇して始まったものの結局、下げに転じている。テスラ<TSLA>については、マスクCEOが先週土曜日に「われわれの事業遂行が卓越したものであれば、今後5年間で利益は10倍に成長する可能性がある」と投稿したことが買い手掛かりとなっていた模様。しかし、これについては疑問視する声も聞かれた。
仮想通貨関連株は上昇。トランプ大統領が2日、暗号資産(仮想通貨)の戦略備蓄を進める計画を明らかにし、ビットコイン以外も準備に含める考えも示した。これを受けて日曜日にビットコインが急伸。
半導体デバイス開発を手掛けるアレグロ・マイクロシステムズ<ALGM>が大幅高。同業のオン・セミ<ON>が同社の買収に関心を示していると伝わった。
カプリ<CPRI>が上昇。イタリアのアパレルブランドのプラダが同業のヴェルサーチェの買収で合意に近づいていると報じられた。ヴェルサーチェはカプリ傘下。
AI広告のアップロビン<APP>が続伸。同社は先週末引け後に約17.7億ドル残っている自社株買いプログラムの四半期ごとの購入限度額を変更した。
コインベース<COIN> 218.31(+2.69 +1.25%)
MARA<MARA> 14.83(+0.91 +6.54%)
ライオット<RIOT> 9.48(+0.20 +2.16%)
マイクロストラテジー<MSTR> 267.01(+11.58 +4.53%)
アップロビン<APP> 347.26(+21.52 +6.61%)
カプリ<CPRI> 23.47(+1.49 +6.78%)
アレグロ<ALGM> 26.25(+3.95 +17.71%)
アップル<AAPL> 242.02(+0.18 +0.07%)
マイクロソフト<MSFT> 395.05(-1.94 -0.49%)
アマゾン<AMZN> 208.99(-3.29 -1.55%)
アルファベットC<GOOG> 171.05(-1.17 -0.68%)
テスラ<TSLA> 290.55(-2.44 -0.83%)
メタ<META> 666.54(-1.66 -0.25%)
AMD<AMD> 100.56(+0.70 +0.70%)
エヌビディア<NVDA> 116.49(-8.43 -6.75%)
イーライリリー<LLY> 931.81(+11.18 +1.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ平均 43669.20(-171.71 -0.39%)
ナスダック 18692.48(-154.80 -0.82%)
CME日経平均先物 38010(大証終比:+150 +0.39%)
きょうのNY株式市場でダウ平均、ナスダックとも下落。この日発表の2月のISM製造業景気指数を受けてダウ平均は下げに転じている。全体指数は50.3と予想は下回ったものの、50の水準を維持した。ただ、新規受注や雇用指数は50の水準を下回っている一方、仕入価格は62.4に急伸している点にネガティブな反応を見せている模様。
本日から3月相場に入ったが、上値に重い展開が見られている。IT・ハイテク株が下落しているが、エヌビディア<NVDA>の下げが圧迫。先週末はトランプ大統領とゼレンスキー大統領が首脳会談で激しい口論となり、協定はまとまらなかったが、それでも米株式市場は終盤に急速な買い戻しが入り大幅高で終えていた。その流れが本日も続くか期待されたが、警戒感は依然として根強い模様。今週は金曜日に2月の米雇用統計などの重要指標が発表される。
2月相場は結局下落で終わっていたが、関税の期限が迫り来る中、慎重な声と楽観的な声が混在している。「株式市場がこの変化に耐えられるかどうかはまだ不明。いずれにせよ、関税は経済に衝撃を与える」といった声の一方、「いくつかのセンチメント指標やポジショニング指標は株価がすでに売られ過ぎていることを示唆している」といったコメントも聞かれた。
本日は2月に下げが顕著だったテスラ<TSLA>やビットコインが買われていたが、結局、テスラは上昇して始まったものの結局、下げに転じている。テスラ<TSLA>については、マスクCEOが先週土曜日に「われわれの事業遂行が卓越したものであれば、今後5年間で利益は10倍に成長する可能性がある」と投稿したことが買い手掛かりとなっていた模様。しかし、これについては疑問視する声も聞かれた。
仮想通貨関連株は上昇。トランプ大統領が2日、暗号資産(仮想通貨)の戦略備蓄を進める計画を明らかにし、ビットコイン以外も準備に含める考えも示した。これを受けて日曜日にビットコインが急伸。
半導体デバイス開発を手掛けるアレグロ・マイクロシステムズ<ALGM>が大幅高。同業のオン・セミ<ON>が同社の買収に関心を示していると伝わった。
カプリ<CPRI>が上昇。イタリアのアパレルブランドのプラダが同業のヴェルサーチェの買収で合意に近づいていると報じられた。ヴェルサーチェはカプリ傘下。
AI広告のアップロビン<APP>が続伸。同社は先週末引け後に約17.7億ドル残っている自社株買いプログラムの四半期ごとの購入限度額を変更した。
コインベース<COIN> 218.31(+2.69 +1.25%)
MARA<MARA> 14.83(+0.91 +6.54%)
ライオット<RIOT> 9.48(+0.20 +2.16%)
マイクロストラテジー<MSTR> 267.01(+11.58 +4.53%)
アップロビン<APP> 347.26(+21.52 +6.61%)
カプリ<CPRI> 23.47(+1.49 +6.78%)
アレグロ<ALGM> 26.25(+3.95 +17.71%)
アップル<AAPL> 242.02(+0.18 +0.07%)
マイクロソフト<MSFT> 395.05(-1.94 -0.49%)
アマゾン<AMZN> 208.99(-3.29 -1.55%)
アルファベットC<GOOG> 171.05(-1.17 -0.68%)
テスラ<TSLA> 290.55(-2.44 -0.83%)
メタ<META> 666.54(-1.66 -0.25%)
AMD<AMD> 100.56(+0.70 +0.70%)
エヌビディア<NVDA> 116.49(-8.43 -6.75%)
イーライリリー<LLY> 931.81(+11.18 +1.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース