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    2025年12月5日 5時00分

    ダラー・ゼネラル、決算受け大幅高 粗利益率改善で予想以上に利益拡大=米国株個別

    (NY時間14:57)(日本時間04:57)
    ダラー・ゼネラル<DG> 123.52(+13.63 +12.40%)

     ディスカウントストアのダラー・ゼネラル<DG>が大幅高。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回った。粗利益率が予想を上回った。26年度通期のガイダンスも公表し、既存店売上高の見通しを上方修正している。

     同社は26年度に約4730件の不動産関連プロジェクトを実行する計画で、その内訳は米国で約450店舗、メキシコで約10店舗の新規出店、約2000店舗の全面改装、約2250店舗の改装、約20店舗の移転を計画している。

     アナリストからも高評価が出ており、「今回も力強いビート&レイズを達成し、特に粗利益率が前年比1.10%ポイント改善したことが業績上振れの主要因となった。背景には、シュリンク(盗難・破損などによる在庫ロス)の改善、在庫に対する上乗せ利益の上昇がある。一部はLIFO会計(後入れ先出し法)による費用計上が相殺要因となった」と述べている。また「既存店売上高の伸びは来店客数の増加がすべてを牽引し、客単価は横ばいだった」とも指摘。

     一方、ディスカウント市場で絶好調のファイブ・ビロウ<FIVE>の前日発表のような突出した既存店売上高を同社が享受することは難しいとの見方も示している。同社は関税による価格上昇メリットが小さく、中国のTemuの影響後退による恩恵も限定的なためだという。

     また、粗利益率の回復余地は26年度通期に向けて、まだ残されていると述べ、収益性改善の継続を見込むとした。ただし、同社が育成を進めるリテールメディア事業の成長可能性については依然として不透明で、現時点では業績評価に織り込んでいないとも付け加えている。

    (8-10月・第3四半期)
    ・既存店売上高:2.5%増(予想:2.5%増)
    ・1株利益:1.28ドル(予想:0.94ドル)
    ・売上高:106.5億ドル(予想:106.2億ドル)
    ・粗利益率:29.9%(予想:29.5%)
    ・販売費および一般管理費比率:25.9%(予想:26.4%)
    ・営業利益:4.26億ドル(予想:3.28億ドル)

    (26年度通期見通し)
    ・既存店売上高:2.5~2.7%増(従来:2.1~2.6%増)(予想:2.5%増)
    ・1株利益:6.30~6.50ドル(従来:5.80~6.30ドル)(予想:6.12ドル)
    ・売上高:4.7~4.9%増(従来:4.3~4.8%増)

    【企業概要】
     米国において消耗品、季節商品、家庭用品、アパレルなど様々な商品を提供しているディスカウントの小売ストアチェーン。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース