2025年11月21日 22時44分
ダウ先物は227ドル高 ナスダック100もプラスに転じる NY連銀総裁の発言に反応=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:31)(日本時間22:31)
ダウ先物 46052(+227.00 +0.50%)
S&P500 6586.25(+28.75 +0.44%)
ナスダック100先物 24219.25(+87.75 +0.36%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも反発。前日に失速した流れを引き継いで、米株価指数先物も軟調な展開が見られていたが、通常取引開始に近づくにつれてプラスに転じている。
時間外でエヌビディア<NVDA>に買い戻しが入っており、他のIT・ハイテク株とともに指数先物の買い戻しをサポートしているようだ。
先ほどウィリアムズNY連銀総裁の講演が伝わったが、労働市場の軟化を背景に、「FRBが近いうちに再び利下げを行う余地がある」との見方を示したこともフォローとなっている模様。総裁の発言を受けて、短期金融市場では12月利下げの確率を75%まで一気に上昇させている。また、AI関連株も下げ幅を縮小し、エヌビディアのほかAMD<AMD>も上昇に転じている。
投資家は、緩和的な金融政策が鈍化する景気を下支えし、歴史的に高いIT・ハイテク株のバリュエーションを正当化すると期待しているようだ。
ただ、前日の失速を受けて懸念は根強い。自然な調整との声は多いものの、相場はやや過熱気味で、センチメント指標は極端な恐怖と不安を示しているとの指摘も出ている。来週は感謝祭ウィークになるが、そこに向けてもう一段の調整を警戒する声も根強い。
アパレルのギャップ<GPS>が決算を受け時間外で上昇。著名人を起用したマーケティングやブランドとの協業、在庫の再構築が奏功し、7四半期連続の増収となった。
アパレル廉価販売のロス・ストアーズ<ROST>が決算を受け時間外で上昇。通期の1株利益の見通しを上方修正している。新たなマーケティング施策が追い風となった。
環境ソリューションのエンバイリ<NVRI>が時間外で急伸。フランスのヴェオリアがエンバイリから環境サービス事業のクリーン・アース社を負債含め30億ドルで買収することで合意した。ヴェオリアは米国での事業拡大を一段と進める狙い。
クラウドソリューションのヴィーバ・システムズ<VEEV>が決算を受け時間外で下落。好決算ではあったものの、同社のボルトCRMの導入企業が想定よりもやや少ないとの指摘も出ている。
(NY時間08:41)(日本時間22:41)時間外
エンビリ<NVRI> 18.54(+4.97 +36.62%)
ギャップ<GAP> 24.55(+1.49 +6.46%)
ロス・ストアーズ<ROST> 165.49(+4.99 +3.11%)
ヴィーバ・システムズ<VEEV> 254.00(-16.50 -6.10%)
アップル<AAPL> 266.33(+0.08 +0.03%)
マイクロソフト<MSFT> 477.65(-0.78 -0.16%)
アマゾン<AMZN> 218.38(+1.24 +0.57%)
アルファベットC<GOOG> 296.50(+6.52 +2.25%)
アルファベットA<GOOGL> 295.82(+6.37 +2.20%)
テスラ<TSLA> 401.10(+5.87 +1.49%)
メタ<META> 590.56(+1.41 +0.24%)
エヌビディア<NVDA> 182.40(+1.76 +0.97%)
AMD<AMD> 208.20(+2.18 +1.06%)
イーライリリー<LLY> 1045.50(+2.21 +0.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 46052(+227.00 +0.50%)
S&P500 6586.25(+28.75 +0.44%)
ナスダック100先物 24219.25(+87.75 +0.36%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも反発。前日に失速した流れを引き継いで、米株価指数先物も軟調な展開が見られていたが、通常取引開始に近づくにつれてプラスに転じている。
時間外でエヌビディア<NVDA>に買い戻しが入っており、他のIT・ハイテク株とともに指数先物の買い戻しをサポートしているようだ。
先ほどウィリアムズNY連銀総裁の講演が伝わったが、労働市場の軟化を背景に、「FRBが近いうちに再び利下げを行う余地がある」との見方を示したこともフォローとなっている模様。総裁の発言を受けて、短期金融市場では12月利下げの確率を75%まで一気に上昇させている。また、AI関連株も下げ幅を縮小し、エヌビディアのほかAMD<AMD>も上昇に転じている。
投資家は、緩和的な金融政策が鈍化する景気を下支えし、歴史的に高いIT・ハイテク株のバリュエーションを正当化すると期待しているようだ。
ただ、前日の失速を受けて懸念は根強い。自然な調整との声は多いものの、相場はやや過熱気味で、センチメント指標は極端な恐怖と不安を示しているとの指摘も出ている。来週は感謝祭ウィークになるが、そこに向けてもう一段の調整を警戒する声も根強い。
アパレルのギャップ<GPS>が決算を受け時間外で上昇。著名人を起用したマーケティングやブランドとの協業、在庫の再構築が奏功し、7四半期連続の増収となった。
アパレル廉価販売のロス・ストアーズ<ROST>が決算を受け時間外で上昇。通期の1株利益の見通しを上方修正している。新たなマーケティング施策が追い風となった。
環境ソリューションのエンバイリ<NVRI>が時間外で急伸。フランスのヴェオリアがエンバイリから環境サービス事業のクリーン・アース社を負債含め30億ドルで買収することで合意した。ヴェオリアは米国での事業拡大を一段と進める狙い。
クラウドソリューションのヴィーバ・システムズ<VEEV>が決算を受け時間外で下落。好決算ではあったものの、同社のボルトCRMの導入企業が想定よりもやや少ないとの指摘も出ている。
(NY時間08:41)(日本時間22:41)時間外
エンビリ<NVRI> 18.54(+4.97 +36.62%)
ギャップ<GAP> 24.55(+1.49 +6.46%)
ロス・ストアーズ<ROST> 165.49(+4.99 +3.11%)
ヴィーバ・システムズ<VEEV> 254.00(-16.50 -6.10%)
アップル<AAPL> 266.33(+0.08 +0.03%)
マイクロソフト<MSFT> 477.65(-0.78 -0.16%)
アマゾン<AMZN> 218.38(+1.24 +0.57%)
アルファベットC<GOOG> 296.50(+6.52 +2.25%)
アルファベットA<GOOGL> 295.82(+6.37 +2.20%)
テスラ<TSLA> 401.10(+5.87 +1.49%)
メタ<META> 590.56(+1.41 +0.24%)
エヌビディア<NVDA> 182.40(+1.76 +0.97%)
AMD<AMD> 208.20(+2.18 +1.06%)
イーライリリー<LLY> 1045.50(+2.21 +0.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース