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    2025年10月21日 3時59分

    アルファベット、メタよりも短期的に有望との指摘=米国株個別

    (NY時間14:59)(日本時間03:59)
    アルファベットC<GOOG> 257.16(+3.37 +1.33%)
    アルファベットA<GOOGL> 256.52(+3.22 +1.27%)
    メタ<META> 732.39(+15.47 +2.16%)

     本日はIT・ハイテク株の買い戻しが強まっており、ナスダックは大幅高となっている。来週の大手ITの決算は特に注目だが、市場では高バリュエーションは否めないが、AI投資に楽観的な見方を示しているようだ。

     そのような中でアナリストからは、アルファベット<GOOG><GOOGL>はメタ<META>よりもAI投資の成果を早期に実現する可能性が高く、短期的にアルファベット株の方が有望だと指摘している。

     同アナリストは、アルファベットの目標株価を従来の270ドルから300ドルに引き上げた。投資判断は「買い」を維持。一方、メタの目標株価は870ドルから825ドルに引き下げている。投資判断は「買い」継続。

     メタのAI強化への取り組みと競合他社を上回る長期的な成長力の恩恵については前向きだが、短期的にはアルファベットの方が強気だという。これは、グーグルの「AIモード」や「AIオーバービュー」がまだ十分に収益化されていないが、同社への保守的な予想に基づいているという。

     アルファベットの株価は、今後12カ月の予想1株利益の24.2倍で取引されており、過去5年平均の21.8倍を上回っている。メタも24.3倍と、過去5年平均の21.3倍を上回っている状況。

     両社はいずれもAI事業に向けて数百億ドル規模の投資を行っている。特にアルファベットは検索関連を含むAI技術を支えるインフラ整備に注力。これには、グーグル検索のトップに自動生成されたAI回答を表示する「AIオーバービュー」や、AI検索機能「AIモード」などが含まれる。

     「AIオーバービューは検索クエリ数を10%押し上げており、その増分効果は時間とともに高まっている」という。「2026年にはAIモード内の広告(現在はベータ段階)が追い風となり、AIオーバービュー内広告の市場拡大も進むだろう」と予測した。

     一方、メタのAI投資のリターンは期待を下回る可能性があると警告している。「投資家はメタの大幅な設備投資と費用増加を10%台後半の売上成長が続くという期待のもとで容認してきた。しかし、経営陣はそれが実現しない可能性を認めつつあるようだ」と指摘している。

     両社はいずれも、来週10月29日の引け後に決算発表を予定。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース