2025年9月22日 22時04分
ダウ先物は反落 今週はイベントが少ない=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:52)(日本時間21:52)
ダウ先物 46452(-199.00 -0.43%)
S&P500 6703.50(-19.00 -0.28%)
ナスダック100先物 24798.00(-68.25 -0.27%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも反落。先週はFRBの利下げ期待から米株式市場は最高値更新したが、週明けはその動きが一服している。今週はイベントが少なく、突発的なニュースがなければ、ポジション調整の動きが主役となりそうだ。
金曜日に8月のPCE価格指数が公表されるが、パウエル議長は先週のFOMC後の会見で2%台後半の予想に言及していた。市場でもその水準が見込まれている。インフレよりも労働市場に市場の注目がやや傾斜している中、よほどのサプライズでない限り反応は限定的になる可能性も留意される。
仮想通貨関連株が下落。ビットコインやイーサに売りが強まっており、関連株も下落。15億ドル超のレバレッジ取引のロングが強制清算されたことを受けて下落。
一方、貴金属関連株が上昇。コモディティ市場で金が最高値を更新しているほか、銀も急上昇しており、関連株も上昇している。金ETFへの資金流入が3年ぶりの高水準となり、銀も2011年以来の高値に上昇している。FRBの利下げ期待が貴金属を押し上げており、地政学的リスクや貿易摩擦による安全資産への需要も重なったとしている。
ストラテジストからは慎重な声も出ており、「今週はマクロ的に最も静かな週であり、決算シーズンも一段落している。そのため、市場は噂やセンチメントに流されやすいだろう。FRBが利下げを再開したことで投資家は6カ月先の米株の見通しに強気になっているが、これは集団的過信の一例だと考えいる」との指摘も出ていた。
ニューモント<NEM>やバリック・マイニング<B>など貴金属株が時間外で上昇。先週のFRBの利下げを受け、金相場が再び最高値を更新したことが材料視されている。銀価格も上昇し、2011年8月以来の高値を付けた。
仮想通貨関連株が下落。暗号資産(仮想通貨)市場が全体的に売りが強まっており、ビットコインは一時11万1000ドル台まで下落。15億ドル超の強気ポジションが強制清算され、仮想通貨の急落を招いたとの指摘が出ている。イーサなど他の暗号資産も売りが加速している。
肥満治療薬スタートアップのメッツェラ<MTSR>が時間外で急騰。ファイザー<PFE>が企業価値を約49億ドルで同社を買収すると発表した。1株47.50ドルの現金を支払うほか、特定の業績目標達成時には追加で22.50ドルを支払う。
バイオ医薬品のMBXバイオサイエンシズ<MBX>が時間外で急騰。週1回投与の「キャンバパラタイド」を用いた慢性副甲状腺機能低下症患者を対象とする臨床試験(第2フェーズ)の結果を公表した。
(NY時間09:02)(日本時間22:02)時間外
ニューモント<NEM> 83.68(+1.96 +2.40%)
バリック・マイニング<B> 33.81(+0.82 +2.49%)
コインベース<COIN> 335.26(-7.20 -2.10%)
MARA<MARA> 17.78(-0.51 -2.79%)
ライオット<RIOT> 17.12(-0.34 -1.95%)
ストラテジー<MSTR> 336.80(-7.95 -2.31%)
メッツェラ<MTSR> 54.05(+20.73 +62.21%)
MBXバイオ<MBX> 23.80(+13.80 +138.00%)
アップル<AAPL> 247.90(+2.40 +0.98%)
マイクロソフト<MSFT> 515.07(-2.86 -0.55%)
アマゾン<AMZN> 230.68(-0.80 -0.35%)
アルファベットC<GOOG> 253.45(-1.79 -0.70%)
アルファベットA<GOOGL> 253.23(-1.49 -0.58%)
テスラ<TSLA> 431.19(+5.12 +1.20%)
メタ<META> 778.00(-0.38 -0.05%)
エヌビディア<NVDA> 175.94(-0.73 -0.41%)
AMD<AMD> 157.56(+0.17 +0.11%)
イーライリリー<LLY> 749.00(-2.99 -0.40%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 46452(-199.00 -0.43%)
S&P500 6703.50(-19.00 -0.28%)
ナスダック100先物 24798.00(-68.25 -0.27%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも反落。先週はFRBの利下げ期待から米株式市場は最高値更新したが、週明けはその動きが一服している。今週はイベントが少なく、突発的なニュースがなければ、ポジション調整の動きが主役となりそうだ。
金曜日に8月のPCE価格指数が公表されるが、パウエル議長は先週のFOMC後の会見で2%台後半の予想に言及していた。市場でもその水準が見込まれている。インフレよりも労働市場に市場の注目がやや傾斜している中、よほどのサプライズでない限り反応は限定的になる可能性も留意される。
仮想通貨関連株が下落。ビットコインやイーサに売りが強まっており、関連株も下落。15億ドル超のレバレッジ取引のロングが強制清算されたことを受けて下落。
一方、貴金属関連株が上昇。コモディティ市場で金が最高値を更新しているほか、銀も急上昇しており、関連株も上昇している。金ETFへの資金流入が3年ぶりの高水準となり、銀も2011年以来の高値に上昇している。FRBの利下げ期待が貴金属を押し上げており、地政学的リスクや貿易摩擦による安全資産への需要も重なったとしている。
ストラテジストからは慎重な声も出ており、「今週はマクロ的に最も静かな週であり、決算シーズンも一段落している。そのため、市場は噂やセンチメントに流されやすいだろう。FRBが利下げを再開したことで投資家は6カ月先の米株の見通しに強気になっているが、これは集団的過信の一例だと考えいる」との指摘も出ていた。
ニューモント<NEM>やバリック・マイニング<B>など貴金属株が時間外で上昇。先週のFRBの利下げを受け、金相場が再び最高値を更新したことが材料視されている。銀価格も上昇し、2011年8月以来の高値を付けた。
仮想通貨関連株が下落。暗号資産(仮想通貨)市場が全体的に売りが強まっており、ビットコインは一時11万1000ドル台まで下落。15億ドル超の強気ポジションが強制清算され、仮想通貨の急落を招いたとの指摘が出ている。イーサなど他の暗号資産も売りが加速している。
肥満治療薬スタートアップのメッツェラ<MTSR>が時間外で急騰。ファイザー<PFE>が企業価値を約49億ドルで同社を買収すると発表した。1株47.50ドルの現金を支払うほか、特定の業績目標達成時には追加で22.50ドルを支払う。
バイオ医薬品のMBXバイオサイエンシズ<MBX>が時間外で急騰。週1回投与の「キャンバパラタイド」を用いた慢性副甲状腺機能低下症患者を対象とする臨床試験(第2フェーズ)の結果を公表した。
(NY時間09:02)(日本時間22:02)時間外
ニューモント<NEM> 83.68(+1.96 +2.40%)
バリック・マイニング<B> 33.81(+0.82 +2.49%)
コインベース<COIN> 335.26(-7.20 -2.10%)
MARA<MARA> 17.78(-0.51 -2.79%)
ライオット<RIOT> 17.12(-0.34 -1.95%)
ストラテジー<MSTR> 336.80(-7.95 -2.31%)
メッツェラ<MTSR> 54.05(+20.73 +62.21%)
MBXバイオ<MBX> 23.80(+13.80 +138.00%)
アップル<AAPL> 247.90(+2.40 +0.98%)
マイクロソフト<MSFT> 515.07(-2.86 -0.55%)
アマゾン<AMZN> 230.68(-0.80 -0.35%)
アルファベットC<GOOG> 253.45(-1.79 -0.70%)
アルファベットA<GOOGL> 253.23(-1.49 -0.58%)
テスラ<TSLA> 431.19(+5.12 +1.20%)
メタ<META> 778.00(-0.38 -0.05%)
エヌビディア<NVDA> 175.94(-0.73 -0.41%)
AMD<AMD> 157.56(+0.17 +0.11%)
イーライリリー<LLY> 749.00(-2.99 -0.40%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース