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    2025年8月22日 4時23分

    ディズニー、ESPNで新サービス立ち上げ 従来のCATVには逆風の可能性 株価は小幅安=米国株個別

    (NY時間15:22)(日本時間04:22)
    ディズニー<DIS> 116.25(-0.80 -0.68%)

     ディズニー<DIS>は21日、傘下のスポーツ専門チャンネルESPNの新たなストリーミングアプリを立ち上げた。スポーツファンには朗報となる一方、従来のCATV事業者にとっては逆風となる可能性がある。

     「ESPN無制限プラン」と「ESPNセレクトプラン」の2種類で提供。無制限プランは月額29.99ドルで、ESPNの全リニアネットワークと年間4万7000件のライブイベントにアクセスできる。一方、セレクトプランは月額11.99ドルで、同プラットフォームの全コンテンツに加え、年間3万2000件以上のライブスポーツにアクセス可能。

     新サービス開始は、従来のテレビ離れを加速させる可能性がある。複数の配信サービスを通じて好みのコンテンツを視聴できるのであれば、ケーブル契約を続ける理由は薄れる。

     調査会社ニールセンによると、5月にはストリーミング視聴時間が放送とケーブルの合計を初めて上回った。8月の最新報告でも、ストリーミング視聴の比率はさらに拡大している。

     投資家もこの変化に注目し、今年に入り、コムキャスト<CMCSA>の株価は11%下落、チャーター・コミュニケーションズ<CHTR>は23%下落している。ニールセンの担当者は「秋のフットボールシーズンと新しい放送年度を迎える今後数カ月はTV業界にとって極めて重要になる」と指摘。「この夏、ストリーミングのリーチと深みが拡大してきたが、秋のスポーツの影響やマルチプラットフォーム企業がその効果を活用できるかどうかが今後の成功を左右する最大の要因になるだろう」と述べた。

     アナリストは「ESPNの新DTCサービスは、マルチビュー、コマース、ベッティング、パーソナライズなど多くの機能を備えた充実した提供になるだろう。これは26年度以降のスポーツ事業成長に大きく寄与するはずだ」と述べ、ディズニーの投資判断を「買い」、目標株価を140ドルとしている。

     一方、慎重な見方もある。別のアナリストは「われわれはESPNストリーミングに懐疑的だ。スポーツファンが、ESPNおよびABCの試合だけでCBS、NBC、FOX、TNT/TBSなどで放映される主要な全米放送ゲームを含まないサービスにお金を払うのか疑問だからだ」と述べた。同アナリストはディズニーを「中立」とし、目標株価は設定していない。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース