デジタル決済プラットフォームのセズル<SEZL>が下落。同社はミネソタ州の米連邦地裁に、ｅコマースのショッピファイ<SHOP>を反トラスト法違反で提訴した。同社は訴状の中で、ショッピファイが「今買って後で支払う（Buy Now Pay Later）」サービスの競争を妨げるために、独占的かつ反競争的なビジネス慣行を行っていると主張している。

　同社は５月７日に公表した２０２５年の業績見通しを再確認した上で、第１四半期におけるショッピファイのｅコマースプラットフォームでの総取扱高（ＧＭＶ）に関連したわれわれの売上高は売上高全体の５％未満であったと述べている。

【企業概要】
　小売加盟店が消費者に従来のクレジットに代わる柔軟な選択肢を提供できるデジタル決済プラットフォームを提供する。消費者は支払いオプションとして購入代金を分割後払い決済とすることができるほか、信用構築サービスも導入。クレジットカード利用頻度の低い若い世代を中心に利用者を拡大している。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


株探ニュース