（NY時間09:59）（日本時間22:59）
ケーシーズ・ゼネラル<CASY>　505.66（+66.37　+15.11%）

　コンビニを展開するケーシーズ・ゼネラル・ストアーズ<CASY>が上昇。前日引け後に２－４月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、ＥＢＩＴＤＡとも予想を大きく上回った。燃料部門の利益改善と市場シェア拡大が要因。

　同社は声明で「ホットサンドやベーカリー、アルコール・ノンアルコール飲料の好調により、既存店売上高は業界を上回る２．６％増となった、２年比較では７．１％増となっている」と述べた。

　アナリストは「燃料部門の利益が予想を上回ったほか、食料品も予想を上回ったことで好調な結果となった。２０２６年通期のガイダンスで、既存店売上高と利益、燃料の既存店販売量、営業費用についてはほぼ予想通りだったが、資本支出と新規店舗数はやや予想を上回った」と述べている。

（２－４月・第４四半期）
・既存店売上高：2.6％増
　　ガソリン：0.1％増（予想：0.2％減）
　　食品・日用品：1.8％増（予想：2.4％増）
　　調理済み食品：1.5％増（予想：3.5％増）
・１株利益：2.63ドル（予想：1.93ドル）
・売上高：39.9億ドル　11％増（予想：39.4億ドル）
　　燃料関連：24.4億ドル（予想：24.0億ドル）
　　食品・日用品：10.2億ドル（予想：10.2億ドル）
　　調理済み食品・飲料：3.92億ドル（予想：4.03億ドル）
　　その他：1.40億ドル（予想：1.26億ドル）
・EBITDA（調整後）：2.63億ドル（予想：2.39億ドル）
・燃料粗利益：3.08億ドル（予想：2.90億ドル）

（２６年通期見通し）
・既存店売上高：2～5％増

【企業概要】
　米国においてコンビニエンスストアチェーンを展開する。ピザ・ドーナツ・サンドイッチなどの出来立ての食品を含む様々な食品、飲料、タバコ、健康・美容補助食品、自動車用品やその他の非食品などを取り扱う。セルフサービスによる燃料販売も行う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース