2024年6月6日 11時37分
話題株ピックアップ【昼刊】:アドテスト、ソフトバンクG、東ソー
■レジル <176A> 1,615円 +165 円 (+11.4%) 11:30現在
レジル<176A>が反発。光通信<9435>のグループ会社が5日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、レジル株の保有割合が5.10%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入っている。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は5月29日。
■アドバンテスト <6857> 5,507円 +260 円 (+5.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率8位
アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連が大きく水準を切り上げている。前日の米国株市場では長期金利低下を背景にハイテク株に物色の矛先が向き、半導体関連株への買いが顕著でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.5%高と値を飛ばした。特に画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が急騰し時価総額で3兆ドルを突破、アップル<AAPL>を抜き去りマイクロソフト<MSFT>に次ぐ第2位に浮上した。東京市場でもエヌビディアを顧客とするアドバンテストがこれに追随する動きとなっているほか、AI用半導体向け精密加工装置で需要取り込みが期待されるディスコなどが買い人気を集めている。
■富士石油 <5017> 518円 +24 円 (+4.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
富士石油<5017>が動意。5日移動平均線を絡めたもみ合いから上放れる兆しをみせている。石油元売り中堅だが、上流開発から撤退し輸入原油を精製してガソリンなどを生産する石油精製専業。バリュー株物色の流れが強まるなか、PER5倍台でPBRは0.4倍台と解散価値の半値以下に放置されている。25年3月期は年12円配と24年3月期からは3円減配となるがこれは記念配の剥落によるもので、2.3%前後の配当利回りをキープしている。株価500円台と値ごろ感があり、低PBR是正に向けた株主還元強化の思惑も株高を後押しする。
■ソフトバンクグループ <9984> 9,754円 +334 円 (+3.6%) 11:30現在
ソフトバンクグループ<9984>がカイ気配スタートで大幅続伸、物色人気に弾みがついている。前日は全体相場が先物主導で大きく下値を探るなか、日経225裁定解消に伴うインデックス売りをこなし400円を超える大幅高に買われ、マーケットの目を引いていたが、きょうもその余勢を駆って上値指向を明示している。英フィナンシャル・タイムズの電子版が5日、“物言う株主”として名を馳せる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが、ソフトバンクGの株式を大量取得し、同社に150億ドルの自社株買いを要求していると報じた。これが同社の株式価値向上につながるとの思惑を呼び、大口の投資資金を呼び込んでいる。
■東ソー <4042> 2,057円 +63.5 円 (+3.2%) 11:30現在
東ソー<4042>は反発している。5日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズの保有割合が5.06%と新たに5%を超えたことが判明。保有目的は、発行者に対して増配、自己株式の買い入れの頻度または総量、金庫株消却その他資本政策の変更を要求することがあるとしており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。なお、報告義務発生日は6月4日。
■ポート <7047> 2,282円 +52 円 (+2.3%) 11:30現在
ポート<7047>は反発している。5日の取引終了後、人材領域で成長を牽引している人材紹介サービスについて、第1四半期から非常に好調なスタートとなっていると発表しており、好材料視されている。企業の新卒採用意欲の本格的な回復や人材採用競争の激化など外部環境が良好な状況であることに加えて、就職活動が早期化・通年化されていくなかで、キャリアアドバイザーの増員が人材紹介成約件数の増加につながっているという。なお、25年3月期業績予想は、人材紹介売り上げの高い成長率が継続する前提で策定しているため、予想の修正はないとしている。
■トヨタ自動車 <7203> 3,281円 +63 円 (+2.0%) 11:30現在
トヨタ自動車<7203>が4日ぶりに反発した。型式認証を巡る不正行為に伴い、3車種の車両生産を停止することとなった同社は5日の取引終了後、5月8日に公表した総額1兆円を上限とする自己株式の取得状況について開示した。同月9日から31日までの間、取得株式数はゼロとなり、同社が5月に自社株買いに踏み切らなかったことが明らかになった。今後の自社株の買い余力を意識させる方向に作用し、押し目買いを誘う要因となったようだ。取得期間は25年4月30日までとなっている。
■レンゴー <3941> 1,029円 +17 円 (+1.7%) 11:30現在
レンゴー<3941>が4日ぶりに反発している。5日にグループの2030年度に向けた環境目標「エコチャレンジ2030」の指標・目標の見直しを発表。環境投資に概算700億円を組み込んだとしており、従来の350億円から積み増したことが好材料視されている。
■ロート製薬 <4527> 3,009円 +28.5 円 (+1.0%) 11:30現在
ロート製薬<4527>が6日続伸している。この日の寄り前、オーストリアの製薬会社モノ・ケムファーム・プロドゥクト社の株式の51%を7月末をメドに取得すると発表しており、好材料視されている。モノ社は、オーストリアを中心に眼科用医薬品・医療機器や耳鼻咽喉科用医薬品などの製造・販売を行う企業グループ。今回の子会社化により、モノ社の高品質な生産力とロートの研究技術開発力・商品力を融合させ、欧州の中心地における製造・販売拠点を活用することで、欧州における革新的な事業の創出とアイケア事業の拡大を目指すとしている。取得価額は約51億円。株式取得が成立した場合にはのれんが発生する見込みだが、業績に与える影響は軽微としている。
■ホンダ <7267> 1,681.5円 +13.5 円 (+0.8%) 11:30現在
ホンダ<7267>が4日ぶりに反発している。この日、米国オハイオ州メアリズビルの四輪車生産拠点で、新型燃料電池車(FCV)の生産を開始したと発表しており、好材料視されている。新型車「CR-V e:FCEV」は、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ新しいタイプのFCVで、燃料電池車が持つ長い航続距離と水素の充填時間の短さといった特徴はそのままに、家庭や外出先で充電できるプラグイン機能を加えることで利便性を更に高めたのが特徴。米国で乗用車のFCVを量産するのは自動車メーカーで初めてのことで、24年中に米国及び日本での発売を予定しているという。
■科研製薬 <4521> 3,885円 +30 円 (+0.8%) 11:30現在
科研製薬<4521>が続伸、今週明け3日につけた3874円の年初来高値をクリアし新値街道に復帰した。整形外科領域を主力とする中堅製薬メーカーで配当利回りが3.9%前後と高い。旧村上ファンド系投資会社であるシティインデックスイレブンスが5日付で提出した大量保有報告書によると、シティインデックスイレブンスと共同保有者の同社株の保有比率が5.03%と新たに5%を超えたことが判明、これが株価の刺激材料となっている。保有目的は「純投資・重要提案行為を行うため」としており、“物言う株主”の大株主浮上で、株式価値向上に向けた動きを先取りする買いを誘導している。
■ワールド <3612> 2,015円 -146 円 (-6.8%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
ワールド<3612>が大幅反落している。5日の取引終了後に発表した5月度の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比1.5%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。好天の大型連休で良好に滑り出したものの、その後は前年コロナ5類移行後の店頭回帰に一巡感が出た。気温が上昇していくなか、展開商材を切り替えて鮮度アップを図ったものの、休日数が前年より1日少ないマイナスの影響が約2.0%あったと推計されることもあり、既存店売上高は前年割れとなった。
■くら寿司 <2695> 4,455円 -250 円 (-5.3%) 11:30現在 東証プライム 下落率4位
くら寿司<2695>が急反落している。5日に5月度の月次情報を開示した。既存店売上高は前年同月比0.6%増と6カ月連続で増収を確保したものの、伸び率は4月の4.0%から縮小した。既存店客数は同5.2%減と2カ月連続で前年の水準を割り込み、下落率は4月の2.7%を上回った。業況のモメンタムを懸念した売りが出たようだ。全店ベースの売上高は同2.7%増となった。
■レーザーテック <6920> 34,250円 -1,310 円 (-3.7%) 11:30現在
レーザーテック<6920>は大幅に8日続落している。5日に空売り投資家で知られるスコーピオン・キャピタルがレーザーテクに関するレポートを公開。不正会計などの疑いなどを指摘しつつ、同社株の空売りを表明した。同日の取引終了後にレーザーテクは「不正会計の疑惑について明確に否定する」とのコメントを開示したものの、買い向かう姿勢は限られている。6日の東京市場では半導体株全般に上昇圧力が掛かるなかで、同社株は逆行安を演じる形となり、4月23日につけた年初来安値に迫りつつある。
■イオンモール <8905> 1,908円 -23 円 (-1.2%) 11:30現在
イオンモール<8905>が6日ぶりに反落している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「イオンが『イオンモール』の国内出店を取りやめる。予定していた案件を2025年度以降に先送りし、24年度の新規開業は26年ぶりにゼロとなる見通し」と報じられており、業績への影響を警戒した売りが出ているようだ。記事によると、24年度は「イオンモール須坂」を春に開業予定だったが、25年秋に延期したほか、24年3月に着工した「同仙台雨宮」も開業は25年秋にずれ込むとしている。建設業界の人手不足や資材価格の高騰が要因としており、今期は既存施設の改装などに注力するもようだ。
■カラダノート <4014> 640円 +100 円 (+18.5%) ストップ高 11:30現在
カラダノート<4014>はストップ高。5日の取引終了後、大和ハウス工業<1925>と住宅領域で業務提携したと発表。これが材料視されている。家づくりをサポートするオンライン完結型サービス「かぞくのおうち」の全国展開を加速させていく。今後も提携社数を増やし、同サービスの対応エリアを拡充していく。
●ストップ高銘柄
ジィ・シィ企画 <4073> 1,052円 +150 円 (+16.6%) ストップ高 11:30現在
など、2銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
レジル<176A>が反発。光通信<9435>のグループ会社が5日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、レジル株の保有割合が5.10%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入っている。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は5月29日。
■アドバンテスト <6857> 5,507円 +260 円 (+5.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率8位
アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連が大きく水準を切り上げている。前日の米国株市場では長期金利低下を背景にハイテク株に物色の矛先が向き、半導体関連株への買いが顕著でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.5%高と値を飛ばした。特に画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が急騰し時価総額で3兆ドルを突破、アップル<AAPL>を抜き去りマイクロソフト<MSFT>に次ぐ第2位に浮上した。東京市場でもエヌビディアを顧客とするアドバンテストがこれに追随する動きとなっているほか、AI用半導体向け精密加工装置で需要取り込みが期待されるディスコなどが買い人気を集めている。
■富士石油 <5017> 518円 +24 円 (+4.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
富士石油<5017>が動意。5日移動平均線を絡めたもみ合いから上放れる兆しをみせている。石油元売り中堅だが、上流開発から撤退し輸入原油を精製してガソリンなどを生産する石油精製専業。バリュー株物色の流れが強まるなか、PER5倍台でPBRは0.4倍台と解散価値の半値以下に放置されている。25年3月期は年12円配と24年3月期からは3円減配となるがこれは記念配の剥落によるもので、2.3%前後の配当利回りをキープしている。株価500円台と値ごろ感があり、低PBR是正に向けた株主還元強化の思惑も株高を後押しする。
■ソフトバンクグループ <9984> 9,754円 +334 円 (+3.6%) 11:30現在
ソフトバンクグループ<9984>がカイ気配スタートで大幅続伸、物色人気に弾みがついている。前日は全体相場が先物主導で大きく下値を探るなか、日経225裁定解消に伴うインデックス売りをこなし400円を超える大幅高に買われ、マーケットの目を引いていたが、きょうもその余勢を駆って上値指向を明示している。英フィナンシャル・タイムズの電子版が5日、“物言う株主”として名を馳せる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが、ソフトバンクGの株式を大量取得し、同社に150億ドルの自社株買いを要求していると報じた。これが同社の株式価値向上につながるとの思惑を呼び、大口の投資資金を呼び込んでいる。
■東ソー <4042> 2,057円 +63.5 円 (+3.2%) 11:30現在
東ソー<4042>は反発している。5日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズの保有割合が5.06%と新たに5%を超えたことが判明。保有目的は、発行者に対して増配、自己株式の買い入れの頻度または総量、金庫株消却その他資本政策の変更を要求することがあるとしており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。なお、報告義務発生日は6月4日。
■ポート <7047> 2,282円 +52 円 (+2.3%) 11:30現在
ポート<7047>は反発している。5日の取引終了後、人材領域で成長を牽引している人材紹介サービスについて、第1四半期から非常に好調なスタートとなっていると発表しており、好材料視されている。企業の新卒採用意欲の本格的な回復や人材採用競争の激化など外部環境が良好な状況であることに加えて、就職活動が早期化・通年化されていくなかで、キャリアアドバイザーの増員が人材紹介成約件数の増加につながっているという。なお、25年3月期業績予想は、人材紹介売り上げの高い成長率が継続する前提で策定しているため、予想の修正はないとしている。
■トヨタ自動車 <7203> 3,281円 +63 円 (+2.0%) 11:30現在
トヨタ自動車<7203>が4日ぶりに反発した。型式認証を巡る不正行為に伴い、3車種の車両生産を停止することとなった同社は5日の取引終了後、5月8日に公表した総額1兆円を上限とする自己株式の取得状況について開示した。同月9日から31日までの間、取得株式数はゼロとなり、同社が5月に自社株買いに踏み切らなかったことが明らかになった。今後の自社株の買い余力を意識させる方向に作用し、押し目買いを誘う要因となったようだ。取得期間は25年4月30日までとなっている。
■レンゴー <3941> 1,029円 +17 円 (+1.7%) 11:30現在
レンゴー<3941>が4日ぶりに反発している。5日にグループの2030年度に向けた環境目標「エコチャレンジ2030」の指標・目標の見直しを発表。環境投資に概算700億円を組み込んだとしており、従来の350億円から積み増したことが好材料視されている。
■ロート製薬 <4527> 3,009円 +28.5 円 (+1.0%) 11:30現在
ロート製薬<4527>が6日続伸している。この日の寄り前、オーストリアの製薬会社モノ・ケムファーム・プロドゥクト社の株式の51%を7月末をメドに取得すると発表しており、好材料視されている。モノ社は、オーストリアを中心に眼科用医薬品・医療機器や耳鼻咽喉科用医薬品などの製造・販売を行う企業グループ。今回の子会社化により、モノ社の高品質な生産力とロートの研究技術開発力・商品力を融合させ、欧州の中心地における製造・販売拠点を活用することで、欧州における革新的な事業の創出とアイケア事業の拡大を目指すとしている。取得価額は約51億円。株式取得が成立した場合にはのれんが発生する見込みだが、業績に与える影響は軽微としている。
■ホンダ <7267> 1,681.5円 +13.5 円 (+0.8%) 11:30現在
ホンダ<7267>が4日ぶりに反発している。この日、米国オハイオ州メアリズビルの四輪車生産拠点で、新型燃料電池車(FCV)の生産を開始したと発表しており、好材料視されている。新型車「CR-V e:FCEV」は、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ新しいタイプのFCVで、燃料電池車が持つ長い航続距離と水素の充填時間の短さといった特徴はそのままに、家庭や外出先で充電できるプラグイン機能を加えることで利便性を更に高めたのが特徴。米国で乗用車のFCVを量産するのは自動車メーカーで初めてのことで、24年中に米国及び日本での発売を予定しているという。
■科研製薬 <4521> 3,885円 +30 円 (+0.8%) 11:30現在
科研製薬<4521>が続伸、今週明け3日につけた3874円の年初来高値をクリアし新値街道に復帰した。整形外科領域を主力とする中堅製薬メーカーで配当利回りが3.9%前後と高い。旧村上ファンド系投資会社であるシティインデックスイレブンスが5日付で提出した大量保有報告書によると、シティインデックスイレブンスと共同保有者の同社株の保有比率が5.03%と新たに5%を超えたことが判明、これが株価の刺激材料となっている。保有目的は「純投資・重要提案行為を行うため」としており、“物言う株主”の大株主浮上で、株式価値向上に向けた動きを先取りする買いを誘導している。
■ワールド <3612> 2,015円 -146 円 (-6.8%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
ワールド<3612>が大幅反落している。5日の取引終了後に発表した5月度の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比1.5%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。好天の大型連休で良好に滑り出したものの、その後は前年コロナ5類移行後の店頭回帰に一巡感が出た。気温が上昇していくなか、展開商材を切り替えて鮮度アップを図ったものの、休日数が前年より1日少ないマイナスの影響が約2.0%あったと推計されることもあり、既存店売上高は前年割れとなった。
■くら寿司 <2695> 4,455円 -250 円 (-5.3%) 11:30現在 東証プライム 下落率4位
くら寿司<2695>が急反落している。5日に5月度の月次情報を開示した。既存店売上高は前年同月比0.6%増と6カ月連続で増収を確保したものの、伸び率は4月の4.0%から縮小した。既存店客数は同5.2%減と2カ月連続で前年の水準を割り込み、下落率は4月の2.7%を上回った。業況のモメンタムを懸念した売りが出たようだ。全店ベースの売上高は同2.7%増となった。
■レーザーテック <6920> 34,250円 -1,310 円 (-3.7%) 11:30現在
レーザーテック<6920>は大幅に8日続落している。5日に空売り投資家で知られるスコーピオン・キャピタルがレーザーテクに関するレポートを公開。不正会計などの疑いなどを指摘しつつ、同社株の空売りを表明した。同日の取引終了後にレーザーテクは「不正会計の疑惑について明確に否定する」とのコメントを開示したものの、買い向かう姿勢は限られている。6日の東京市場では半導体株全般に上昇圧力が掛かるなかで、同社株は逆行安を演じる形となり、4月23日につけた年初来安値に迫りつつある。
■イオンモール <8905> 1,908円 -23 円 (-1.2%) 11:30現在
イオンモール<8905>が6日ぶりに反落している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「イオンが『イオンモール』の国内出店を取りやめる。予定していた案件を2025年度以降に先送りし、24年度の新規開業は26年ぶりにゼロとなる見通し」と報じられており、業績への影響を警戒した売りが出ているようだ。記事によると、24年度は「イオンモール須坂」を春に開業予定だったが、25年秋に延期したほか、24年3月に着工した「同仙台雨宮」も開業は25年秋にずれ込むとしている。建設業界の人手不足や資材価格の高騰が要因としており、今期は既存施設の改装などに注力するもようだ。
■カラダノート <4014> 640円 +100 円 (+18.5%) ストップ高 11:30現在
カラダノート<4014>はストップ高。5日の取引終了後、大和ハウス工業<1925>と住宅領域で業務提携したと発表。これが材料視されている。家づくりをサポートするオンライン完結型サービス「かぞくのおうち」の全国展開を加速させていく。今後も提携社数を増やし、同サービスの対応エリアを拡充していく。
●ストップ高銘柄
ジィ・シィ企画 <4073> 1,052円 +150 円 (+16.6%) ストップ高 11:30現在
など、2銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース