2024年2月21日 16時12分
【↓】日経平均 大引け| 3日続落、半導体関連株などに売りが膨らむ (2月21日)
日経平均株価
始値 38191.97
高値 38339.70(10:24)
安値 38095.15(12:49)
大引け 38262.16(前日比 -101.45 、 -0.26% )
売買高 15億3549万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆2861億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は110円安と3日続落、一時200円を超す下落に
2.前日の米国は半導体関連株などの下落でナスダック指数など安い
3.米国時間21日の米エヌビディアの決算発表を前に買い手控えも
4.東エレクやレーザーテク、アドテストなど半導体株が値を下げる
5.郵船など海運株が堅調で、トヨタや任天堂、伊藤忠が買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比64ドル安と続落した。ハイテク株を中心に利益確定売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日続落。半導体関連株などに売りが膨らみ、全体相場は軟調に推移した。
前日の米株式市場は、半導体関連株などに売りが膨らみNYダウやナスダック指数が下落した。これを受け、日経平均も値を下げてスタートし、一時200円を超える下落となった。東京市場でも半導体関連などのハイテク株を中心に売りが先行した。米国時間の21日に米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算発表が予定されており、買いを手控える動きも強まった。ただ、海運株や商社株の一角が買われるなどバリュー株を拾う動きも出ていた。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>といった半導体関連株が安く、ディスコ<6146>やSCREENホールディングス<7735>も軟調。ソニーグループ<6758>やキーエンス<6861>、SMC<6273>も値を下げた。ソフトバンクグループ<9984>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も下落した。
半面、日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>といった海運株が高く、三菱商事<8058>や伊藤忠商事<8001>が堅調。トヨタ自動車<7203>や任天堂<7974>、リクルートホールディングス<6098>が値を上げた。ファーストリテイリング<9983>やブリヂストン<5108>もしっかり。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、テルモ <4543>、バンナムHD <7832>、中外薬 <4519>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約48円。うち25円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、レーザーテク <6920>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約101円。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)ゴム製品、(3)パルプ・紙、(4)海運業、(5)ガラス土石製品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)保険業、(3)石油石炭製品、(4)機械、(5)空運業。
■個別材料株
△ハブ <3030> [東証S]
株主優待制度の拡充を材料視。
△BEENOS <3328> [東証P]
英アセット・バリューの保有割合5.22%で思惑的な買い。
△ブロメディア <4347> [東証S]
英投資ファンドの5%保有判明を思惑視。
△くふう <4376> [東証G]
300万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△メディアL <6659> [東証S]
KDDI <9433> の映像伝送IPネットワークに次世代IPゲートウェイが採用。
△レシップHD <7213> [東証S]
今期業績・配当予想を増額。
△スノーピーク <7816> [東証P]
買い付け価格1250円にサヤ寄せ、MBO正式発表。
△サマンサJP <7829> [東証G]
コナカ <7494> と株式交換による経営統合で基本合意。
△サンリオ <8136> [東証P]
SBI証券が目標株価を1万440円→1万2190円に引き上げ。
△あおぞら銀 <8304> [東証P]
第3四半期末の自己資本比率開示が刺激材料に。
▼ペルセウス <4882> [東証G]
新株予約権発行で需給悪化を懸念。
▼AIメカ <6227> [東証S]
新株予約権発行による潜在的な希薄化嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)BEENOS <3328>、(2)スノーピーク <7816>、(3)日本マイクロ <6871>、(4)あおぞら銀 <8304>、(5)一工薬 <4461>、(6)サンリオ <8136>、(7)鎌倉新書 <6184>、(8)古河電 <5801>、(9)ユアテック <1934>、(10)GMO-PG <3769>。
値下がり率上位10傑は(1)Dmミックス <7354>、(2)サンアスタ <4053>、(3)マーケットE <3135>、(4)大幸薬品 <4574>、(5)JBCCHD <9889>、(6)野村マイクロ <6254>、(7)アイザワ証G <8708>、(8)Appier <4180>、(9)K&Oエナジ <1663>、(10)ブロドリーフ <3673>。
【大引け】
日経平均は前日比101.45円(0.26%)安の3万8262.16円。TOPIXは前日比5.00(0.19%)安の2627.30。出来高は概算で15億3549万株。東証プライムの値上がり銘柄数は598、値下がり銘柄数は991となった。東証グロース250指数は745.35ポイント(19.87ポイント安)。
[2024年2月21日]
株探ニュース
始値 38191.97
高値 38339.70(10:24)
安値 38095.15(12:49)
大引け 38262.16(前日比 -101.45 、 -0.26% )
売買高 15億3549万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆2861億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は110円安と3日続落、一時200円を超す下落に
2.前日の米国は半導体関連株などの下落でナスダック指数など安い
3.米国時間21日の米エヌビディアの決算発表を前に買い手控えも
4.東エレクやレーザーテク、アドテストなど半導体株が値を下げる
5.郵船など海運株が堅調で、トヨタや任天堂、伊藤忠が買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比64ドル安と続落した。ハイテク株を中心に利益確定売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日続落。半導体関連株などに売りが膨らみ、全体相場は軟調に推移した。
前日の米株式市場は、半導体関連株などに売りが膨らみNYダウやナスダック指数が下落した。これを受け、日経平均も値を下げてスタートし、一時200円を超える下落となった。東京市場でも半導体関連などのハイテク株を中心に売りが先行した。米国時間の21日に米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算発表が予定されており、買いを手控える動きも強まった。ただ、海運株や商社株の一角が買われるなどバリュー株を拾う動きも出ていた。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>といった半導体関連株が安く、ディスコ<6146>やSCREENホールディングス<7735>も軟調。ソニーグループ<6758>やキーエンス<6861>、SMC<6273>も値を下げた。ソフトバンクグループ<9984>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も下落した。
半面、日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>といった海運株が高く、三菱商事<8058>や伊藤忠商事<8001>が堅調。トヨタ自動車<7203>や任天堂<7974>、リクルートホールディングス<6098>が値を上げた。ファーストリテイリング<9983>やブリヂストン<5108>もしっかり。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、テルモ <4543>、バンナムHD <7832>、中外薬 <4519>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約48円。うち25円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、レーザーテク <6920>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約101円。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)ゴム製品、(3)パルプ・紙、(4)海運業、(5)ガラス土石製品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)保険業、(3)石油石炭製品、(4)機械、(5)空運業。
■個別材料株
△ハブ <3030> [東証S]
株主優待制度の拡充を材料視。
△BEENOS <3328> [東証P]
英アセット・バリューの保有割合5.22%で思惑的な買い。
△ブロメディア <4347> [東証S]
英投資ファンドの5%保有判明を思惑視。
△くふう <4376> [東証G]
300万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△メディアL <6659> [東証S]
KDDI <9433> の映像伝送IPネットワークに次世代IPゲートウェイが採用。
△レシップHD <7213> [東証S]
今期業績・配当予想を増額。
△スノーピーク <7816> [東証P]
買い付け価格1250円にサヤ寄せ、MBO正式発表。
△サマンサJP <7829> [東証G]
コナカ <7494> と株式交換による経営統合で基本合意。
△サンリオ <8136> [東証P]
SBI証券が目標株価を1万440円→1万2190円に引き上げ。
△あおぞら銀 <8304> [東証P]
第3四半期末の自己資本比率開示が刺激材料に。
▼ペルセウス <4882> [東証G]
新株予約権発行で需給悪化を懸念。
▼AIメカ <6227> [東証S]
新株予約権発行による潜在的な希薄化嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)BEENOS <3328>、(2)スノーピーク <7816>、(3)日本マイクロ <6871>、(4)あおぞら銀 <8304>、(5)一工薬 <4461>、(6)サンリオ <8136>、(7)鎌倉新書 <6184>、(8)古河電 <5801>、(9)ユアテック <1934>、(10)GMO-PG <3769>。
値下がり率上位10傑は(1)Dmミックス <7354>、(2)サンアスタ <4053>、(3)マーケットE <3135>、(4)大幸薬品 <4574>、(5)JBCCHD <9889>、(6)野村マイクロ <6254>、(7)アイザワ証G <8708>、(8)Appier <4180>、(9)K&Oエナジ <1663>、(10)ブロドリーフ <3673>。
【大引け】
日経平均は前日比101.45円(0.26%)安の3万8262.16円。TOPIXは前日比5.00(0.19%)安の2627.30。出来高は概算で15億3549万株。東証プライムの値上がり銘柄数は598、値下がり銘柄数は991となった。東証グロース250指数は745.35ポイント(19.87ポイント安)。
[2024年2月21日]
株探ニュース