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    2026年4月14日 22時43分

    ジョンソン&ジョンソン、好決算も株価軟調=米国株個別

    (NY時間09:41)(日本時間22:41)
    ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 237.01(-0.95 -0.40%)

     ジョンソン&ジョンソン<JNJ>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、1株利益および売上高の見通しを上方修正した。新しいがん治療薬や難治性うつ病治療薬の好調がけん引した。

     同社の決算は業界の先行指標とみなされており、今回の堅調な内容は、薬価引き下げを巡る政府との合意がある中でも、大手製薬企業が引き続き好調であることを示唆している。ウォルクCFOは「新製品の販売促進や広告費を前倒しで計上している」と説明した。

     主な新製品には、自己免疫疾患治療薬「トレムフィア」や、最近買収した精神疾患治療薬「カプリタ」などが含まれる。また、乾せん治療薬「イコタイド」については専用の販売体制を構築中で、強い需要があるとしている。

     同社はトランプ政権との薬価引き下げ合意により、新たな医薬品関税の対象外となる見通し。

     主力の乾せん治療薬「ステララ」は後発薬との競争で売上が急減。一方、特許切れに伴う旧薬の減収を補うため、新薬の販売拡大を進めており、その分マーケティング費用が嵩んでいる。

     がん領域では、多発性骨髄腫治療薬「ダラザレックス」が好調。肺がん治療薬「リブレバント」と「ラズクルーズ」も約83%増と高い伸びを示した。難治性うつ病治療薬「スプラバト」の売上は46%超増加しや。

     医療機器部門では成長分野への集中を進めており、整形外科事業の分離も検討している。

     ただ、株価の反応は鈍く軟調な推移となっている。

    (1-3月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):2.70ドル(予想:2.69ドル)
    ・売上高:240.6億ドル 9.9%増(予想:236.6億ドル)
      医療機器:86.4億ドル 7.7%増(予想:85.5億ドル)
      医薬品:154.2億ドル
    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):11.45~11.65ドル(従来:11.43~11.63ドル)
    ・売上高:1003~1013億ドル(従来:1000~1010億ドル)(予想:1006億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース