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    2025年6月12日 8時05分

    株価指数先物【寄り前】 ロール中心で膠着だが、+3σ捉える展開も想定

    大阪6月限ナイトセッション
    日経225先物  38400 -40 (-0.10%)
    TOPIX先物 2789.5 +0.5 (+0.01%)
    シカゴ日経平均先物 38335 -105
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     11日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。5月の米消費者物価指数(CPI)が前月比0.1%上昇と市場予想(0.2%上昇)を下回ったほか、食品とエネルギーを除くコア指数は同0.1%上昇となり、市場予想(0.3%上昇)以下だった。トランプ米政権の関税政策が物価を押し上げるとの警戒は和らぎ、米長期金利が低下したことで、NYダウは240ドルあまり上昇する場面もあった。だが、中国が米国の自動車メーカーや製造業者向けのレアアース輸出許可に6カ月の制限を設ける方針と報じられ、不透明感が高まるなかで下落に転じた。

     S&P500業種別指数は、エネルギー、消費者サービス、資本財が上昇した一方で、小売、テクノロジー・ハード・機器、食品・生活必需品小売の弱さが目立った。NYダウ構成銘柄では、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、IBM<IBM>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、スリーエム<MMM>、キャタピラー<CAT>が買われた。半面、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、ホームデポ<HD>、アップル<AAPL>、ウォルマート<WMT>、シスコシステムズ<CSCO>が下落。

     シカゴ日経平均先物(清算値)は大阪比105円安の3万8335円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比40円高の3万8480円で始まった。その後もロング優勢の流れとなり、米国市場の取引開始直前には3万8750円まで上げ幅を広げる場面もみられた。買い一巡後は軟化し、終盤にかけて3万8300円まで売られ、3万8400円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや売り先行で始まることになろう。もっとも、ナイトセッションで一時3万8750円まで買われ、ボリンジャーバンドの+2σ(3万8520円)突破から+3σ(3万8900円)に接近する場面もあったため、利益確定に伴うロング解消が入りやすいところだろう。

     中国のレアアース輸出規制緩和は6カ月の期間限定との報道により不透明感が高まり、米国の主要な株価指数は下落したが、NYダウは一時3月5日以来の4万3000ドルに乗せたこともあり、利益確定の売りが入りやすかったとみられる。一方で、5月のCPIが予想を下回ったことにより過度なインフレ警戒は和らぐ形となり、売り一巡後は押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。

     6月限の先物・オプション特別清算指数算出日(メジャーSQ)を明日に控え、限月交代に伴うロールオーバーが中心となり、積極的にトレンドを取りに行く動きは限られよう。オプション権利行使価格の3万8500円を挟んだ狭いレンジでの推移がコンセンサスになりそうだ。ただ、ナイトセッションで+3σに接近する場面がみられたことで、+2σと+3σによるレンジに移行する可能性はありそうだ。

     +2σ水準での底堅さがみられてくるようだと、レンジの切り上がりによってヘッジ対応の動きが強まることも考えられる。そのため、オプション権利行使価格の3万8375円から3万8875円のレンジを想定しておきたい。

     11日の米VIX指数は17.26(10日は16.95)に上昇した。下向きで推移する25日移動平均線(18.84)が抵抗線として機能しているため、同線のほか200日線(19.64)を上回ってくるまでは、リスク選好に向かわせそうである。

     昨日のNT倍率は先物中心限月で13.78倍に上昇した。+1σ(13.74倍)を上回って推移しており、+2σ(13.83倍)とのレンジに移行してきた。5月14日につけた13.86倍が射程に入ってきたことで、NTロングに振れやすいだろう。米国市場の流れを引き継ぐ形で指数インパクトの大きい値がさハイテク株に利益確定の売りが入るようだと、NTロングを巻き戻す動きが強まりやすいとみられるが、+1σ接近ではNTロングに向かわせそうだ。

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