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    2025年6月3日 8時05分

    株価指数先物【寄り前】 200日線回復でセンチメントは改善

    大阪6月限ナイトセッション
    日経225先物 37770 +280 (+0.74%)
    TOPIX先物 2793.0 +14.5 (+0.52%)
    シカゴ日経平均先物 37805 +315
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     2日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ政権の鉄鋼・アルミニウム製品の関税引き上げ計画に対し、欧州連合(EU)が対抗措置を講じる用意があると表明するなど、米関税政策を巡る不透明感や、米中関係の緊張再燃が警戒されて売りが先行。NYダウは一時400ドル超下落する場面もあった。ただ、レビット大統領報道官が「トランプ大統領と中国の習近平国家主席が週内にも協議する可能性が高い」と明らかにすると、貿易交渉の進展期待から買い戻しが強まり、上昇に転じた。

     S&P500業種別指数は、半導体・同製造装置、エネルギー、食品・生活必需品小売が上昇した一方で、自動車・同部品、家庭用品・パーソナル用品、運輸の下げが目立った。NYダウ構成銘柄では、ナイキ<NKE>、ボーイング<BA>、IBM<IBM>、エヌビディア<NVDA>、シスコシステムズ<CSCO>が買われた。半面、セールスフォース<CRM>、スリーエム<MMM>、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>、キャタピラー<CAT>が下落。

     シカゴ日経平均先物(清算値)は大阪比315円高の3万7805円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比100円安の3万7390円で始まった。その後は3万7440円~3万7560円と日中終値を挟んで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後には下へのバイアスが強まり、3万7280円まで下落幅を広げた。ただし、売り一巡後はショートカバーによりプラス圏を回復すると、終盤にかけて上げ幅を広げて3万7840円まで買われる場面もみられ、3万7770円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになろう。ナイトセッションで一時3万7280円まで売られ、支持線として意識されていた25日移動平均線(3万7320円)を割り込む場面もあった。ただし、その後のリバウンドによって終値では200日線(3万7560円)を上回っている。5月26日の下落場面でも25日線までの調整を経てリバウンドをみせており、調整一巡感が意識されそうである。

     トランプ大統領と習主席が週内にも協議する見通しであることがショートカバーにつながったが、会談内容を見極めたいとするムードも高まりそうであり、ショートカバーが一巡した後は、次第に膠着感が強まるだろう。日経225先物は25日線からのリバウンドで200日線を突破したことでセンチメントを明るくさせそうだが、ボリンジャーバンドの+1σ(3万8000円)接近では強弱感が対立しやすいとみておきたい。

     まずは200日線水準での底固めを見極めつつ、押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。同線を上回っての推移するようだと、+1σ水準を試す動きが意識されやすいとみられる。そのため、オプション権利行使価格の3万7500円から3万8000円のレンジを想定する。

     2日の米VIX指数は18.36(30日は18.57)に低下した。一時20.45まで上昇して200日線(19.59)を突破し、25日線(20.69)に接近する場面もあったが、その後は下げに転じていた。足もとでは判断の分かれ目となる20.00を挟んで推移しているが、終値では20.00を下回っているため、リスク選好に傾きやすいだろう。

     NT倍率は先物中心限月で13.49倍に低下した。ボリンジャーバンドの-1σ(13.55倍)を割り込んで始まると、一時-2σ(13.47倍)まで下げている。2か月ぶりに-2σまで下げており、いったんはリバランスが入りやすい水準である。

    株探ニュース