株探米国株

NYダウ (6日終値)
42,762.87
+443.13
1.04%
S&P500 (6日終値)
6,000.36
+61.06
1.02%
19,529.95
+231.50
1.19%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  メタ・プラットフォームズ【META】
  •  >  ニュース
  •  >  ダウ平均、1100ドル超急伸 米中貿易協議進展でリスク選好=米国株概況
  • メタ・プラットフォームズ【META】最新ニュース

    NASDAQ
    株価 15分ディレイ
    META
    メタ・プラットフォームズ
    $697.71
    前日比
    +13.09 (+1.91%)
    NY時間
    06日 16:00
    日本時間
    07日 05:00
    $698.79
    +1.08 (+0.16%)
    06日 19:59
    07日 08:59
    PER
    27.3
    PSR
    10.7
    利回り
    0.29%
    時価総額 1兆5,171億9,546万ドル
    PER・PSRについて
    かぶたん プレミアム

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2025年5月13日 5時34分

    ダウ平均、1100ドル超急伸 米中貿易協議進展でリスク選好=米国株概況

    NY株式12日(NY時間16:22)(日本時間05:22)
    ダウ平均   42410.10(+1160.72 +2.81%)
    S&P500    5844.19(+184.28 +3.26%)
    ナスダック   18708.34(+779.42 +4.35%)
    CME日経平均先物 38810(大証終比:+1110 +2.86%)

     きょうのNY株式市場、ダウ平均は1100ドル超急伸。週末の米中貿易協議に進展が見られたことで、市場は全体的にリスク選好の雰囲気が強まった。中国にサプライチェーンを持つ企業を中心にIT・ハイテク株を始め、幅広い銘柄に買いが広がった。

     米中は週末にスイス・ジュネーブで行った貿易協議で、相互の関税率を一定期間引き下げることで合意。90日間の猶予が設定され、米国は中国に対する関税率を今月14日までに145%から30%に引き下げる。中国も関税率を125%から10%に引き下げる意向。市場からは想定以上の緩和との受け止めも多く、リスク回避の雰囲気を高めているようだ。

     ベッセント財務長官がインタビューに応じ、「今後数週間のうちに中国と再協議し、より大規模な合意を締結する見通しだ」と述べた。一部からは「貿易に関する不確実性のピークは過ぎたとは思われるものの、市場の変動はさらに続く。ベースシナリオは米国の実効関税率(中国を除く)は年末までに15%程度まで緩和されると考えている」とのコメントも出ていた。

     ダウ平均は4月2日の「解放の日」以降の下げを完全に取り戻し、200日線に顔合わせしている。夏から秋にかけて米経済指標が弱さの兆候を強めるのではとの警戒感も根強い中、このまま再度最高値を目指す展開には懐疑的な見方が多いものの、米株式市場はポジションも軽くなっていることから、ひとまず買い戻しが強まっているようだ。

     市場は今週も貿易摩擦が経済に与える影響を注視しそうだが、1-3月期決算がピークを過ぎる中、米経済指標も注目される。4月の米消費者物価指数(CPI)が明日発表され、小売売上高と生産者物価指数(PPI)が木曜日に発表される予定。また、決算は2-4月期がスタートし、シスコシステムズ<CSCO>やウォルマート<WMT>が週内に発表予定。

     IT・ハイテク株に買い戻しが強まる中、アップル<AAPL>が上昇。同社については別のニュースも伝わっており、秋発表のアイフォーンの新モデルで値上げを検討していると報じられた。なお本日の同社株は権利落ち日で、株価は理論上、配当分が差し引かれている。

     ボーイング<BA>が上昇。本日の市場は米中協議進展への期待からリスク選好の雰囲気が広がる中、同社株も上昇。中国の航空会社がトランプ関税の問題で同社製航空機の受領を拒否するのではとの警戒感が出ていたが、中国が米輸入品への関税を10%まで引き下げたことで、新型機の納入を再開する可能性が出てきたとみられている。

     決済システムを手掛けるACIワールドワイド<ACIW>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は従来の60ドルを維持。同社の堅調な第1四半期決算を理由に挙げている。

     カナダのeコマースのショッピファイ<SHOP>が大幅高。ナスダックが金曜日にナスダック100指数の算出銘柄に同社を採用すると発表したことが買い手掛かり。

     ビットコインに焦点を当てたベンチャー企業グリフォン・デジタル・マイニング<GRYP>が急騰。ビットコインのマイニングを手掛けるハット8<HUT>が過半数の株式を保有するアメリカン・ビットコイン社を買収すると伝わった。アメリカン・ビットコイン社にはトランプ家のエリック・トランプ氏およびトランプ・ジュニア氏も一部出資している。

     電力のNRGエナジー<NRG>が大幅高。同社は、LSパワー・エクイティー・アドバイザーズから天然ガス発電資産を負債を含めて約120億ドルで取得することで合意した。

     ハーレー・ダビッドソン<HOG>が上昇。同社は関税の想定される影響を更新し、2025年の米中間の製品に対する追加関税の総額は、直近の決算報告での見通しから4500万ドル減額した。

     ブロードバンド衛星技術を手掛けるエコスター<SATS>が下落。 米連邦通信委員会(FCC)が、携帯電話および衛星通信の周波数帯域のライセンスを不正に使用している疑いがあるとして同社の共同創業者で会長のアーゲン氏の調査を開始したと伝わった。

    ボーイング<BA> 198.53(+3.68 +1.89%)
    ACI<ACIW> 48.76(+2.20 +4.73%)
    ショッピファイ<SHOP> 104.34(+12.57 +13.70%)
    グリフォン<GRYP> 1.42(+0.90 +173.08%)
    ハット8<HUT> 15.52(+1.63 +11.74%)
    NRGエナジー<NRG> 150.61(+31.28 +26.21%)
    ハーレー<HOG> 24.85(+1.23 +5.21%)
    エコスター<SATS> 20.18(-4.01 -16.58%)

    アップル<AAPL> 210.79(+12.52 +6.31%)
    マイクロソフト<MSFT> 449.26(+10.53 +2.40%)
    アマゾン<AMZN> 208.64(+15.58 +8.07%)
    アルファベットC<GOOG> 159.58(+5.20 +3.37%)
    アルファベットA<GOOGL> 158.46(+5.71 +3.74%)
    テスラ<TSLA> 318.38(+20.12 +6.75%)
    エヌビディア<NVDA> 123.00(+6.35 +5.44%)
    メタ<META> 639.43(+46.94 +7.92%)
    AMD<AMD> 108.12(+5.28 +5.13%)
    イーライリリー<LLY> 755.57(+21.00 +2.86%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美