2024年6月19日 18時28分
株価指数先物【引け後】 海外勢のフローは限られ後場は持ち高調整
大阪9月限
日経225先物 38490 +90 (+0.23%)
TOPIX先物 2728.5 +14.5 (+0.53%)
日経225先物(9月限)は前日比90円高の3万8490円で取引を終了。寄り付きは3万8620円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8610円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後には3万8780円まで買われ、25日移動平均線を上回る場面も見られた。買い一巡後は前場中盤にかけて3万8630円まで上げ幅を縮めたが、13週線(3万8630円)辺りでの底堅さが意識されており、前場終盤にかけては3万8650円~3万8730円処での推移となった。ただし、ランチタイムで3万8600円を下回る動きとなり、後場は持ち高調整からロングを解消する動きが目立ち、後場中盤にかけて3万8420円まで上げ幅を縮める場面もみられた。終盤にかけては3万8450円~3万8500円処と日中のボトム圏での推移となった。
日経225先物は、朝方こそエヌビディア<NVDA>効果もあって、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への買いが日経平均株価を押し上げるなか、一時25日線を突破した。その後、東京エレクトロン <8035> [東証P]が下落に転じたこともあり、ロングを解消する動きに向かわせる形だった。年初来高値を更新したソフトバンクグループ <9984> [東証P]、TDK <6762> [東証P]も後場は上げ幅を縮める動きだった。
もっとも、上値の重さが意識されたというよりは、19日の米国市場が「奴隷解放記念日(ジューンティーンス)」で休場となるため、海外勢のフローが限られていた影響が大きかったと考えられる。積極的な売買は手控えられるため、明日も膠着感の強い展開を余儀なくされそうである。
日経225先物は25日線が3万8690円辺りに下がってきており、ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万8390円との狭いレンジでの推移が見込まれる。そのため、3万8500円を中心としたスキャルピング中心のトレードになりそうだ。-1σ水準では押し目狙いのロング対応となり、25日線水準では戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。ただし、あくまでもスキャルピング中心であり、クローズの動きは早い。
NT倍率は先物中心限月で14.10倍に低下した。200日線(14.13倍)を上回って始まり、一時14.20倍に上昇する場面も見られた。その後は東エレクが下げに転じるなど指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが軟化したこともあり、相対的に日経平均型が弱い動きとなった。25日線が14.06倍辺りに位置しており、同水準辺りまで低下する局面では、その後のリバランスを想定したNTロングを意識しておきたいところである。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万2031枚、ソシエテジェネラル証券が1万2460枚、サスケハナ・ホンコンが5025枚、バークレイズ証券が2362枚、JPモルガン証券が2287枚、日産証券が1618枚、SBI証券が1422枚、楽天証券が1167枚、野村証券が1158枚、auカブコム証券が1080枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万0379枚、ソシエテジェネラル証券が1万2099枚、ゴールドマン証券が3723枚、JPモルガン証券が2775枚、バークレイズ証券が2527枚、モルガンMUFG証券が2119枚、サスケハナ・ホンコンが2082枚、ビーオブエー証券が1321枚、BNPパリバ証券が943枚、野村証券が744枚だった。
株探ニュース
日経225先物 38490 +90 (+0.23%)
TOPIX先物 2728.5 +14.5 (+0.53%)
日経225先物(9月限)は前日比90円高の3万8490円で取引を終了。寄り付きは3万8620円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8610円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後には3万8780円まで買われ、25日移動平均線を上回る場面も見られた。買い一巡後は前場中盤にかけて3万8630円まで上げ幅を縮めたが、13週線(3万8630円)辺りでの底堅さが意識されており、前場終盤にかけては3万8650円~3万8730円処での推移となった。ただし、ランチタイムで3万8600円を下回る動きとなり、後場は持ち高調整からロングを解消する動きが目立ち、後場中盤にかけて3万8420円まで上げ幅を縮める場面もみられた。終盤にかけては3万8450円~3万8500円処と日中のボトム圏での推移となった。
日経225先物は、朝方こそエヌビディア<NVDA>効果もあって、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への買いが日経平均株価を押し上げるなか、一時25日線を突破した。その後、東京エレクトロン <8035> [東証P]が下落に転じたこともあり、ロングを解消する動きに向かわせる形だった。年初来高値を更新したソフトバンクグループ <9984> [東証P]、TDK <6762> [東証P]も後場は上げ幅を縮める動きだった。
もっとも、上値の重さが意識されたというよりは、19日の米国市場が「奴隷解放記念日(ジューンティーンス)」で休場となるため、海外勢のフローが限られていた影響が大きかったと考えられる。積極的な売買は手控えられるため、明日も膠着感の強い展開を余儀なくされそうである。
日経225先物は25日線が3万8690円辺りに下がってきており、ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万8390円との狭いレンジでの推移が見込まれる。そのため、3万8500円を中心としたスキャルピング中心のトレードになりそうだ。-1σ水準では押し目狙いのロング対応となり、25日線水準では戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。ただし、あくまでもスキャルピング中心であり、クローズの動きは早い。
NT倍率は先物中心限月で14.10倍に低下した。200日線(14.13倍)を上回って始まり、一時14.20倍に上昇する場面も見られた。その後は東エレクが下げに転じるなど指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが軟化したこともあり、相対的に日経平均型が弱い動きとなった。25日線が14.06倍辺りに位置しており、同水準辺りまで低下する局面では、その後のリバランスを想定したNTロングを意識しておきたいところである。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万2031枚、ソシエテジェネラル証券が1万2460枚、サスケハナ・ホンコンが5025枚、バークレイズ証券が2362枚、JPモルガン証券が2287枚、日産証券が1618枚、SBI証券が1422枚、楽天証券が1167枚、野村証券が1158枚、auカブコム証券が1080枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万0379枚、ソシエテジェネラル証券が1万2099枚、ゴールドマン証券が3723枚、JPモルガン証券が2775枚、バークレイズ証券が2527枚、モルガンMUFG証券が2119枚、サスケハナ・ホンコンが2082枚、ビーオブエー証券が1321枚、BNPパリバ証券が943枚、野村証券が744枚だった。
株探ニュース